むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみ乳児保育園の2024年3月の様子

乳児
他の子のために

 『新しい発見を楽しもう』と言うテーマのもと一年間を過ごしました。子どもたちは室内でも、戸外でも遊びを通してたくさんの発見をし、心も体も大きく成長しました。四月には這い這いで散策していた子も力強い足取りで歩けるようになりました。

 誘導ロープで園周辺の散歩に行った時です。歩いていると「かーか」「はっぱ、あった」と見つけたものを指さしだけでなく、言葉でもみんなに伝えます。私が「〇〇あったね」と伝えると、どの子も嬉しそうに微笑みます。また散歩を重ねることで、「お水、いっぱい」「お花、あった」など前回の散歩では少しだった側溝の水の量が増えていたことや花が咲いていることに気が付く子もいます。周りの景色の変化に気がつける子どもたちの観察力の鋭さには驚きました。

 

 また散歩の準備をしている時も、「○○ちゃんの」と自分の準備よりも先に、他の子の帽子を手に取って渡してくれます。自分たちが一歳児からしてもらったことを、今度は自分たちがやってあげようとしています。自分たちが優しくしてもらった経験があるからこそ、自分よりも年下の子に優しくできます。しかし自分で帽子を取りたかったとトラブルになることもあります。そのトラブルも子どもたちには大切な経験です。自分でやりたい気持ち、やってあげたい気持ちのどちらも大事にしながら、今後も子どもたちと関わっていきたいと思います。

 四月からは憧れの一歳児です。どんなドキドキ、わくわくが待っているのかが楽しみです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 子どもたちがお話をしている時に、相づちをうったり、私たちも単語で伝えたりすることで、子どもたちも意欲的に声を出したり単語が増えたりしました。

  • 手遊びや簡単な歌など真似て一緒にできるようになりました。

(小田島 千鶴)

 
一歳児
好きなことを思いっきり!

  この一年間、子どもたちはたくさんの遊びをしてきました。初めて見るものにすぐ手を伸ばせる子、他の子が遊んでいる様子をじっと見てから手を伸ばす子と反応や遊び方は様々でした。 園庭では草花を見つけて摘み取ったり、虫の声に耳を澄ませその姿を探したりしました。散歩にも出掛け、自動販売機やワニのイラストを発見したり仁坂公園で遊んだりもしました。戸外でたくさん遊んだ後に、給食を食べながら眠っている子もいましたが、今では体力がついて「おかわりください」の声があちこちから聞こえてくるようになりました。室内でもたくさん遊びました。箸遊びや紐通しなどの指先遊び、水遊びや絵の具遊び、小麦粉粘土でもたくさん遊びました。

 

初めは上から押したり引っ張ったりするだけでしたが、小さくちぎったり丸めたり、組み合わせてケーキやアイスクリームに見立てて遊べるようにもなりました。その遊びの中では子どもたち同士のトラブルが起きることもありました。玩具の取り合いから押し合いになることもありましたが、少しずつ言葉で伝えられるようになりました。どうしたいのかを話そうとする子、間に入って頷きながら背をさする子がいて、私たちが間に入らずともトラブルが解決することも何度かありました。

 四月からはいよいよこども園での生活が始まります。ドキドキ、わくわくと同じくらい不安もあると思いますが、乳児保育園で様々なことを経験した子どもたちなら乗り越えられると信じています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 『自分で』の気持ちが大きくなってきました。着替えや遊んだ後の片付けなど、子どもたちがやろうとしている気持ちを大事にしました。

  • 天気の良い日は散歩に出かけました。ふきのとうを見つけ、春が近づいてきていることを感じました。

(高橋 麻衣)






むつみ乳児保育園の2024年2月の様子

乳児
やってみよう

 最近子ども達は毎日の階段の上り下り、運動遊びを通して体の動かし方がうまくなってきました。そこで人気が集中してきたのが平均台と、鉄棒にマットをかけて作った鉄棒の山です。平均台は子どもたちの膝上くらいの高さの物を一本と、二本並べたものを準備します。自分で好きな方を選び進んでいきます。つかまり立ちをしたり、またがったりしていましたが、今では這い這いで進んだり、平均台の上に立ち上がるようになりました。

 

 ある日、一歳児が平均台を立って渡っている様子をじっと見ている子がいました。最初は離れたところから見ていましたが、少しずつ近づきます。そして意を決したように平均台に両手を着き、片足ずつ平均台に上り、両手でバランスを取りながらゆっくりと立ち上がりました。立つまで集中し緊張を浮かべていた表情が、一気に「おぉ」と感激の声をあげながら笑顔になりました。私も「出来たね」と一緒に喜びました。

