むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2021年5月の様子

年長児
やってみたい!

 子どもたちと一緒に遊び、面白いものを見つけたり、楽しいことを共有したりする中で、少しずつ子どもたちの夢中になっているものが分かってきました。

 園庭で遊んでいると 、大きな木を楽器に見立てて演奏する子が出てきました。その姿を見ていた周りの子も次々と打楽器や歌で参加し始め、合奏が始まりました。自然と顔を見合わせ、笑顔をこぼす姿から、子どもたちが「楽しい」を伝え合っていることが分かりました。そして、しばらく遊びを楽しむと、次は「本物の楽器を弾きたい」という、子どもたちの「やってみたい」が出てきました。「作り方知ってるよ」と去年のギター作りを思い出し、空き箱での製作活動につながっていきました。「本物を見てみたい」「持ち方を見たい」と、資料を探し、細かい部分までこだわってつくっていきました。欲しい材料がないときには、何かで代用できないか考えることができる子どもたちです。「ギターは6本だよ」など、子どもたち同士で教え合う姿も見られました。「やってみたい」に向かって、子どもたちが発揮するパワーはすごいなと感じます。

 

 この製作をきっかけに、「今日こそギターを作る」「かき氷を作りたいんだけど」と「やってみたい」が広がってきています。引き続き、子どもたちと一緒に「楽しい」を見つけていきたいと思います。また、子どもたちのつぶやきに耳を傾けて、沢山の「やってみたい」に挑戦していきたいと思います。

 

〔5月の保育の評価・反省〕

  • 一日の活動を話し合うときには、みんなで話し合うことの大切さを伝え、全員が納得して遊ぶことができるようにしたいと思います。意見を出しやすいよう声かけをしたことで、少しづつ話せるようになってきています。

(佐々木 理乃)

 
年中児
発見って楽しい!

 天気の良い日が続き、外遊びをたくさんすることができました。園庭に出掛けると「やった!」のかけ声と共に、すぐに遊びが始まります。

 砂遊びでは、土を掘っているうちに、場所によって土の硬さが違うということに気づきました。また、白や赤、黒など色がついた土もあることを知り、「ここはどうかな?」「同じ色が出てきた」と数人が集まり、まるで宝探しをしているようでした。

 泥遊びでは、自分たちで水の量を調節し、作りたいものによって硬さを変えて遊んでいました。また、泥団子を作っていた子が泥団子をこねながら『ずっとこうしてたらどうなるんだろう』と疑問に思い、実際に試していました。結果は、泥の水分がなくなり、バラバラに崩れてしまいました。

 

 草花遊びも人気の遊びのひとつです。タンポポがたくさん咲いた時には、女の子数人が集まり、タンポポのネックレスやブレスレットを作り、アクセサリー屋さんが始まりました。茎を割って腕に巻き、自分でできない時には、お互いに結び合いながら作っていました。「お客さんにあげるから」と丁寧に作っていた姿が印象的でした。

 遊びの中で、不思議に思ったり、こうしてみたいと思ったことを自分たちで考え、遊びながら試すことが増えてきました。すぐに答えが出なかったり、うまくいかない時もありますが、他の子の意見を聞いたり、もう一度やってみたりしながら、日々考え、発見の繰り返しを楽しんでいます。

 

〔5月の保育の評価・反省〕

  • 図鑑で見つけた草花や虫の名前を調べました。同じ所や違う所に気づいたり、名前を覚えることができました。また、声に出して読んだり、他の子が読んでいるのを一緒に見たり、聞いたりすることで、文字に興味を持つことにもつながりました。

(山内 麻知子)

 
年少児
どこに行こうかな?

 外が晴れていると「お空にお日さま出てるよ」「お外行きたい」と嬉しそうに教えてくれます。「今日はどこに行きたい?」と問いかけると「仁坂公園がいい」「大きい公園に行きたい」と目を輝かせます。

 二歳児の頃に比べ、歩くペースを速めて歩いてみました。始めはペースが掴めずに前の子と間が空いたり、足取りが重く、なかなか前に進みませんでした。職員の声掛けに追いつくのがやっとで、必死に走って間を詰めたり、園に着くと「疲れた」と重そうな体を支えながら座り込んだりしていました。そんな中でも子どもたちの『公園に行きたい』という気持ちが強く、出発前の子どもたちの表情は明るく、輝いていました。公園に行く回数を重ねることで前が空いたことに気がついて自分から間を詰めたり、「前空いたよ」と他の子に教えてくれるようになり、四月より道路の歩き方が上手くなってきました。

