乳児保育園では先日、保育参加・参観が行われ、こども園では、4月から5月に年長児説明会、グループ別懇談会が行われました。
両園ともほぼ全ての保護者の皆様にご参加いただき、ありがとうございました。ご都合がつかず、ご参加できなかった保護者の皆様も是非、一日保育体験にお越しいただきたいと思います。
たとえ兄弟が何人いてもお子さんは一人ひとり違います。又、保護者の皆様に見せる姿と私共に見せるお子さんの姿が違う場合があります。そんなお子さんの姿を共有し、お子さんにとって最善の環境を作っていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。お仕事やお勤め先の都合でなかなか難しいとは思いますが、大切なお子さんの未来のためによろしくお願いいたします。
まだ6月なのに30℃を超える真夏日、35℃を超える猛暑日を記録いたしました。
今年の夏はどんな夏になるか予想がつきませんが、子ども達の体調、地域の感染症状況等に十分配慮し、毎日の教育・保育活動を行っていきたいと思います。
毎年お知らせし、ご協力いただいている『むつみの夏の過ごし方2025』をお知らせいたしますのでご理解、ご協力をお願いいたします。
「公園に行こう」の一声で、仁坂公園まで出かけました。二歳児の子どもたちにとっては、おなじみの大好きな場所です。今年度くもグループとして、初めて出かけることになりました。
並んで一列になっていくために、年中児と年長児の間に二歳児と年少児が入りました。ところが、歩幅も違えば、歩く速度も違います。当然ですが、どうしても間が空いてしまうことがありました。すると、それに気が付いたすぐ後ろを歩く年上の子が、そっと「前に進むんだよ」と知らせてくれました。新しいグループとしては初めてでしたが、一列に並んで歩くことを意識しながら公園まで辿り着くことができました。
公園に到着すると『遊ぶぞ!』という楽しみな気合が入り、それぞれ好きな遊具の場所に向かいました。二歳児、年少児の子どもたちもそれぞれ好きな遊具で遊び始めましたが、なぜか視線は年中児、年長児の子どもたちに向かっています。ブランコを漕いだり、回転遊具を押し合って遊んだりしているのにくぎ付けです。そのうち、見て真似をして遊んでみる子もいました。今まで遊んでいた遊具と同じはずなのに、年上の子どもたちの遊びは魅力的に感じるようで、違う遊具のように映っているようでした。それが、公園から帰るまで繰り広げられました。
二歳児、年少児と年上の子がペアを組み、活動する時間も大切にしていきたいことのひとつです。子どもたちの興味や関心がさらに広がって、楽しさがさらにアップできたらと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
晴れた日は戸外での活動が中心でしたが、お絵描き、ブロックなど他の活動がしたい子もいました。他の時間で活動できるようにしたり、他のグループと一緒に活動できるようにしたことで、自分がしたい活動を十分に楽しむことができました。
(上田 彩乃)
グループで集まり、活動の話をしていた時のことです。年長児と年中児を中心に話が進み「公園に行きたい」「園庭に行きたい」と行きたい場所が二手に分かれました。
「公園がいい」「園庭で虫探ししたい」とどちらも譲れません。私が「どうしようか」と言うと、「じゃあ、明日公園に行ったらいいんじゃない?」と年長児の子が一言。その言葉を聞いて園庭に行きたい子たちは「いいよ」と言いますが、公園に行きたい子たちは納得できません。しかし、提案された『明日』は年長児の行事が入っていました。そのことを伝えると「そっか」とまた振り出しに戻ります。「その次?」「次の次?」と話している子どもたちの中でも混乱してきているのがわかりました。
そこで、行事が書いてあるカレンダーを準備して、今日の日付、今週の予定を子どもたちと確認しました。その中で「ここ、何も書いてないからこの日には行けるんじゃない?」と子どもたち同士の話し合いの中で、候補日を決めました。最終的に、その日は園庭に出掛け、公園は別日に行くことになりました。
最初は『自分の行きたい』を叶えようとする話でしたが、後半になると『みんなで行きたい』を考える話になっていきました。二歳児は私たちと年長児や年中児が話すのを不思議そうな表情で聞いていました。年少児は少し難しかったようで、その場を離れていく子もいましたが「公園」「虫探し」等興味のある言葉が出てくると「私も行きたい」と自分の気持ちを伝えにきました。
この日の話が終わったのは間もなく十一時になろうとしている頃でした。時間はかかりましたが、子どもたち自身が納得できたこと、子どもたちの中でも色々と考え、話ができるようになってきたことに成長を感じました。これからも、このような話し合いをしながら、グループ活動を行っていきたいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