 一歳児と一緒に活動していることは、乳児の子たちの興味関心を広げ、『見る』から『観察する』になっていきます。その観察力は、どのようにやっているのかから、真似するになっていきます。それが子どもたちの挑戦の始まりです。同じこと何度も繰り返し行い、自分が納得するまで続きます。その集中力は乳児とは思えないくらいの気迫があります。なりたい自分になっていくことを一歳児と一緒に生活することで広がっています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 外遊びに行く準備の仕方が分かるようになってきて、自分から靴下や帽子を取り準備をしようとするようになりました。

  • 運動遊びや指先遊びなど、数種類の遊びを準備することで、好きな遊びを選び意欲的に活動することに繋がりました。

(後藤和笑)

 
一歳児
伝えあう言葉

 子どもたちは毎日たくさんの言葉を使って自分の思いを伝えあったり、遊んだりしています。始めは上手く伝えきれなかったことも「○○ちゃんね、本当はこうしたかったの」と相手に伝えるようになってきました。勿論全ての思いを伝えることに難儀していますが、もどかしさを感じながらも一生懸命に伝えようとしています。

 

 遊びの中でたくさんの言葉を交わし合います。「いらっしゃいませ、アイスクリームです」と始まったアイスクリーム屋さんです。味を聞くと「ぶどうと、いちごと、まっちゃです」とメニューも豊富です。「何味がいいですか」と聞いたあと、それぞれのアイスクリームを連想させる色のお皿とスプーンを手渡してくれました。始めは一人の遊びから始まり、次は職員を相手に、そして今では子どもたち同士へと変わってきました。その中で意見が合わずに衝突してしまうこともたびたびありました。相手を押し合い、お互い泣いていた姿が今では「〇〇ちゃんはこうしたいの」「じゃあこうしたらいいよ」と自分の思いを伝え、それだけではなく解決策を見つけるようになってきました。私たちにアドバイスをしてくれることもあり、子どもたちのたくましさに感心できるほどとても頼もしい存在です。

 感じたこと、見つけたもの、やりたいことなどを言葉や表情、仕草で教えてくれるこどもたちになってきました。その言葉一つひとつを大切にし、また、言葉のやりとりを私たち自身も楽しみながら過ごしていこうと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • こどもたちの『やりたい』の気持ちを大切にしながら毎日を過ごしました。

  • 食事や着替え、排泄など自分でできることが増えてきました。上手くいかないこともありましたが、自分でやろうとしている時は無理に手を出さず、見守るようにしました。

(高橋 麻衣)






むつみ乳児保育園の2024年1月の様子

乳児
ゆきやこんこ

 年が明け、久しぶりにみんなと会えたことを喜びあった後、目に入ったのは窓の外の真っ白な雪景色でした。「雪こんなにいっぱい」「○○ちゃんよりももっと大きいよ」と積もった雪の高さに驚いていました。

 

 靴下を履き、防寒着と帽子、手袋を身に着けてさっそく園庭に向かいます。積もってはいたもののさらさらな雪だったので、雪玉を作ろうとしても手袋の間からこぼれてしまいました。すると、手をこすり合わせて「雪ふってきたよ」と新しい遊びが始まりました。また次の日に園庭に出てみると今度は歩くだけでギュッギュッと音が鳴っていました。そっと手を伸ばして握ってみると手の中でギュッと固まります。そこからはおにぎり作りが始まりました。「ぎゅっぎゅっぎゅっ」と握って「しゃけおにぎりです」とお互いにごちそうし合っていました。その次に園庭に出た時も握ると固まるようなしっかりした雪でした。職員が大きな雪だるまを作ると「雪だるまだ」と抱き着いたり、、「帽子どうぞ」とバケツを手渡してくれたり「ゆーきやこんこ」と歌ったりしながら新しくできた仲間と一緒に過ごしていました。

 どんな環境の中でも子どもたちの遊びはどんどん変化して、広がっていきます。中には私たちでは思いつかないような遊びに変わることもあり、毎日驚かされています。日々の遊びの変化や子どもたちとの会話を私たちも心から楽しみながら一緒に過ごしていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 子どもたち同士のやり取りも見られるようになりました。お互いの思いを言葉で伝え合いながら過ごすことができました。

  • 着替えや巾着袋からの出し入れ、排泄等身の回りのことが自分できるようになってきました。

(高橋 麻衣)

 
一歳児
はじめての雪遊び

 園庭に降り積もった雪で、本格的に雪遊びができるようになってきました。天気のいい日や少し雪が降っていても子どもたちは自分の防寒着と帽子、靴下を見つけると『早く行きたいよ』と声を出して教えてくれます。