 

 公園に着くと、「着いたね」「やったね」という嬉しそうな会話が聞こえてきました。『頑張って歩いて来れた』という達成感を感じながら遊具やかくれんぼ、かけっこなど夢中になって公園内を思い切り走り回っています。時には帰り道を子どもたちと相談して帰ることもあります。地域のお家にお邪魔して花壇の花を観察したり、細い住宅街の中を通ってみたりと色々な発見をしながら園までの探検も楽しんでいます。これからも様々な場所にでかけ、新しい発見と共に体力アップに繋げていきたいと思います。

 

〔5月の保育の評価・反省〕

  • 一人ひとりの歩くペースを把握し、並び順を配慮することでスムーズに歩けるようになってきました。
  • 汗をかいたら服が濡れたり、体が痒くなるので新しい肌着に着替えることを伝え、自分で着替えができるようになってきました。

(伊藤 安美)

 
二歳児
自分の気持ち

 むつみこども園での新しい生活が始まり約一ヵ月が経ちました。一日の生活の流れも少しずつ理解できるようになってきました。朝、二歳児の部屋に入ってくると「○○ちゃん、おはよう」と元気な声が聞こえてきます。自分のリュックや他の子のリュックも分かるようになってきました。自分のことができていなくても「○○ちゃん、落ちていたよ」と巾着袋を持ってきたり、渡してあげたりと微笑ましい場面が多くあります。

 

 先日、積み木で絵合わせ遊びをしていた時のことです。『なーんだなんだ』と言ってから積み木の絵を言葉で伝えてから探していきます。私が『いちご』と言うといちごの積み木を目を大きく開いて見つけようとする姿がありました。「あった」と二人が同じ積み木を取りました。「ぼくの」とお互いに譲ることができなかったのですが、私が「どっちが早かったかな」と言うと二人で少し考えていました。すると、どうしても譲れないと頑張って自分の持っている積み木を見ながら、そっと取りあった子に渡していました。その瞬間二人に笑顔が広がり「次は何かな」と話し始めました。自分の気持ちだけでなく、相手の気持ちも考えている姿に感心しました。また、一人より二人のほうが楽しいがわかってきていることに、一歳児の時にはなかった育ちの広がりを感じてうれしくなり私の笑顔もこぼれました。

 いろいろな場面で、困っている子や泣いている子に「大丈夫?」「どうしたの」と声を掛けて頭を優しく撫でてあげる場面が増えてきました。これから子どもたちと一緒に成長していきたいと思っています。

 

〔5月の保育の評価・反省〕

  • 衣服の着替えをするだけでなく、洗濯袋に入れて片付けることができるようになってきました。
  • 園庭や山登りをして遊ぶことで、バランスを取りながら斜面を登ったり下りたりすることができるようになってきました。

(伊藤 紀子)






むつみ乳児保育園の2021年5月の様子

乳児
子どもたちの成長

 寝返り、お座り、這い這いなど子どもたちの行動は、日増しに進化してきました。それに伴い、興味や関心も広がりを見せています。

 マットに仰向けになっている子どもに「こっちだよ」と言いながら左側からガラガラを振ると、それに触ろうとぐるんと寝返りをします。自由自在に寝返る子と私とで寝返り競争が始まります。私より先に寝返って待っていたので「負けちゃった」と言うとニコッと笑ってはゴロンとまた繰り返します。

 お座りしている子にボールを転がすと、両手で上手にキャッチします。「もう一つ」と転がすと左手にボールを持ったまま右手で捕まえて、そのボールをカチカチ打ち合わせます。手を打ってほめると持っていたボールを離し、一緒に拍手をして喜びます。

 

 這い這いする子たちとはボールの追いかけっこをします。「ボール待て待て」と追いかけ、先に追いついた子は、ホッケー選手のように右手でボールを転がしてはまた追いかけていきます。

 歩行ができる子は、しゃがんだ姿からゆっくり立ち上がり、足底に磁石がついているかのように床にしっかり足底を着けて一歩一歩進みます。その速さに合わせて「一、二、一、二」と声をかけると「うっうっ」と声を出しながら歩いて来ます。「おかえりなさい」と両手を広げて迎えると微笑み、今度は別の場所目指して前進して行きます。

 出来ることがどんどん増え、日々驚くほどの成長があります。

 そんな中で、全身運動である這い這いを十分にしながら一人ひとりの成長・発達を大切に見守っていきたいと思います。

 

