むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2023年8月の様子

年長児
デイキャンプの準備

 保呂羽山少年自然の家でのデイキャンプに向けて、いろいろな準備をしました。

 まずはパッキングです。着替えやカッパ、水筒等をリュックに入れます。これは何度か経験しているので、手順よくできる子が多かったです。不足があった時には「自分で準備してきたよ」「お母さんに言って一緒に準備した」と報告してくれる子もいました。

 次に、道具の確認です。隊長ごとに使う道具の数やそれがケースに入っているか『きゃんぷのしおり』を見ながら確認します。自分たちで確認することで、どこに何が何個あるかを把握することができます。数を数えるのが得意な子を中心に、役割分担をしながら行っている隊長が多かったです。「数えるの難しい」と言いながらも、楽しみながらやっている隊長が多くデイキャンプへの期待が感じられる活動のひとつでした。

 

 最後に、荷物を車に積み込みます。園庭の小屋から運んでくるのですが、軽い荷物は、みんな率先して運びます。重い荷物を持とうとする子が少なく、テーブルや炭等の重い荷物は置き去りのままでした。どうするのか見守っていると、一人の子が持とうとしました。一人では持てないことに気付くと「誰か手伝って」と、周りの子に声をかけ、六名の子どもたちが集まってきました。「重い」「疲れた」と何度も言いながら運び、時には全員が一気に手を離してしまうこともありました。やっとのことで車まで運び、積み込むことができた時「重かったね」「疲れたね」と話す子どもたちの表情は晴ればれとしていました。

 いろいろな経験を重ね、協力することの大切さを学んでいきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 着替えた後は畳んで洗濯袋に入れるということが習慣づいてきました。
  • 汗をかいたら自分から水分補給をする子が増えました。
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(築山 加奈)

 
年中児
ねえ、聞いて。先生

 今までに経験したことがないほど暑い今年の夏ですが、子どもたちは『魔法の水』を摂りながら毎日プール遊びや水遊びを元気に楽しんでいます。また、特別保育期間中更に日焼けをしたみんなが、元気な笑顔を見せてくれました。さらに「おはよう」の第一声が 嬉しく私の心に響きました。

 

 「せんせい。○○さんが『やめて』って言ったのにやめてくれない」「『ルールまもって』って言ってるのにまもらないよ」と、他の子のやっていることを知らせに来ることがとても多くなりました。そして訴えられそうになる子も慌てたように 一緒に走ってきます。訴えると言うと大げさになりますが、子どもたちは真剣です。私の前で二人、もしくは三人で論争が始まります。必死に言葉を考えながらなぜこうなったのかを相手に負けじと説明し、私が何を言うのかを待っています。話しが落ち着くとお互いに顔を見合わせ大きく息を吐きます。「どうしてほしかったのかな」と聞くと、自分の気持ちを相手に知らせて保育教諭はその仲立ちとなります。毎日がその連続ですが、叩いたり、物を投げたりして気持ちをあらわしていた子どもたちは徐々に自分で言葉を考えながら相手に知らせることができるようになってきました。自分がルールを守るだけではなく周りの子にもルールを知らせながら遊ぶこともできるようになって来ています。

 今、プール遊びはとても盛り上がっています。潜ったり泳いだり、ビー玉拾いを楽しんだり、みんなで遊び笑い合う姿は本当に楽しそうです。「きょうもいっしょにあそぼう」そんな声がたくさん聞こえてきます。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • プールでの活動を楽しくできました。着替えも自分の身体を守りながらできるようになってきています。

  • 水分補給の大切さを理解することで、自分からすすんで水分を摂っています。

(宇都宮 美代子)

 
年少児
「よーい…ピィ」

 暑い日が続く中、年少児はプールでわに歩きやバタ足、フラフープくぐりやビー玉探しなどを楽しみました。その中からバタ足遊びの様子を紹介します。

 「よーい…どん」の掛け声で子どもたちのバタ足が一斉に始まります。それは「さん、に、いち…ピピィ」が聞こえるまで続きます。子どもたちからは「速かったでしょ?」や「水いっぱいバシャバシャできた」などと、あちらこちらから得意気な声がたくさん上がります。毎日続けているうちに、速さも強さもパワーアップしてきました。

 

 そんなある日、いつものように私が「よーい…」の掛け声をしようとすると、「○○がやる。よーい…ピィ」と一人の子が口笛のように指を口にくわえてスタートが始まりました。そして、いつものように終わりの合図を出そうとすると「待って、○○やるの…。さん、に、いち…ピィ」と口笛で終了を知らせました。最初は、速くて強いバタ足をみんなに見てもらいたかった○○さんでしたが、今では口笛担当の役割に集中です。

 それから○○さんが、とてもいきいきと楽しそうに掛け声をする姿を見てほかの子たちも「よーい…ピィ」と真似し始めました。気付くとバタ足する子と掛け声をする子がほぼ同じ人数になっていました。子ども達がルールを決めてそれを守って楽しむ姿が見られるようになりました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 昼食の準備の際に、足の置き方や身体の向きなど、一人ひとりと確認することで、自分で足置き台を持ってくることに気付く姿が見られるようになりました。
  • 水遊びの着替えや準備については、職員と繰り返し確認しながら進めてきたことで、自分で流れをイメージして準備するようになってきました。
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(和賀 和香菜)

 
二歳児
水遊びって楽しい

 登園時に、プールを見て気付いた子から「プール入れるの?」という声が聞こえてきます。待ちに待ったプールが設置された朝です。

 「そうだよ。プールに入れるよ」と言うと、「やったー」「早く入りたいね」と子どもたちの声も弾みます。準備を済ませて、プール前まで来ると子どもたちの表情は期待であふれんばかりでした。プールに入ると、「つめたい」「きもちいい」と歓声が上がりました。今では腹ばいになってワニ歩きですすんだり、プールの縁につかまってバタ足をしたりと、動きもどんどんダイナミックになっています。

 

 ある日、テーブルをスポンジで何度も洗ってくれている子がいました。その様子から、泡遊びをしたら楽しいかもしれないと、シャボン玉液を準備してみました。テーブルに少し液を垂らしておくと、スポンジを持って擦っていた子が「あれ?なんかあわあわしてる」と気付きました。そこからどんどんと泡遊びの輪が広がります。何度も擦って泡をたくさんつくったり、泡をすくってペットボトルに入れオリジナルジュースをつくったり、テーブルから滴る泡をバケツに集めたり、様々な遊びをする子どもたちがいました。子どもたちの遊びは、一人ひとり違ってとても面白いです。全身が泡だらけになりながら思いきり泡遊びを楽しみました。

 水遊びが終わり着替える時には、子どもたちから自然と「水遊び楽しかった」「また明日もやろうね」という会話が聞こえてきます。まだ気温が高い日が続くので、水遊びを存分に楽しめるように、今後も子どもたちの遊びの様子から次の遊びのヒントを見つけ、一緒に楽しんでいきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 水遊びの着替えの際、服を脱いだり、水着やタオルを洗濯袋に入れたり自分でしようとしています。一緒に名前を確認したり、難しい時に少し手を添えることで意欲に繋がりました。

(加藤 史緒莉)

社会福祉法人 睦福祉会

むつみ乳児保育園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)

むつみ幼保連携型認定こども園
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開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
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