むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2023年1月の様子

年長児
私たちの決意

 年明けに絵馬を作りました。

 今年一年どんなことを頑張りたいか、どんな風になりたいかなどを考えました。自分の決意に向かって頑張っているところを神様が見守ってくれているとみんなで話をしました。その決意や願い事の中に「みんなで一緒に」「みんなで〇〇したい」と書いている絵馬もありました。子どもたちの中での『みんな』が大きくなっていることを感じました。また、「私は〇〇ができるように・・」という思いが活動にも表れていて、さらに毎日の遊びの中で意欲が出てきたように思います。

 

 今年は例年よりも雪が少なくあまり雪遊びをする機会がなかったのですが、雪が降り始めた時に「よし、みんなでトンネル掘ってみよう」と協力しながらスコップで雪を一生懸命かいていました。その姿から腰が入っていることがわかり、子どもたちの足腰が強くなってきていることを感じました。開通すると、「私たちも遊びたい」という年中児に対して「いいよ。一緒に遊ぼう。」と誘っていました。年中児は、年長児の気持ちを受け取って大事に遊んでいました。年少児とも、そりで一緒に遊ぶ姿がありました。そこでも年少児や年中児を気遣いながら活動していました。お互いが思いやることで楽しさも倍増しているようでした。

 園で行ってきた行事や活動を、年中児に引き継ぐ場面が出てきました。年長児で楽しんできたことを「楽しいよ」「これからよろしくね」という気持ちを込めて教えている姿に、子どもたちが一生懸命取り組んできた姿勢や態度が現れていました。さらに、年長児としての真剣な気持ちが伝わってきました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 相手のことを考える、心を込めて、大切にするというのはどういうことなのか。動きややることに表れる事、目を見て挨拶をする、落ちついて歩く、物を優しく扱う、両手で受け取るなど普段から考えることに繋がりました。

(松井空子)

 
年中児
次はいよいよ…

 一月に入り、少しずつ年長児さんから年中児さんへの引き継ぎが始まりました。

 最初に引き継ぎを受けたのは『お点前』です。初めて見る子がほとんどで、普段とは全く違う雰囲気を子どもたちなりに感じたようです。年長児さんがお茶をたててくれる様子を、じっと見つめていました。「どうぞ」と運んできてもらったお茶を一口飲むと「はぁ」と大きく息を吐き、そこでようやく緊張が和らいだようでした。

 最後に感想を聞いてみると「おいしかった」というのが多かったですが、「座り方がかっこよかった」「作ってるところがかっこよかった」といつもの元気な年長児さんの姿とは違う一面に気づき『やってみたい』という気持ちになった子もいました。

 

 次は『俳句』です。年長児さんの俳句の時間に一緒に参加し、どんなことをするのか実際に見ることができました。俳句が何かわからない子が多かったのですが、できた句を声に出して一緒に読んだり、俳句の先生と年長児さんの間で飛び交うたくさんの言葉を聞いたりしたことで言葉の面白さを感じた子もいたようです。「何か他にありますか?」の問いかけに思わず手を挙げている子もいました。

 今までは年長児さんがやっているものと思って見ていたところが多かったと思います。しかし、実際に体験し、同じ雰囲気を感じたことで『ドキドキ』した緊張感と同時に、次は自分たちが年長児になるという気持ちと、新たな『わくわく』を見つけることができたのではないかと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 運動遊びをしました。子どもたち同士で「すごいね」と憧れたり、「できるようになりたい」と何度も挑戦したり、目標を決めて取り組んだことで、やってみようという気持ちに繋がりました。

(山内 麻知子)

 
年少児
発表会ってなんだっけ?

 発表会についてみんなで話をしました。「運動会じゃなくて発表会って何だっけ?」と笑い合う子もいました。「運動会はさ、鉄棒とか平均台とかやったじゃん。それがやりたい。」と言う子もいました。子どもたちが自分のやりたいこと、好きなこと、お家の人に見てもらいたいことを次々に話してくれました。私が思っていたよりも子どもたちはよく考え、色々な考えや思いを持っていることに気が付きました。その成長に嬉しさを感じるとともに子どもたちの考えたこと、やりたいことをどの様に発表会のステージで見せることができるのかを一緒に考えています。

 

 子どもたちみんなが大好きでいつも口ずさむ歌があります。その歌を聴いてもらいたいということになり、何番を歌うのか、歌のどこが好きなのか聞いてみました。すると子どもたちからは「ここが好き。」「このことばがいい。」「ここが歌いたいよね。」など積極的な考えが次々に出てきました。みんなの前で歌えるかどうか、心配なところもあります。でも、大切なのはステージの上だけではなく、自分の考えを話したり他の子の考えを聴いたりすることだと思っています。

 歌やダンスが大好きな子どもたちはワクワクドキドキしながら発表会のステージに立つ日を待っています。「発表会ってなんだっけ?」の気持ちがどの様に変わっていくのか、私はハラハラドキドキで待っています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 自分の考えたことを周りの子に伝えることができるようになり、周りの子も考えを聞いて同調したり違う考えを言うことができるようになりました。
  • 給食を楽しく食べることができるようになりましたがふざけたり、おしゃべりが多かったりするので食事の時のマナーを知らせるようにしています。

(宇都宮 美代子)

 
二歳児
○○になりたい!

 ある日のことです。Aちゃんが「先生、Aね、スパイダーマンになりたいんだ!」と言いました。そして、スパイダーマンのかっこいいところ、素敵なところを教えてくれました。

 

 「よし!じゃあ、スパイダーマンになってみよう」と私が言うと「なりたい」と目を輝かせました。一緒に変身出来そうな物を探しに行くと「スパイダーマンは赤いから、赤いの着る」と赤いカラーポリを手に取りました。赤いカラーポリの切れ端を身体に巻き付けていると、数名の子どもたちがやってきて「何やってるの?」と、その様子を見ていました。「Aちゃんね、スパイダーマンになるんだって」と、私が言うと「Bはプリキュアになりたい!」「アンパンマンになりたい!」等、他の子たちもなりたいものを口々に言いました。「みんなでそれになろう!」と私が言うと、使えそうな物、必要な物を選んで持って来て、作ったり、身につけたりし始めました。カラーポリを腰に巻いたり、眼鏡やベルト、靴を作ったり、私たち職員も一緒になっていろいろ作りました。一度作った物を身につけると「これもつけたい」「あれも欲しい」と、必要な物がどんどん増えました。全てを身につけて変身すると、とても嬉しそうになりきって遊んでいました。子どもたちの楽しそうな様子、満足そうな様子を見ると、私も嬉しくなりました。

 私は画像をよく見ないと分からない部分が多いのですが、子どもたちは画像などを見なくても何でも知っています。「ここはこうなっていて、これがついている」等の細かいところまで知っているところに驚きました。

 子どもたちの表現力がどんどん育っているようで、今後が楽しみです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 防寒具の着脱が手順良く、スムーズにできるようになりました。
  • 丁寧に手洗いができるようになってきました。

(築山 加奈)

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むつみ乳児保育園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)

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開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
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