むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
教育と保育
取り組み
むつみの1日
むつみ乳児保育園 むつみ乳児保育園
年間行事
Q&A
園について
くもグループ
いろいろな発見

 昨年、雪が積もる前に畑に埋めた山内人参、沼山大根、キジガシラ大根が沢山の花を咲かせました。

 春先からみんなで花を観察しました。初めてみる人参や大根の花に感動したり驚いたりしていました。

 収穫された人参や大根しか見ていない私たちは、花がどのようになっていくのか子どもたちと一緒に観察しました。

人参の花は、大人の背丈も越える程大きく伸び、とても綺麗でした。 

 種をとるタイミングを田口さんに教えてもらい、くもグループを中心とした『やってみたい』子どもたちで茎から枯れた花の部分を摘み取りました。種は、茶色いチクチクとした殻がついているのでそのチクチクが刺さらないように気を付けながら作業しました。よく乾燥させて種をとる予定です。

 大根の種は、子どもたちが「枝豆みたい」というように枝豆に似た硬いさやの中に入っていました。

 

 年長児と一緒にさやから種を取り出す作業をやってみましたが、とても細かい作業でした。それでも子どもたちは「小さいね」「これが大根になるって不思議だね」などと会話をしながら楽しそうに種の取り出しをしていました。

 畑の土が、暑さと雨不足で硬くなっていたので草を取りながら土を耕す作業を私たちがしていると興味を持った子どもたちが「手伝うね」と言って集まってきてくれました。草を抜いたり、固まった土を手で砕いたり、楽しそうに手伝ってくれました。

 種を蒔く畑の準備は出来ました。

 9月には自分たちで採った種を蒔いて収穫を楽しみにしたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • グループの枠を越えて、畑に興味を持った子が自然に畑に集まり、声をかけ合いながら畑の作業を楽しむことができました。

(宇都宮 美代子)

 
うみグループ
どうやったら速くなるかな?

 グループ対抗でいろいろなリレーを楽しみました。その中で『以上児バトンリレー』をした時の出来事です。

 バトンリレーを一回目、二回目とやるうちに、時折スピードを緩める子、スキップのように進む子、リングバトンをお盆のように両手で持って走る子など、いろいろな走り方の特徴が見られました。そして三グループ中最後にゴールすることがほとんどでした。そこで「どうやったら速くなるかな?」とみんなで話してみました。すると「手をこうやって走る」と言って、肘を曲げて力いっぱい腕を振ったり「バトンを優しく渡す」などいろいろなアイディアが出てきました。年少児も「なるほど…」という表情で一緒に腕を振ってみました。

 

作戦をたてると、子どもたちの目は変わり、気合で満ち溢れていました。そして、その日最後のリレーが始まりました。スタートと同時にはりきって走って行きます。一人ひとりが前回よりも両腕を力強く振り、その勢いが止まることはありませんでした。そして次の人の手をよく見て、バトンを渡していました。すると順位を一つ上げることができました。子どもたちは「いえーい」と大喜びでした。みんなでより速く走りゴールできたことが嬉しかったようで、それからも速くなるための走り方を意識している子が増えました。

 今回のリレーでは「どうやったら速くなるか」子どもたちが考え、教え合っていました。そしてみんなが同じ目標に向かって走ることができました。自分たちで考え、決めたことには、子どもたちを変える強いパワーが生まれるのだなと感じました。これからもいろいろな遊びや困ったことなどを、グループのみんなで話し合い、教え合ったり決めたりしていきたいです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 毎日の振り返りの時間では、ほかの子の話にも興味をもって、耳を傾けようとする子が増えてきました。

(和賀 和香菜)

 
ながれぼしグループ
一緒に勝とう!

 運動会が近づいてきました。グループ対抗で、走ったり玉入れをしたり数種類のリレーをしたりといつも以上にながれぼしグループは熱くなっています。

 ある日の運動遊びの出来事です。グループごとに分かれてリレーや、玉入れ競争が始まりました。ところが二歳児は、初めて見る動きや道具に固まってしまいました。すると、年長児が率先して「ここに並ぶんだよ」「これは〇〇だよ」と並び方や競技のルールを教えていました。二歳児の子を気にかけて声をかけてくれる以上児の姿がとても自然で、私達もやさしい気持ちになりました。

 

 また、リレーで手と手を合わせてタッチをする時、次が年下の子であれば目線を合わせたり、走るスピードを緩めたり優しくタッチしています。その優しさや気遣いがあったので年少児や二歳児は、安心して楽しみながら運動遊びに取り組むことができていると感じます。

