ご協力ありがとうございました。
　新年度が始まると同時に新型コロナの検査陽性者が、園関係者(園児・家族、職員・家族、園出入りの皆様等)に出たことから両園の園児、職員に対する抗原検査を実施することになりました。検査の結果、複数名の陽性者が出たため、陽性者と濃厚接触者になった園児の皆様と職員には、登園自粛のお願いをいたしました。乳児保育園の全園児と全職員が該当したので、乳児保育園は、実質、休園となってしまいました。登園自粛期間中、最終的に園児職員あわせて３１名の感染者が出ました。他に数家族、家族間感染になってしまわれたご家庭もあります。不思議なことにこども園からは、園関連での感染者はなかったように思います。(家族間感染で陽性、みなし陽性になったこども園のお子さんはいます。)

　手洗い、うがい、検温、健康観察等のご家族のご協力や私共職員も出勤前の健康観察等をし、外部との接触についてもマスクや玄関先対応等、園内に持ち込まれないよう細心の注意をしてきたのですが、年度末、年度初めのスキを突かれたような形で感染してしまいました。
　私どもとしては、ある程度覚悟して心づもりをしていたのですが、何の前触れもなく、突然のことで、保護者の皆様には多大のご無理を強いることになり申し訳なく、心苦しく思っております。
　いわゆるコロナのクラスターとなってしまい、保健所や横手市等とご指導や意見交換をさせていただき、今までにはない気づきや学びがありました。
・陽性者であっても自宅療養の場合、発症したと思われる次の日から10日間の自宅　療養のみの場合が多いということ。その間、本人は外出禁止で、横手保健所管内　の場合、横手市医師会のお医者様から毎日、当事者への健康指導があり、10日間、　何事もなく終了すると検査もなく社会復帰ができること。
・濃厚接触者については、陽性者と最後に会った次の日から7日間の外出自粛が要請　され、それが過ぎると検査しないで復帰可能ということ。家族のどなたかが濃厚　接触者となった場合でも他の同居家族には、何も制約がないこと。陽性者の同居　家族は、濃厚接触者となり、その後発熱等があった場合、検査をしないでみなし　陽性者となる場合があること。
・陽性になっても症状的には比較的軽症の場合が多いということ。陽性者になった　多くの方たちが季節性インフルエンザのほうが大変だったという感想でした。
　因みに報道される死者数についても毎年、季節性インフルエンザでも1万人くらい　はいるそうです。
これからのコロナ対策、withコロナの教育・保育活動に役立たせるとともに皆様にお願いしていたことを次のように変更いたしますのでよろしくお願いします。
むつみ乳児保育園・むつみ幼保連携型認定こども園共通のお願い
　下記の場合は、お休みください。
　　・本人が、コロナ陽性になった場合
　　・本人が、濃厚接触者になった場合
　　・本人が、風邪症状のある場合(※37.5℃以上の熱、咳、のどの痛み、鼻水等)
※平熱の高いお子さんもおられますので、その都度登園前にご相談ください。
　　上記症状のある方の園児の送迎は、禁止します。
　保育室、園内への入室・入場は、当分の間ご遠慮ください。
※こども園の夕方のお迎えは、２階保育室前になる場合もあります。
※保育士(保育教諭)体験については、通常通り行います。
　　　家族招待会についても通常通り行う予定です。

むつみ乳児保育園のお願い
　保育時間：7:30～17:30
　　　　　※7:00～7:30・17:30以降の送迎は、こども園にお願いします。
尚、職員は、毎日の健康観察と定期的に抗原検査を行い、陰性であることを確認してから教育・保育活動をいたします。
　設備による園内の感染対策、職員の感染対策、子ども達とのうがい手洗いの徹底等の対策等、最大限の感染対策を行っていますので、原則、園内での子ども達のマスク着用は、いたしません。
職員のマスク着用については、上記のような対策を行っておりますが、地域の感染状況に応じてマスク着用を行います。
　他施設への訪問等社会的活動、外部との接触が考えられる場合は、子どもたちもマスクを着用する場合があります。
　子どものワクチン接種については、義務ではありませんので、保護者の皆様のご判断で行ってください。
　当園といたしましては、ワクチンの接種・未接種にかかわらずどの子にも等しい教育・保育活動を行います。
　※子どもたちや職員のマスク着用については、研究機関のコロナやコロナに対するマスク着用等の研究論文や小児科学会等の公式発表、子どもの成長、発達に関する研究等の関係資料を総合的に判断して行っております。