 初めて防寒着を着ての雪遊びは十二月の後半になり、園庭に出た子どもたちはみんな不安な表情をしたり転んだりして雪の上を歩くのに苦戦していました。ところが、休み明けには園庭に出ても、自分から歩き出したり転んでも自分から立ち上がったり、さらに遊べるようになっていることに驚きました。

 

 両手いっぱいにフワフワの雪を抱えて「わー」と大きな声を出して上に投げたり、感触を楽しんだり手袋が取れても気にせずに手が冷たくなるまで遊んでいました。今では『手袋取れたよ』と私達に教えてくれるようになり、手袋をつけ直すとまた雪で遊び始めます。一歳児の後をスタスタと着いて行き、園庭奥の小山まで行く子もいます。自分たちで遊びを見つけて『なんだろう』『やってみたい』『行ってみたい』という気持ちにあふれた雪遊びを楽しんでいます。子どもたちの表情や、日々増えていく遊び方を見て子どもたちから力強さを感じます。

 子どもたちにとって初めての経験をすることは、期待や不安などたくさんの気持ちを持ちます。その気持ちはひとりひとり違っていますが、できるだけ私たちがくみ取り一緒に寄り添いながら新しい経験を応援していきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 食事前や雪遊びをすることで、活動の前後に自分から手洗いや着替えをしようとするようになってきました。
  • 指先遊びを通して、チェーン、洗濯ばさみなど指先を使って行う指先遊びの種類が増えてきました。

(岡本 亜優真)






むつみ乳児保育園の2023年12月の様子

乳児
指先の力

 様々な遊びに興味を持つ子どもたちは、室内を這い這いや歩行で移動し自分で好きなものを探します。最近は座って遊ぶ時間も長くなってきました。

 ホワイトボードにビニールテープを貼り、剥がして遊んだ時です。(剥がしやすいように端を折り曲げています)始めは表面を撫でていましたが、触っているうちに端の部分が剥がれることに気が付きました。指先全体でそこを何度も引っ掻きます。少しずつ剥がれてくると、親指、人差し指、中指を使い指先でぎゅっと摘まみ引っ張ります。何度も指が離れてしまいますが、そのたびに手首の角度を変えたり、持ち方を変えたりして挑戦していました。真剣に手元を見ながら親指、人差し指、中指の三つ指で摘まんでいました。そして見事にビニールテープを剥がすことが出来ると「った(できた)」と嬉しそうに笑います。一度剥がすことが出来るとあっという間にコツを掴み、次から次へと剥がしていました。

 

 指先にくっつくビニールテープに悪戦苦闘しながらも左右の手で持ち替えたり、手を大きく振ったりしながらまた違うテープを剥がします。目と手を協調させながら作業ができるようになっています。じっくり見たり聞いたりしたことを、自分で考えながら繰り返し経験していることが分かります。

 おやつバイキングでみかんを食べたときです。みかんの皮を剥く際、職員が少しめくるとめくった皮を摘まみほとんど自分で剥くことが出来る子もいました。経験を応用して使っている子どもたちの成長の早さと、考える力の大きさに驚かされている毎日です。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 子どもたちが好きな遊びを出来るように数種類の遊びを準備したことで、意欲的に遊ぶことが出来ました。

  • 食事の際はスプーンやフォークを下手持ちで持てるように手を添えて伝えたことで、スプーンやフォークを使って食べられるようになってきました。

(小田島 千鶴)

 
一歳児
あそこにも!

 ふわふわと雪が降ってくる少し前、テラスの囲い作業が始まりました。ガガガッという音が聞こえてくるたびに 「何の音だろう」「何してるんだろう」と窓の外に興味津々でした。囲い作業が終わり数日経つと雪が降ってきました。園庭を覆うほど雪が積もると「ふわふわだね」「雪ふってきたね」と大喜びでした。しかしその日以降は暖かい日が続き、雪は少しずつ溶けてしまい、寂しそうな表情を浮かべていました。

 

 所々に雪が残っている園庭に、思い切って園庭に出かけてみました。そこは子どもたちにとって別世界です。とても新鮮に見えたようで、みんな興味津々です。雪に近づいて指先でつついてみたり、触ってみたりするたびに歓声が上がっていました。その中で、一際大きな歓声が上がった場所がありました。そこには三名の子がそれぞれ雪に足を乗せていました。靴が触れるたびにシャクッと音が聞こえ、そのたびに「うわあっ」と嬉しそうな声が上がっていました。