 応援も盛り上がっています。以上児が応援しているのを見て、二歳児も「ながれぼしがんばって」と負けずに声を出します。グループのことを応援しよう、一緒に頑張ろうという気持ちが日に日に強くり声量も大きくなってチームワークができています。

 毎日のように運動遊びでグループ対抗戦をやっているうちに、子ども達の中で『頑張るぞ』『勝つぞ』という思いが強くなってきています。それが日に日に強くなっているように感じます。一致団結したながれぼしグループの底力をぜひ楽しみにしていてください。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 水分補給を十分したことで、運動遊びや水遊び、リレー等で沢山身体を動かし元気に活動ができました。

  • 毎日振り返りの時間を持ったことで、楽しかったこと、悲しかったことなど発表したり相手の話しをしっかり聞いたりすることができるようになってきました。

(高橋 彩夏)

乳児
まほうのお水、おいしいね

 

 気温が高い日が少しずつ過ぎ去り、気持ちのいい風を感じられるようになってきました。毎日一時間おきに園手作りの『まほうの水』を飲みながら、毎日子どもたちは元気に活動をしています。子どもたちはこのまほうの水が大好きです。

 毎日の水分補給が、『自分でコップを持って飲む』をレベルアップしてくれました。コップに口を付けたまま止まってしまう、一気に傾けすぎて全身が濡れて驚く、両手で持たないと安定せず凝れてしまう等々色々な試練がありました。しかし子ども達はそんなことではめげません。そんな経験を繰り返すことで少しずつコップの傾ける角度や持ち方などを学び、最近はほとんどこぼさずに飲めるようになってきました。私たちが手を添えようとすると、『いや』と私たちに背中を向けたり、ゴクゴクと一気に飲んで得意気に微笑んだりしています。飲み終えると「っあー」と満足げな声を漏らし、その飲みっぷりに思わず笑ってしまいます。

 

また、近くに座って飲んでいる子とコップを合わせて『乾杯』をして飲んだり、『おいしいね』と笑い合ったり、仲間と共有する姿も出てきました。いまは、子どもたち同士のやり取りに繋がってきていることに成長とうれしさを感じました。仲間と一緒に飲む『まほうの水』は格別の味です。

 コップで飲むことは離乳食の中期頃から始めています。時間をかけて一口ずつ口に入れて飲んでいます。そのために服が濡れ着替えの回数も多くなります。毎日のお着替えの準備をしていただきありがとうございます。子ども達は、毎日挑戦中です。応援よろしくお願いします。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 歌、手遊びやダンスの音楽に合わせて体を動かすことで、しぐさをまねて楽しめるようになってきました。

  • 絵の具や水風船、シャボン玉など様々な素材を使用したことで意欲的に水遊びをすることに繋がりました。

小田島 千鶴

 
一歳児
ジュースどうぞ

 水あそびの気持ち良い日が続きました。渚プールに入ったり、金魚やアヒルの玩具をすくって遊んだり、カップに入れた水を移し替えたりと自分の好きな遊びを見つけて楽しんでいます。 その遊びの中で、たくさんの発見がありました。カエルの布玩具を持ち上げた時、水が滴ることに気づいた子がいました。片手で玩具を持ち上げ、反対の手は少し丸めてお皿のようにして手の平いっぱいに水をためていました。

一生懸命なまなざしに魅了され、何を考えているのかとても知りたいと思いました。

 

 ペットボトルも準備しました。水を入れたペットボトルを両手で持つと、カップへと移し替えていきます。ぼこぼこと音が鳴ること、振動が手に伝わってくることに気付きました。カップいっぱいになると「ジュース」「コーヒー」と、私たちにもたくさんごちそうしてくれました。絵の具も使いました。赤や青、キャップの裏に黄色や緑の絵の具をつけ、水を入れて上下に振ると少しずつ色が濃くなっていくのに気が付きました。その色水をカップに入れて始まったのはもちろんジュース屋さんです。カップいっぱいにジュースを入れると「どうぞ」と手渡してくれます。「ごちそうさまでした」と、コップを返すと喜んでおかわりを作りに行ってくれました。

 どんな遊びも、真剣に向き合って楽しんでいます。その中にはは、たくさんの学びや発見があります。子どもたちの真剣な取り組みをを私たちは単なる遊びと考えず、真剣に向き合っていきたいと思っています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • こまめに水分補給をしながら過ごしたことで、『暑い』を十分体験できました。

  • 『できた』という気持ちを大切にしすることで、着替えや手洗いなど自分でやろうとする意欲が高まりました。

高橋 麻衣

ポークナポリタン

 

■材料(子ども一人分):