〔5月の保育の評価・反省〕

  • 手遊び、ボール遊び、這い這いや寝返り等、子どもたちと一緒に触れ合い、共感しながら遊ぶことが、安心して過ごすことに繋がりました。
  • 感染予防のため布団の間隔を離したり、水分補給や手洗い、うがいの施行に心掛けました。

(佐藤 榮子)

 
一歳児
早く行こうよ

 日を追うごとに気温が上がり、外遊びが気持ちいい今日この頃です。子どもたちは外での活動を楽しみにしていて、全身を使って遊んでいます。

 「お外に行こうか」と私たちが声を掛けると大きく頷いたり、パッと表情を明るくさせて『待ちきれない』と言うようにその場で何度も足踏みをしたりします。子どもたちは『楽しみ』『早く外で遊びたい』と言う気持ちを様々な方法で表現します。靴下を履き、帽子を被り、テラスで靴を履く等、準備をする間に見える、どこかそわそわしている姿からも、子どもたちの気持ちが伝わってきます。

 

 ある日のことです。園庭に出て、その日一番に目に入ったものはテラスの近くにある水溜まりでした。園庭へと続くスロープをゆっくり下り、水溜まりに近づきます。一度、足を止めて覗きこむ子もいれば、直ぐにジャブジャブと音を立てながら足を踏み入れて行く子もいます。始めは慎重だった子もその様子を見ると直ぐに足を入れます。 そして、その場でジャンプをしたり、手で水面を叩いて水しぶきを上げたり、シャベルを使って水をすくったりと、どんどん遊びが変化していきます。

 その後も子どもたちは夢中で遊び、全身が泥だらけになっても全く気にせず、ダイナミックな泥遊びが続きます。十分に遊ぶと、満足そうにテラスに戻ってきます。シャワーを浴びるとすっきりとした表情で部屋へと帰っていきました。

 子どもたちはどんな遊びも次々に変化させていきます。その姿から学ばせて貰うことがたくさんあります。これからも子どもたちと一緒に遊びを楽しみながら様々な『楽しい』を見つけて行こうと思います。

 

〔5月の保育の評価・反省〕

  • 散歩や園庭での遊びを通して、たんぽぽ、ありやだんごむしなどたくさんの自然に触れることができました。

  • 子どもたちの『自分でやる』の気持ちを大切にし、手を出さずに見守りました。

(高橋 麻衣)

 





むつみ乳児保育園の2021年3月の様子

乳児
仲間と共に

 四月は五名でのスタートでした。今では十九名になり、毎日がとても賑やかです。仲間が増えたことに気が付くと、子どもたちは近くに行き顔を覗き込みます。それは子どもたちが、挨拶をして歓迎しているようです。

 

 入園時、不安そうにしていた子は、今では寝返り、ずり這い、這い這い、歩行などで、自由に室内を散策しています。『この先には何があるのかな?』とわくわくしたような表情が印象的です。散策している途中で、子どもたちは必ず窓の前で立ち止まります。晴れた日には眩しい日差し、雨の日には水が落ちてくる様子、雪の日には窓のすぐ近くにある雪を触ろうとするかのように手を伸ばし、毎日新しい発見をしています。誰か一人の子が見つけた景色に、もう一人集まり顔を見合わせて一緒に見ています。一人から二人になることによって、影に気が付いたり、外を飛んでいるカラスなどを見つけたり、風を感じるなど発見もどんどん増えます。二人の子がその様子を楽しんでいると、その楽しそうな雰囲気に他の子どもたちが集まってきます。一人で楽しんでた子どもたちも、このように自分以外の子や周りに興味を持ち、共有できるようになった姿に大きな成長を感じます。時には叩いたり押したりすることもありますが、それも他の子と関わろうとしているからこそです。今後も様々な発見や経験を仲間たちとしていけたらと思います。

 四月からは憧れの一歳児です。今までとはまた違う活動や楽しいことが待っています。これから子どもたちがお互いを意識し、関わり合いながら成長していくのかが楽しみです。

 

〔3月の保育の評価・反省〕

  • スプーン遊びを取り入れたことで、下手持ちでフォークを持ち、フォークを使用して食べられるようになってきました。
  • 天気のいい日には散歩に出掛け、小さな春を探しました。

(小田島 千鶴)

 
一歳児
気づき

 園庭には、まだ雪が多く残っていますが、やわらかな春の日差しを感じるようになりました。

 先日、仁坂公園に行ってきました。久しぶりの公園に、わくわくしながら張り切って出かけました。ところが、雪が降る前まで子どもたちが遊んだ遊具はありませんでした。「ブランコないね」「クルクル回るのもない」「すべり台も」と、到着するとすぐに気が付き、がっかりした声が聞こえてきました。仁坂公園で楽しかった気持ち、大好きな遊具の名前はしっかり心に残っていたようです。『早く戻ってきてね』と、子どもたちの思いを残して帰ってきました