 思い思いに散策をしている中、ある子は空を見上げて「雪あった」と小さく口にしていました。その日は晴れていたので、不思議に思いながら私も見上げてみました。するとそこには大きな真っ白い雲が浮かんでいました。足元の雪と同じ色だったので雪が浮かんでいると思ったのかもしれません。「ここにもあった」と教えてくれる声色にも発見の嬉しさが表れていました。

 子どもたちは、大人では想像もつかないような発見を毎日しています。その発見を一緒に楽しんでいこうと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 自分で出来ること、やりたいことが増えてきました。子どもたちの声に耳を傾け、その気持ちを大事にしながら過ごしました。

  • 手洗い、うがい、一時間ごとの換気をしながら過ごしました。

(高橋 麻衣)






むつみ乳児保育園の2023年11月の様子

乳児
秋の発見

 園庭の木々もすっかり衣替えを終え、冬が来るのをじっと待っているようです。気温が低くなり朝晩だけでなく昼間も寒いと感じるようになってきましたが、子どもたちは室内でも園庭でも元気よく活動しています。

 園庭に出ると足早に奥の小山や丸太のある場所まで行き、小山に登ると「やっほー」と声を出します。夏以降からテラス前や砂場で遊んでいた子も、這い這いや歩いて自分から離れて遊ぶことが増えました。またずり這いの子も、どんどんシートから出て草の上に落ちた葉っぱをつかもうとしています。葉っぱや虫を見つけると大きな声で「あーっ」と指をさし教えてくれます。「○○だね」と言うと、もう一度見つけたものを見て名前を覚えて確かめているような様子もあります。

 

 私が落ち葉を両手ですくい上に投げると、すぐ真似をして両手を大きく開き落ち葉を集めて前に投げる子もいます。何度も何度も繰り返すとすくい上げる葉っぱの量も増えてきました。手で触れた時、カサカサと鳴る葉っぱの音に気いた子がクシャクシャにしたり、足で踏んでみたりと何度も繰り返していました。音の違いに気づいているようでした。春や夏には感じることのできない秋ならではの発見や体験を楽しんでいるようです。

 季節の温度や植物の感触を子どもたちと共有できることで、今まで見ることのなかった新しい驚いた表情や初めてを経験した表情に出会うことが私たちの喜びでもあります。一日一日の小さな変化に気づける毎日にしたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 指さしや単語で伝えようとしていることに、職員が「○○だね」「○○あったね」と代弁することで物の名前や気持ちの共有をすることができました。

  • 器具を使用して食べようとする子には、持ち方を伝えたり、見本を見せることで意欲的に器具を使って食事をすることに繋がりました。

(岡本 亜優真)

 
一歳児
ここにもあったよ

 園庭の木々が色付き、季節が一気に変わってきました。そんな中、天気のいい日は園外へ散歩に出かけました。 靴下と靴を履き、帽子を被ると「いってきまーす」と園舎に大きく手を振り、仁坂公園を目指して出発します。風で下に落ちていく葉っぱや、車道を走る大型トラックなど周りのものに興味津々でした。仁坂公園が見えてくると「あ、見えてきたよ」と嬉しそうに教えてくれます。その声音からも子どもたちがわくわくしていることが伝わってきました。

 公園では滑り台や回転遊具、固定遊具で遊び始めます。「じゅんばんこ」「おさないよ」と遊ぶ前に伝えた約束を子どもたちもお互いに伝え合いながら遊んでいました。遊具だけでなく公園の中を走っている子もいました。『少し休憩』と言うように立ち止まると目の前にイチョウの木があることに気が付きました。鮮やかな黄色の葉に目を奪われ、落ちてきた葉を拾っては大事そうに持って見せてくれます。

 

 ふと周りを見てみると、赤や茶色などたくさんの落ち葉があることに気が付きました。そこからは「これも、これも」と両手いっぱいになるまで落ち葉集めが始まりました。「みてみて」と発見を他の子にも伝えては「きれいだね」と喜び合っていました。木々の色の変化にも気が付き自然にたくさん触れながら園外でも身体を動かして遊んでいます。

 季節の変化に気が付けるのは、私たちよりも子どもたちの方が上手です。子どもたちと身の回りの変化も楽しみながらこれからも過ごしていこうと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 「できた」「みつけた」などその時の子どもたちの気持ちに寄り添いながら過ごしました。

  • 自分でできることが増えてきたので、自分でやろうとしている時は、無理に手を出さず、見守ることを大切にしました。

(高橋 麻衣)