豚ひき肉:20g
人参:5g(千切り)
ピーマン:5g(千切り)
なす:10g(半月)
茹でたスパゲティ:80g
きざみにんにく:少々
醤油:1g
こめ油:3g
トマトケチャップ:小さじ1

 

【作り方】

①フライパンに油を入れにんにくを炒めます。
②ひき肉、人参、なす、ピーマンと順に炒め醤油、トマトケチャップを入れて味を調整します。
③②に茹でたスパゲティを入れて絡めながら炒めてできあがりです。

※園では量が多いので入れませんが、スパゲティの茹で汁を入れると絡まりやすく味がなじみやすいです。

 

 

スペシャルランチ【なすがいっぱいスペシャル】

 

【メニュー】

・なすフォカッチャ
・なすそうめん
・がぶりきゅうり
・スイカ

8月のスペシャルランチは『なすがいっぱいスペシャル』でした。
子どもたちは、おやつに出ていた汁のそうめんや、
すいか、毎日出ているきゅうりを集中して食べていました。
ほとんどの子が主食のなすフォカッチャに手を付けず、
お皿に残っている状態でした。
一緒に食べていた職員が手で持ちこうやって食べるんだよと
見本を見せると一人の子が食べ始め二人三人と次から次へと食べ始めました。
見慣れたもの、食べ慣れたものとそうでない物、
乳幼児期ならではの本能を感じたスペシャルランチでした!!

むつみ夏の焼きとり

 

■材料(子ども一人分)

鶏もも肉:40g
すりおろし生姜:0.4g
すりおろしにんにく:0.2g
醤油:1.25g
本みりん:1.25g
ネギ:20g

 

【作り方】

①材料全て混ぜ合わせます。
②①を20分漬けておきます。
③オーブン180℃予熱して、20分焼きます。
④中に火が通っているか確認してできあがりです。
 まだ中が生で焦げていたらアルミホイルで覆い追加で焼いてください。

 

 

スペシャルランチ:なすがいっぱいスペシャル

 

【メニュー】

・なすフォカッチャ
・なすそうめん
・がぶりきゅうり
・スイカ

 

8月のスペシャルランチは、『なすがいっぱいスペシャル』でした。

嫌いな食材の克服年齢研究では、
ピーマン嫌いは11歳、トマト14歳、ナス17歳と遅咲きな、”なす”です。
園でも苦手な子、食わず嫌いな子もいます。
個人差はありますが、高校生くらいになると食べられるようになります。
大丈夫です、気長に待ちましょう。
それでも、スペシャルランチというイベントで、いつもなら苦手な食材も、
スペシャルランチの魔法なら食べる子もちらほら見えます。
食べたら「おいしかった」「なす食べた!!」と嬉しさいっぱいの笑顔で教えてくれました。

曜日乳児むつみ行事
1防災訓練
2 離乳食展示
3   
4   
5   
6   
7   
8 運動会 予行
9 運動会 予行
10むつみこども園運動会
11スペシャルランチ
12   
13職員研修
14   
15  敬老の日
16 むつみ探検隊
 おにぎりデー
17 にほんのこころプロジェクト(歌)
 性教育講座
18 デイキャンプ
19 にほんのこころプロジェクト(俳句)
身体計測
 第三者委員
20   
21   
22防犯訓練
23  秋分の日
24 にほんのこころプロジェクト(歌)
25   
26 みそ作り
 おやつバイキング
27   
28   
29   
30 にほんのこころプロジェクト(お点前)
0・1歳児

 
2歳児

 
年少児

 
年中児

 
年長児

 

 

 

0・1歳児

 
2歳児

 
年少児

 
年中児

 
年長児

 

 

くもグループ
鉄棒って楽しい

 毎朝の活動の話し合いのとき、「運動遊びがしたい」と意見が出たときがありました。その一声に「○○がしたい」「みんなで走るのはどう?」などやりたいことで話が盛り上がっていきます。

 子どもたちが『やりたい』と言っていた遊びを行う中で、一番夢中になって取り組んだのが鉄棒でした。まずは基本の動きで鉄棒を握ってくぐったり、ギューバタバタをしたり、鉄棒に足の裏をくっつけたりすることを楽しみました。基本の動きをしたあと「前回りやってみたい」と話が出ました。「いいね。やってみようよ」と早速挑戦してみます。腕で身体を支える腕支持の姿勢からゆっくり身体を前に倒します。足が離れているのが怖い子は私の足の上に乗り、足が着いた状態でできるように支えました。完全に頭が下に向くと後は足を下ろすだけです。足がマットに着くと「おお、回れた」と初めてできた子は安堵のような嬉しいような表情をしていました。一度できると「もう一回やる」とさらに張り切っていました。近くで見ていた子にもそのやる気が伝わり、『やってみようかな』と思うきっかけになっていました。