戸外での活動をたくさんしました。ペアで行動したことで、二歳児も自分のグループの仲間がわかり、意欲的に準備し活動に向かうことに繋がりました。
(山内 麻知子)
毎日の活動の話し合いで「公園にいきたい」と話が出ることが増え、五月は沢山散歩に出かけました。
パートナーは、散歩に行く時にも活躍します。準備の時には「靴下履くよ」「○○ちゃんのリュックはどれ?」と、戸惑っている二歳児のことを手伝ってくれ心強い味方になっています。以上児の子に教えてもらい、少しずつ準備の流れが分かり、二歳児も今では自分でやってみようとすることが増えてきました。
初めてながれぼしグループで公園に行った時は、二歳児の子は歩くことで精一杯な様子でした。そんな姿に気づいたパートナーが「そこに穴があるから気を付けてね」「もう少しでつくよ」と、さりげなく気遣ってくれていました。また、自転車や車が通るときには止まること、横断歩道を渡るときには信号を見ることなど、以上児の姿を見ることで同じようにまねている様子から、以上児が良い見本となっていることが分かりました。
多い時には週に四回、公園にいきました。少しずつ歩くことに慣れてきて、だんだん地域の様子にも目が向くようになってきました。西山児童公園に行くまでの道では「なにかあるよ」と看板を見つけた子がいました。その一言にみんなも注目して見ます。「うさぎが描いてある」「うさぎさんのお店屋さんなのかな」と、自分が思いついた話も広がっていきました。歩く中での発見は、自分だけで歩くのとは違う楽しさがあるようです。
これからも子どもたちの行きたい所へ出かけ、発見を楽しんでいきたいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
気温が高くなってきたので、気温にあった服装の確認や水分補給を十分に行なうようにしたことで、散歩、ダンス、しっぽ取りと、戸外でも室内でも身体を沢山動かすことができました。
(佐々木 理乃)
気温が高くなったり低くなったりと不安定な日が続いています。そんな天候にも影響されず子どもたちは室内や園庭で元気に活動しています。
ある日、私たちが小麦粉粘土の準備をしていると、『何が始まるんだろう』とわくわくしなが集まって来ました。タライの中に小麦粉を入れたものを見せると「ん」と顔を近付けさらに興味がわいたようです。水を入れて混ぜていると、『これなんだろう』と不思議そうな表情で小麦粉粘土が出来上がるまでその様子をじっと見ています。興味のあるものへの集中力の高さに驚きました。
出来上がった粘土を順番に渡していくと『早くやりたい』『早くちょうだい』と、身体を前のめりにして元気にアピールします。自分の前に小麦粉粘土が渡ると、確かめるように見つめます。十分見つめた後はゆっくり手を伸ばします。最初は、人差し指でそっと突いてみます。小麦粉粘土に自分の指の跡が残ると「ふふっ」と微笑み、もう一度人差し指で突きます。それを何度も繰り返し突いて沢山の窪みができました。私たちが「いっぱいあるね」と言うとこちらを見て嬉しそうに笑います。「へへっ」と声を出して笑っていると、隣に座っていた子も目を合わせて笑い合います。まるで『楽しいね』と話しているようで楽しさを共有できた時間でした。さらに、別の子が小麦粉粘土を引っ張ると途中で千切れることに気が付きました。別の遊び方に気が付き、早速自分でも試していました。テーブルに千切れた小麦粉粘土でいっぱいになるととても満足そうです。
子どもたちは色々な実験(試し行動)をしながら遊びの輪を広げています。これからもその瞬間を見逃さないよう沢山活動していきたいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
晴れた日にはバギーに乗って園周辺の散歩や園庭に出て活動し、こまめに水分補給をしました。
(久米 凜南)
子どもたちは遊びの中でたくさんのものを発見して、その時ならではの遊びを楽しんでいます。
ある晴れた日、床を撫でている子がいました。よく見てみると窓から朝陽が差し込んでいました。私も一緒に触ってみると、床はほんのりと暖かく、子どもたちはそのことに気が付いていたようです。しばらく触っていると「あっ」と何かを指さしました。その先にあったのは自分の影です。自分が動くと同じ動きをすることに気付いたようです。それが不思議で、面白くもあったようで、しばらくのあいだ影との触れ合いを楽しんでいました。
雨の日も子どもたちの発見は続きます。桜並木側の窓から外を見ていた子が、右耳にそっと手を当てていました。窓のすぐそばには、屋根からの雨垂れでできた水たまりがあり、雨粒が落ちるたびにパシャンッと音がなっていました。その音を集中して聞きたいために耳に手をあてているのかと思いました。その子のよく聞きたいという気持ちが表れていました。また、別の子は園庭をじっと見つめていました。視線の先にあるのは大きな水たまりです。雨が降るたびに水面が動くことに気が付いた様でその動きに魅了されているようでした。雨が上がった翌日からも、その水たまりは大人気です。園庭に出るとまっすぐに水たまりに向かい、全身が泥だらけになるくらい遊んでいました。