むつみ乳児保育園の2023年10月の様子

乳児
自分でやってみる

 天気のいい日に園庭へ散歩に出かけました。一歳児が散歩の準備をしている様子に気が付くと窓際に準備している靴下入れに向かいます。一歳児と一緒に行きたくなり『やってみよう』と思ったようです。そして靴下を取り出すと足に当てました。しかしつま先を入れること、靴下を引っ張ことがなかなか上手くいかず眉間にしわを寄せていました。挑戦してみたもののどうすればいいかが分からないようでした。そこで手を添えて一緒にやってみました。一緒に靴下を持ちゆっくり引っ張ります。最後まで入ると「った(できた)」と嬉しそうにつぶやきます。そして「次は何する?」と言うと、すぐ帽子を取りに向かったのには驚きました。帽子を被り園庭に出かけていく姿はたくましくなりました。散歩に行く準備の仕方も分かってきて、自分でやろうとする意欲に成長を感じたできごとでした。

 

 誕生日を迎える前の子は園庭に敷いたシートの上で外気浴をしたり職員が抱っこをして散歩したりしました。シートの上に仰向けやうつ伏せになると周りを見渡します。遊んでいる他の子たちの様子を見たり、風で揺れている木や草を見たりしています。様々な音、光などの刺激をたくさん受けています。這い這いができる子はシートの端まで移動してたくさんの発見をしています。落ち葉を見つけると手を伸ばし、指先で触わったり、握ったり、振ったりといろいろ試していました。毎日子どもたちがたくさん発見していることを、私たちも楽しんでいきたいです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • シール貼り、お絵描きなどの指先遊びを集中して遊ぶことができました。
  • 歩行の安定してきた子は誘導ロープを握って園外へ散歩に行きました。歩きながら交通ルールを知ることができました。

(後藤 和笑)

 
一歳児
ちいさいあき、みつけた!

 朝夕と日中の温度差が大きくなり、肌寒い日が続くようになりました。その中で、子どもたちはこんな発見をして、私たちに教えてくれました。

 登園して保育室で過ごしている時、窓の外を見ていた子が「あれ?」と耳に手を当てながら山の方を見ていました。『どうしたんだろう』と思いながらもその様子を見ていると「せみさんのこえ、きこえないね」「おやすみしてるのかな」とのつぶやきが聞こえてきました。またある日は、園庭で「あったあった」の声がし、その視線の先には茶色の落ち葉がありました。見つけた落ち葉を握ってみるとクシャッと音がなることにも気が付きました。

 

 園庭の散策はまだ続きます。「だんごむしさがそう」と意気込んで園庭に出かけていきますが、これまですぐに見つけることができただんごむしはなかなか見つからず「いないね」「どこいったんだろうね」と話していました。すると、少し視線を上に向けるとたくさんのとんぼが飛んでいて「とんぼさんいたよ」「あっちにも、こっちにもいる」と追いかけていました。

 毎日のように見たり遊んだりしている園庭でも同じ日はなく、晴れの日や雨の日などその日の天候によっても表情を変えます。私たちにとって小さな変化に見えても、子どもたちにとっては全く違うものであり、新しい発見です。そんな子どもたちの発見を私たちも楽しみながら共有していきたいと思います。また、子どもたちだからこそ気が付けることやつぶやき一つひとつを大切にしていきます。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 季節の変化に触れながら戸外での遊びをすることができました。
  • 『じぶんでやりたい』『やってみたい』だけでなく、『うまくできなかった』の気持ちも受け止め、どうしたら上手くいくのか一緒に考えながら遊びや身の回りのことに挑戦しました。

(高橋 麻衣)






むつみ乳児保育園の2023年9月の様子

乳児
食欲の秋 全開!

 過ごしやすい気候になってきて、子どもたちの食欲も増してきました。午前中たくさん身体を動かして遊び室内に戻ってくると、給食室から給食担当が台車を押して出てくるのを待っています。給食担当が出てくると、ご飯を食べることが分かり自ら水道に向かい手洗いをしようとします。準備が出来ると椅子に座り手を挙げたり、「あー」と声を出したりして早く食べたいことをアピールしています。

 

 園の給食は一口よりも大きく硬めに調理した『がぶり食材』を提供しています。以前は大きい食材に戸惑っている子も多かったですが、大きな口を開けてがぶりと噛みきって食べられる子が増えてきています。立派な歯形をつけ、自分で食べている姿はたくましいです。まだ手掴みで食べる子も多いですが、フォークで刺して食べたり、スプーンに山盛りにすくったヨーグルトをさらに大きい口を開けて食べたりとフォークやスプーンを使おうとする子もいます。