 

 今ではできるようになったことが自信になり、他の技にも挑戦してみようとする子が増えてきています。二歳児や年少児も年中児や年長児の動きを真似したり、できることをやりながら身体を動かす楽しさを感じています。担当の『身体を動かすことが好き』という気持ちが少しずつ子どもたちにも伝わってきているのかなと感じました。これからどんなことに興味を持ち、楽しんでいけるかが楽しみです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 子どもたちの自分でやりたいという気持ちを大切にしながら補助をすることで、「できた」というときは一緒に喜んだり、応援したりの声掛けに繋がりました。
    そして、次のやってみたいに挑戦する意欲が高まりました。」

(上田 彩乃)

 
うみグループ
楽しかったことを発表しよう

 振り返りの時間を使って、今日の楽しかったことや困ったこと等を発表し合う場を作っています。私が「今日、楽しかったことやおもしろかったことを教えてくれる人はいますか?」と聞くと、年長児や年中児を中心に「はい、はい」と手があがります。

 話の中心は午前中にあった活動の中でのできごとを教えてくれる子が多いです。「虫探しが楽しかった」という話が出ると、その様子を見ていた子、一緒に虫を捕まえていた子たちから「かなへびはいなかったよね」「でも、小さいバッタとカマキリはいたね」等新たな話や付け足しの情報が入ります。 また、年齢での活動時には、それぞれの年齢での楽しかった話が出てきます。特に探検隊やにほんのこころプロジェクト歌は、他の子たちがどんなことをしているのかを知る機会にもなっています。年長児が教えてくれた『滝』の話はみんな不思議そうな、でも『楽しそう』という気持ちが、話をしている子からも、聞いている子たちからも伝わってきました。

 

 今はまだ、話をしてくれるのは年長児と年中児が中心です。年少児や二歳児の子たちは、そんな年長児と年中児の様子を真似て、手を挙げてみたり、「たのしかったよね」と言って、気持ちに共感してくれる子もいます。

 毎日グループ活動をしていますが、グループ全員の子と過ごしているわけではありません。この振り返りの時間が、他の子が今何を楽しんでいるのかを知ったり、話を聞いて子どもたちの中での『楽しそう』を見つけるきっかけにもなっています。

 これからもひとりひとりの『楽しい』 を伝え合い、グループみんなの『楽しい』が広がっていってほしいなと思います。また困ったこと、嫌だったこともみんなで共有し解決していっています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 暑い日が続いてるので、こまめに水分補給を行なったことで、熱さに負けず元気に遊びました。

(山内 麻知子)

 
ながれぼしグループ
屋外遊戯室へ!

 ながれぼしグループで屋外遊戯室に行きました。以上児室の大きな窓の前まで行くと、二歳児の子が「わあ」「ここ?」と嬉しそうに声をあげました。

 屋外遊戯室に出ると自然に年長児と年中児の子が、二歳児の子を案内しようと屋外遊戯室ツアーに早変わりです。「こっちにおいで」「ここはね…」と案内役のガイドさん達が優しく丁寧に教えていたので、二歳児の子たちは安心してツアー終了後すぐ遊具に向かうことができました。大きな滑り台にも「見ててね」と声をかけるくらい余裕で手を振って滑ったり、吊り輪にぶら下がってみたりと、思いっきり駆け回りながら遊びました。

 ひとしきり遊んだころ、登り棒を登ったり、雲梯を渡ったりする以上児の姿に気づき始めました。『どうやってやるんだろう』『自分もやってみたい』というような表情で以上児の姿にくぎ付けになっていました。

 

 そんな二歳児の姿に気づいているのかいないのか以上児の子は、雲梯を頑張った子の手にマメ(がんばりマメと呼んでいます)があるかどうかの話題が出ていました。お互い見せ合って「すごいね、頑張ったね」「私もあるよ」とたたえあっているところが、すてきだなと思いました。お互いが刺激になってまた一段上を目指す励みになっているようです。そのうち一番長くぶら下がった人が勝ち、というルールで雲梯ぶら下がり競争も始まりました。「腕が千切れそう」と言いながらも、周りの子の姿を見てギュッと雲梯を握る手に力がこもります。『負けないぞ』という気持ちがメラメラとが燃えていました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 振り返りの中で、困ったことや分からないことを発言することが増えました。
    そのことについて年上の子が教えてくれたり、みんなでどうしたらいいのか考えたりしながら解決することができました。

(佐々木 理乃)

むつみ保育園 | むつみ乳児保育園