 

 園までの帰り道の中では、屋根から落ちてくる雪解け水を見つけた子が、「雨降ってる」とつぶやいたことで周りにいた子どもたちからすぐ、「いっぱいだね」「雨」と弾んだ声で反応がありました。また、別の子が興味津々で歩道の雪に指を入れて「冷たい」と言う声を聞くと、さっそく自分も指を雪の中に入れて触れて見ます。冷たいことや手が濡れる事を体験しました。公園では遊べなかったけれど、帰り道でも春が来た季節を感じながら楽しく帰ってきました。体力もかなりついてきていると子どもたちの成長には目を見張るものがありました。

 今では自分だけではなく、誰かが発見した事をみんなで共有したり、共感したりすることができるようになってきました。お互いを意識し始め、気の合う子と遊ぶ様子も見られます。むつみこども園の二歳児に進級した後も、乳児保育園での経験が、子どもたちの背中を押してくれると信じています。

 

〔3月の保育の評価・反省〕

  • 箸やスプーンを下手持ちで持つことを意識して、食事をすることができるようになってきています。
  • リズム体操では、ピアノの音を聞いて、近くのこどもや職員と取り組み指先・手足を使うようになってきました。

(伊藤 紀子)

 





むつみこども園の2021年3月の様子

年長児
卒園、おめでとう!

 「卒園式はどうしてやるのか?」という質問を投げかけてみました。すると、「1年生になるから」「大きくなったから」との子どもたちからの返事がありました。さらに、「卒園式に参加してくださる方々は、年長さんおめでとう!たくさん遊んでくれて、教えてくれてありがとうっていう気持ちで参加してくれる。だから年長さんはどんな気持ち?」と聞くと、「嬉しい」「ありがとうって思う」という気持ちが出てきました。「その気持ちを込めてやろうね」と話はしましたが、それを半分しか実感していないままで卒園式に向けて練習を重ねてきました。

 

 立ち方や証書の受け取り方はどうするのか、ひとりでみんなの前に立つのは恥ずかしいから始まりました。が、すぐ「やり方がわからなかったから」「だんだんわかると大丈夫」「かっこいいところ見せられると思う」と自信が出てきました。そんないつもと変わらず元気いっぱいなみんなを見て、「大丈夫笑顔で見送ることができる!」と自信を持って卒園式当日をむかえました。みんな緊張気味で登園してきたものの、みんなが揃うと気持ちも高まったせいか笑顔で会場に向かいました。 子どもたちひとりひとりが歩んできた6年間、その場に一緒にいられたことを本当に幸せに感じました。保護者の方々のあふれる愛情、職員みんなが年長児からもらったありがとうの気持ち、年中児の思い、全てを子どもたちは受け取ったのだと思います。それをしっかり受け取ることができる年長児のすばらしさに感動しました。嬉しくなりました。

 忘れられない式になりました。きっと大丈夫!みんななら、しっかりと一歩一歩進んでいけると思います。輝く未来を夢見てエールを送り続けます。

 みんな、いってらっしゃい!

 

〔3月の保育の評価・反省〕

●生活の中で感謝の気持ちを伝えることで子どもたち自身感謝することに繋がりました。

(松井 空子)

 
年中児
いよいよ年長児!

 年中児として最後の月となりました。三月に入り、年長児が行っているお当番活動を見学したり、味噌作りの仕方を教わったりしています。年長児の活動を経験し、『年長児になる。』という気持ちが高まっています。

 年長児になることはもちろん楽しみですが、卒園する年長児と一緒に遊んだこと、手伝ってもらったこと、教えてもらったことなどいろいろな場面で関わってくれたことへの感謝の気持ちも大きいようです。そこで、年長児に感謝の気持ちを込めたプレゼントを作ることになりました。プレゼント作りは年長児には内緒です。私と子どもたちで「絶対に言わないよ。」という約束の下、年長児が一緒に活動していない隙を見て作りすすめました。年長児が廊下を通ると「今、年長さんいるよ。ばれないようにね。」と知らせ合っているときの一体感は素晴らしかったです。年長児の喜ぶ姿を想像しながら自分で作りたいものを選び、自分の思ったように作ったプレゼントはとても気持ちが詰まっていて、見ている私まで温かい気持ちになりました。きっと年中児の気持ちも年長児に伝わると思います。