 誕生日を迎える前の子どもたちも食べることが大好きで、前のめりになりながら意欲的に食べています。スプーンで食器の中の食材をつついたり、カップに口を付けて飲んだりと出来ることも増えてきていて、一歳を迎えみんなと一緒に食べるのを心待ちにしています。ミルクを飲んでいる子も哺乳瓶に手を添えて自分の方に引き寄せて飲む様子や、力強い目線からも飲みたい気持ちが伝わってきます。

 今後もたくさん身体を動かして、たくさん食べてどんどん成長する子どもたちを見守っていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • ズボンの上げ下げや帽子の着脱など、一緒に行ったことで自分でやろうとすることに繋がりました。
  • 他の子に興味が出てきて、近づいたり触ったりして関わろうとするようになりました。

(小田島 千鶴)

 
一歳児
アーティスト誕生!

 乳児保育園で過ごす中で子どもたちは全身を使って、いろいろなことを感じながら遊んでいます。八月に引き続き、気温が高い日は水遊びをしました。跳ねてくる水に「つめたいね」「きもちいいね」と口にしながら遊びます。 ある日絵の具を準備しました。子どもたちが好きな歌にも登場する赤、青、黄色、緑、そして白い絵の具です。初めは遠巻きに見ていた子どもたちですが、少しずつ近づき、チョンと指先で触れてみました。少しひんやりとしていて、柔らかい感触には驚いたようでしたが、回数を重ねるごとに触れ方はダイナミックになっていきました。手の平いっぱいに絵の具を塗り広げ、テーブルに手形をつけてみたり、ぐるぐると手を動かしてお絵描きをしたり、自分の身体に触ってみるとそこにも絵の具が付くことにも気が付きました。

 

 遊びの中で、手の平の赤とテーブルの黄色が混ざると違う色が生まれることに気が付いた子がいました。「あれ?みて」と不思議そうに指さした場所はオレンジ色になっていて「こっちとちがうね、なんでだろう」と考えていました。そこから色を混ぜ合わせる遊びが始まりました。赤と黄色を混ぜるとオレンジに、赤と白を混ぜるとピンクに、全部混ぜてみると…?絵の具で遊んでいる時の子どもたちの目は『これからどうなるんだろう』と好奇心に満ちていました。その気持ちと同じようにテーブルにも絵の具が広がっていきました。子どもたちにとってはどんな遊びも不思議で興味深いものばかりです。私たちも子どもたちと同じように、発見した時のわくわくした気持ちを忘れずに一緒に経験を重ねていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 『できた』だけでなく『上手くできない』の気持ちも受け止め、どうやったら上手にできるのかを一緒に考えながら遊びや着替えなどを行いました。

(高橋 麻衣)






むつみ乳児保育園の2023年8月の様子

乳児
自分での気持ち

 夏の暑さがまだまだ続き、秋の涼しい風を待ち望んでいる今日この頃です。が、そんな気配を見せない子どもたちは毎日元気に遊んでいます。

 一歳のお誕生日を過ぎた子どもたちは少しずつ『ことば』を話せるようになり、片言の言葉を使いながら水分補給時や給食、おやつの時に『ください』と自分の思いを伝えてくれます。おかわりをもらうと自分の思いが伝わった嬉しさや、おかわりをもらえた嬉しさに笑みがこぼれます。

 

 今までは私たちに目線や指さしをしながら『これがほしい』という欲求を伝えていましたが、身振り手振りに加えて自分で覚えた言葉も交えながら伝えてくれるようになったことを共に喜んでいます。また、食事だけだけでなく活動の中でプールバックや着替え、手洗いなどこちらが何も言わなくても自分で進んで準備をしようとする姿が増えてきました。

 私たちは『自分でやる』『やりたい』という子ども達の気持ちを尊重し、できなかった時は手を添えたり一緒にやったりすることで『自分でやった』『できた』うれしさを一緒に喜んでいます。その時の表情は、より一層輝いているように感じます。また、一緒にできたことを喜ぶことで達成感も大きくなりさらに挑戦することにつながっているようです。

 これからも子どもたちのやりたい、やってみようという気持ちを大切にし、こちらが何でもやってあげるのではなく、子どもたちの小さな『つぶやき』や『仕草』にいつでも気付く私達でありたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 経口補水液でこまめな水分補給を行ない体調管理に努めました。
  • 渚プールを上り下りする際や、リズム体操時に足の指を蹴って進むことを意識的に取り組みました。

(岡本 亜優真)

 
一歳児
水遊び、楽しい!