子どもたちの発見には毎回驚かされ、感心させられます。私たちでは見逃してしまうようなことも、子どもたちにとっては大きな発見です。その発見を私たちも共有できることがとても嬉しいです。これからも発見を喜び合いながらたくさん遊んでいこうと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
晴れた日はたくさん戸外に出かけました。気温が高くなる日は、こまめに水分補給をしながら過ごしました。
(高橋 麻衣)
ザクザククッキー
■材料(10個分):
オートミール:80g(ロールドオーツ)
片栗粉:20g
乾燥おから:20g
こめ油:20g
塩:ひとつまみ
無調整豆乳:60g
【作り方】
①材料を全て混ぜます。
②オーブン予熱180℃にします。
③クッキングシートにのせて10等分に分けて丸く平にします。
④15分~20分焼きます。
⑤オーブンから出して冷ましてできあがりです。
※焼きたてはやわらかいので冷めるまで放置してください。
スペシャルランチ【アスパラがいっぱいスペシャル】
5月の「○○がいっぱい!」スペシャルは「アスパラ」でした。
メニューはアスパラピラフ、アスパラつくね、アスパラサラダ、アスパラスープ、いちごでした。
アスパラつくねの中にアスパラが隠れていたのですが…。
アスパラに気付くとスーッと抜いて肉だけ食べている子がほとんどでした。
きれいに食べてお皿がピカピカの子もいました。
色々な食材を食べてもらえるように工夫していきます。
6月の「○○がいっぱい!」もお楽しみに!
さつまコロッケ
■材料(10個分):
さつまいも:300g
塩:ひとつまみ
コーン:10g
パン粉:10g
こめ油:小さじ1
【作り方】
1.さつまいもを蒸してつぶします。
2.1にコーンと一つまみの塩を混ぜます。
3.2を10等分に丸めてクッキングシートののせます
4.パン粉と油をすり混ぜます。
5.3に4をまぶします。
6.オーブンを200℃で予熱をして15分焼きます。
※フライパンで焼く場合は両面焼いてください。
スペシャルランチ:アスパラガスがいっぱいスペシャル
5月のスペシャルランチは『アスパラガスがいっぱいスペシャル』でした。
アスパラピラフ、アスパラつくね、アスパラサラダ、アスパラスープ、いちごです。
緑のお野菜はお皿の隅っこに寄せられることが多いです。
アスパラのつくねもお肉で隠しても見つけた瞬間取り除くこともよくあります。
これは自然なことで、困ることではありません。
一方で、野菜が大好きな子もいます。
野菜が大好きな子や先生の食べる様子を見て食べてみようと挑戦する子も増えてきました。
おやつにも野菜がでます。
「食べてみたらおいしかったからおかわりする」と言っておかわりの列に並びます。
今日も、また一つ美味しいものを見つけたねとグットサインと笑顔のランチルームです。
日 | 曜日 | 乳児 保育園 | むつみ こども園 | 園行事 |
1日 | 日 | |||
2日 | 月 | ● | ● | 防犯訓練 |
● | 離乳食展示 | |||
3日 | 火 | ● | ● | 歯科検診 |
4日 | 水 | |||
5日 | 木 | ● | みそ作り | |
6日 | 金 | |||
7日 | 土 | |||
8日 | 日 | |||
9日 | 月 | ● | ● | 第三者委員会 |
10日 | 火 | ● | にほんのこころプロジェクト(お点前) | |
11日 | 水 | ● | 清陵子育て未来塾 | |
● | にほんのこころプロジェクト(歌) | |||
12日 | 木 | ● | 清陵子育て未来塾 | |
● | ● | スペシャルランチ | ||
13日 | 金 | ● | 保育参観(参加) | |
14日 | 土 | |||
15日 | 日 | |||
16日 | 月 | |||
17日 | 火 | ● | 清陵子育て未来塾 | |
18日 | 水 | ● | にほんのこころプロジェクト(歌) | |
● | 性教育講座 | |||
19日 | 木 | ● | むつみ探検隊 | |
● | むつみサロン | |||
● | おにぎりデー | |||
20日 | 金 | ● | ● | 身体計測 |
● | にほんのこころプロジェクト(俳句) | |||
21日 | 土 | ● | ● | 職員研修・会議 |
22日 | 日 | |||
23日 | 月 | |||
24日 | 火 | ● | にほんのこころプロジェクト(お点前) | |
25日 | 水 | ● | ● | おやつバイキング |
● | にほんのこころプロジェクト(歌) | |||
26日 | 木 | |||
27日 | 金 | |||
28日 | 土 | |||
29日 | 日 | |||
30日 | 月 | ● | ● | 防災訓練 |
● | 花火教室 |