 

 いよいよ四月から年長児です。年中児の一年間は仲間と一緒にやりたいことを見つけて、たくさん挑戦してきました。年長児の一年も張り切っていろいろなことに挑戦し、自信をつけていってくれると信じています。楽しい気持ち、悲しい気持ち、怒った気持ち、嬉しい気持ちなどいろいろな気持ちを共有しながら楽しい年長児生活を過ごしてほしいと思います。

 

〔3月の保育の評価・反省〕

●年長児が三月でお別れすることを意識し『ありがとう』の気持ちを持ちながら、プレゼントを製作したり卒園式に参加したりしました。感謝を伝えると共に、年長児になることへの期待が一段と高まったように思います。

(上田 彩乃)

 
年少児
これからもみんなで

 子どもたちが大好きな絵本のひとつに『おおきくなるっていうことは』という絵本があります。『ようふくがちいさくなるってこと』『あんまりなかないってこと』など大きくなっていくことを一緒に考えられる絵本です。

 楽しい掛け合いの中でお話は進んで行くのですが子どもたちが、一番好きなところ、それは『じぶんよりちいさなひとがおおくなるってこと』『ちいさなひとにやさしくなれるってこと』というところです。もうすぐ年中児になることを意識し始めている子どもたちは、そのページをを嬉しそうに見ています。

 

 「赤ちゃんの時の服はね、入らないよ」「泣かないでお話することできるようになったよね」「新しい二歳さんが来たらままごと貸してあげるね」と自分たちが感じたことを話しながら見ていました。今まで年長児や年中児から優しくしてもらったこと、教えてもらったこと、助けてもらったことがたくさんあります。頑張って真似ているうちにできるようになったこともあります。異年齢がいつも一緒にいるからこその経験をたくさんしてきました。今度はそれを『じぶんよりちいさなひとに』してあげる番です。

 今までたくさん優しくしてくれた年長児へのお別れのプレゼントも準備しました。年少児の感謝の気持ちを込めて作りました。色々な思いを込めて作る姿にもこの一年間の心の成長を感じました。これからも明るく元気に力を合わせて進んで欲しいと思います。

 

〔3月の保育の評価・反省〕

●周りの子と一緒にお絵描きや折り紙を楽しむことが多くなりました。年長児や年中児の描き方や作り方を見て真似をしながら楽しんでいます。

●自分より小さな子に優しくしたり手伝ってあげることが多くなりました。

●身体の使い方が上手くなり運動遊びに意欲を持って取り組んでいます。

(宇都宮 美代子)

 
二歳児
憧れの年長児(以上児)

 卒園式が近づいた頃、朝から以上児室で遊んでいた子どもたちがいました。 ままごとコーナーでお料理する子、丸太によじ登ってゆっくり丸太渡りをする子、難しいパズルに挑戦する子、誰もが目をキラキラ輝かせてました。 私が出勤しロッカーに向かう途中で足を止めて見ていることにも気付かない程、夢中になっていたのです。

 丸太から降りた子が、ふっと肩の力を抜いて私に気づくと「俺、年長さんみたいだった?」と嬉しそうに聞いてきました。「うん、年長さんみたいにかっこよかった」と、私が言うと、「やったー。俺年長さん」と飛び跳ねて喜んでいました。すると、他で遊んでいた子どもたちも「私も年長さんみたい?」と次々と駆け寄ってきました。 進級し、以上児になるということは、今の二歳児にとっては『憧れの年長さん』に一歩近づくことのようです。

それほど大きい存在だった年長児にお手伝いしてもらいながら過ごした日々が嘘のように、今では自分で考えながら生活を送っています。

 

 大好きなどろんこ、シャボン玉、小麦粉粘土、雪遊びなど、興味を持ったことを思いっきり楽しんだ一年間でした。その毎日の生活の中で『失敗しても大丈夫』『みんなと一緒にいて楽しい』という気持ちが、少しずつ芽生え、それが年上の子への憧れになっています。これからも、思い切って新しいことに、どんどん挑戦していくことができるように見守り、時にはそっと背中を押していきたいと思います。

 

〔3月の保育の評価・反省〕

●久しぶりの散歩では、様々な発見がありました。子ども同士の関わりを見守ることで、「これ見て」「何かいるみたいだよ」と、ひとりの発見がみんなの発見になりました。

●子どもの声に耳を傾けてきたことで、子どもから「○○したい」ということが増えてきました。

(木村 愛子)






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