 先月から、子どもたちが大好きな水遊びが始まっています。自分の水着のバッグがわかり「プールやろうね」の言葉を聞くと、自分でバッグを取りに行きます。バッグを開けて、中から水着と帽子を取り出すと、まずは帽子からかぶろうとする子が多いです。外遊び用の帽子と違い、ゴムの部分が固く、なかなか広がりません。それでも指先で帽子の淵を掴み、ぐっと力を入れてかぶります。毎日やっていることで、少しずつ力の入れ方が分かるようになり、今ではスムーズにかぶれるようになった子もいます。水着も最初はバッグから出す所までだったのが、自分で足を通し、上に引っ張るという所までを『自分で』とやろうとする子が増えてきました。

 

 テラスに出ると、タライの周りに集まります。水遊び用玩具が入っているカゴの中からカップやペットボトル、計量カップを取り出して、真剣な表情で移し替えていきます。それが毎日のように行なわれています。しかし、毎日同じことをしているのではなく、日に日にこぼれる水の量が減っていたり、飲み口の広いものから狭いものに移し替えるにはどうしたらいいのかを考えていたり、子どもたちなりに考えて、やってみるということを日々繰り返しています。その中で、子どもたちが発見したことを、少しずつ周りの子にも教えようとする姿が見られるようになりました。また、誰かが「いかない」と言っているのを聞くと「やる?」と声をかけ、手伝ってくれることもあります。同じ場所にいなくても、楽しそうな様子を近くで見ていて、笑顔を見せている子もいます。一人の発見が、少しずつみんなの『楽しい』に広がっているのを感じました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 気温が高い日が続いたので、汗をかいたら着替えをしたり、一時間おきに水分補給を行ない、熱中症予防に努めました。

(山内 麻知子)






むつみ乳児保育園の2023年7月の様子

乳児
水遊びからの発見

 プール開きを行い、待ちに待った水遊びが始まりました。

 テラスにプールの準備ができると、テラスを見つめて『なんだろう』と不思議そうに見つめたり、早く遊びたそうに笑顔で指さしたりしていました。渚プールの中で遊ぶ子と、タライで遊ぶ子に分かれて活動しています。渚プールに入るには斜面を上って行きます。力強く蹴って這い這いで上って行きますが、途中で滑り落ちてしまう子もいました。すると高這いになったり、上る位置を変えて上ったりと自分で工夫しながら上り、折り返しの地点まで来ると後ろ向きになって下りていきます。 最初渚プールの中に入ると水に手を入れて様子を伺っているようでしたが、次第に水面を叩いたり足踏みをしたりして大きな水しぶきを上げ始めました。顔や全身に水がかかっても平気で、どの子も笑顔にあふれていました。

 

 タライではカップで水をすくったり、スポンジ、金魚すくいなどをしています。カップで水をすくった時です。カップの底に開いている穴から水が流れ出てくる様子に興味を持ち、手を伸ばして水を受け止めたり下から覗き込むようにカップを見たりしている子がいました。繰り返していると、今度は水がタライの水面に当たって波紋が広がる様子に興味を持ちました。タライの淵につかまって顔を近づけて見たり、ゆっくり水面をかき混ぜたりと水の動きや変化に興味を持ち、じっくり集中して遊んでいます。周りで同じことをしてもその子一人ひとり違う発見があり、子どもたちも考えたり発見したりしながら遊んでいると感じました。そんな時間を大事にしながら、子どもたちの興味を更に広げていきたいと考えています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • コップで水分補給をすることで、一人でコップを持ちほとんどこぼさずに飲めるようになりました。また手を挙げたりコップを保育士に渡したりとおかわりが欲しいと意思表示することに繋がりました。

(小田島 千鶴)

 
一歳児
かんぱーい!

 保育室や園庭で遊ぶ中、子どもたちは身の周りの物を様々なものに見立てています。

 ある日、おままごとをで遊んでいる時のことです。数名いる内の一人が「どうぞ」と私にコップを手渡してくれました。その中にはバナナの玩具が入っていて、「バナナジュースです」と紹介してくれます。お礼を言って受け取り、飲む真似をしてから「ごちそうさまでした」と手渡すと、「ありがとごじゃました」と笑いました。そこからジュース屋さんが始まり、私たち職員にだけでなく子どもたち同士でも「どうぞ」とご馳走し合っていました。最後には「のんでくれてありがとう」との返事が返ってくることもありました。

 

 その後、園庭でもジュース屋さんが開店しました。コップに水たまりの水を入れたり、絵の具の色がついた赤や青、黄色や緑の水をペットボトルに入れてみたりします。それぞれの色を見て「こーひーです」「りんごジュースどうぞ」と知っている飲み物に見立ててご馳走し合います。コップを受け取るとお互いに顔を見合ってから「かんぱーい」とコップを合わせ、ひときわ大きな声が響きあう所からも子どもたちの嬉しい気持ちが伝わってきました。 これまで一人での遊びだったものが、子どもたちと職員、そして子どもたち同士と少しずつ変化してきています。やり取りをする中で意見が合わずに衝突してしまうこともありますが、お互いの思いを聞き、代弁しながら、私たちも一緒に遊びを広げていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • こまめに水分を取り、着替えもしながら熱中症や脱水症状の予防に努めました。

  • 『これやりたい』『あれもやってみたい』『自分でやる』など子どもたちからの意見や気持ちを受け止めながら過ごしました。

(高橋 麻衣)






むつみ乳児保育園の2023年6月の様子

乳児
身の周りのことに挑戦

  気持ちのいい天気の日が増え、園庭での活動を毎日のように楽しんでいます。園庭でたくさん遊んだ後は着替えをします。

 着替えは私たちの手伝いが必要なことがほとんどでしたが、今は頭から服をかぶせると自分で服を引っ張りながら「ばあ」と顔を出したり、私たちの動きに合わせて自分で手を動かして袖に手を通そうとしたりします。「着れたね」とほめると本当にうれしそうです。排泄の時も、一歳児がズボンを履く姿を見ることでズボンの履き方を学んでいます。

 

誕生日を迎える前の子たちも着替えをし「気持ちいいね」と言うと、私たちとしっかり目を合わせて微笑みます。 着替えを終えると今度は手洗いです。手洗い場に来ると、自分で水を出そうと蛇口に手を伸ばします。私が蛇口を開けるのを待っている子もいます。初めは水を触るのを嫌がる子もいましたが、「きれいにしようね」と言いながら繰り返し一緒に行なったことで、少しずつ水にも興味が出てきています。手を洗う時に私が「おててごしごししようね」と言って一緒に洗うと、自分で両手を合わせたり、泡が付いた自分の手を見て不思議そうな表情を浮かべたりしています。手を洗い終わった後に「きれいになったね」というと拍手をして嬉しそうです。

 一日の生活の流れが分かるようになってきた子は、園庭から帰ると自分でロッカーの方に来たり、食事の前には水道に向かったりします。一歳児の様子を見て、たくさんの事を学び吸収しています。今後も『子どもたちが自分でできた』という気持ちや、自分でやろうとする気持ちを引き出せるような関わりを心掛けていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 気温の高い日には園で手作りの経口補水液を飲んで水分補給をしました。

  • 階段の上り下り、リズム体操を通して、足の指を意識することに繋がりました。

(髙橋 愛)

 
一歳児
あめあめ、見つけた!

 雨が降った日のことです。雨が降っていることに気付き、窓から外を指差し「あめ、あめ」と言いながら見ていました。私が「雨が降ってるね。カッパ着て、お外に行こうか?」と言うと「カッパ?」と不思議そうに聞きます。雨の日は外に行けないという思いがどこかにあったのかもしれません。「カッパ着たら、お外に行けるよ。行ってみよう」ともう一度話すと「行く!」と嬉しそうに準備に向かいます。

 テラスに出ると、部屋の中で聞くよりも雨の音がよく聞こえました。屋根から落ちてくる雨だれを見る子、水たまりできた雨の模様を見る子等子どもたちは早速色々な発見をしていました。早く近くで見たくて、カッパを着ないで園庭に出て行く子もいた程です。

 

 『カッパを着る』ということが嬉しい子もいました。カッパに当たる雨の音を聞いたり、濡れたカッパを触ったり、濡れることを気にする子は一人もいませんでした。

 カッパを着ての活動が楽しかったのか、雨が降ると子どもたちから「雨見に行く」という声が出てくるようになりました。カッパを着ると思い思いの場所に出かけていきます。最初は水たまりの中に入り、遊ぶことが多かったのですが、次第に視線がいろいろな所に向くようになりました。しゃがみ込んで葉っぱについた雨粒を見つけ「あめ、あったよ」と知らせてくれる子もいました。葉っぱの上にいたカタツムリを見つけました。カタツムリを見つけた時には、手でカタツムリを作って再現したり、聞こえた音を「ぽつぽつ」「あめあめ」等子どもたちなりに表現していました。

 雨の日に外に出掛けた事で天気の変化に気付くきっかけになり、子どもたちの楽しい遊びがまた一つ増えました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 着替えの機会が増えたことで、自分で服を選んだり、ズボンの着脱がスムーズになってきました。

(山内 麻知子)






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