むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみプラスone【2024年1月】

 1月23日午後、年長児がご家族をお招きして『むつみ茶会』を行いました。

 当日、朝から何となくいつもと違う感じがしていたのですが、昼食をいつもより早く食べ終え、高橋礼法着物学院の先生方が見えられ着付けが始まった時には、いつもの年長さんではなくなっていました。

 男女ともに着物を着せていただき、互いにいつもと違う姿に「かっこいい‼」と言い合い、特に女の子たちは、午前中から築山、松井両主幹が髪を整えて髪飾りも付け、着物を着せていただいた時から自然に普段の姿からは想像もつかないほどおしとやかな動きに変わっていました。

 お茶会は、それぞれ自分の家族にお茶を点て、お菓子やお茶を運ぶのは、別の子がするという手順で行いました。子ども達の緊張感は最高潮に達していましたが、見事にそれぞれの役を果たすことができました。

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むつみプラスone【12月】

 こども達にとっては、待望の雪がやってきました。私達大人には、猛暑の夏が恋しく思い出される季節に一気に変わりました。

 送迎で園にお越しくださっている保護者の皆様はお気づきになられたでしょうか?こども園では、玄関と正面事務室の上の壁面、乳児保育園では玄関の階段を上がった掲示板に次のような張り紙があります。

『私達は子ども達を信頼します。私達は子どもたちに任せます。私達は子ども達を待ちます。私達は子ども達を支えます。』【MUTSUMI RULE 園是四訓】

 私どもが日々、教育保育活動を実践するうえで、ずーっと大切にしてきていることを皆さんに知っていただき、私どもが忙しさや天候や他者のせいにしてついつい怠りがちになってしまうことを避けるために敢えて掲示いたしました。

 私どもの職員は、他園の職員の皆さんに比較しても決して劣ることなく平均値以上の考えを持ち教育保育を行っていると思います。(手前味噌で申し訳ありませんが、これは、毎月、保護者の皆様にご協力いただき、研修を行えているので、日々の実践だけではなく、その裏付けとなる基本を学ぶ事が出来ているからです。)

 ですから、子どもたちを大人の思い通りにコントロールし、ある一定のところまで到達させて卒園させることはそんなに難しいことではありません。しかし、以前からたびたびお知らせしておりましたが、今の子ども達が成人し、社会に出たときには、不確実で先行きが見えない不安定な時代になっていることが予想されています。

 そんな時に間違いなく生き抜ける子ども達を育てることが私どもの責任と考えています。どんなに不確実な時代であっても自分を見失うことなく自分の考えを持ち続けることのできる大人にどの子もなってほしいと思っています。

 全てのことを親や保育者(教師)が決め、「あなたのためだから」と言って指示、命令し意見を聞くふりをしながら大人の思い通りの方向に子どもをコントロールする。 特に乳幼児期や学童期にこれを行うことは、簡単にでき、大人にとって安全、安心なことなので、やってしまいがちです。実際、多くの就学前施設(幼稚園・保育園・こども園等)や学校で見受けられます。

 今、私どものできることを考えたときにいわゆる小学校に入学しても困らない、お勉強のできる脳を育てることではなく、自分で考え、選択でき、それが間違えていた時には「ごめんなさい。」が言え、自分だけではできそうにないと思ったら仲間を作り、手伝ってもらったら「ありがとう!」と言え、互いに教えあい協働しあえる子ども(大人)を育てるために上記の【MUTSUMI RULE 園是四訓】があります。

 最近、年長児たちにこの気持ちが芽生え始めていることを感じています。

 ご家庭でもまずは子どもに選ばせ、待ってあげることから始めてみませんか。

 子ども達の未来にとって最高のプレゼント、最高のご家族になると思います。 

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むつみプラスワン

 10月25日から27日まで、年長児が北秋田市森吉の妖精の森で2泊3日のキャンプをしてきました。平成20年10月から始めて今回で15回目となります。

 3日間ともこれ以上は望めないだろうというほどの快晴に恵まれ最高のコンディションでキャンプができました。「キャンプ場周辺には、ブナや栗の実も山ぶどうも不作で食べる物がないため熊は、いない。」という事前の情報通り、「いつでも、どこにでも」出没している熊は、その陰、気配すらありませんでした。

 想定外だったのは、コンディションだけではなく、子ども達もそうでした。

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むつみプラスワン【ご協力ありがとうございました。】

9/16(土) 職員研修会を開始しようとしたら体調不良の職員が、複数出ました。

 すぐに病院受診してもらったところコロナの陽性反応ということでした。

 その週の初めに家族から子どもが感染し欠席者が数名出ていたので気をつけていたのですが、乳児保育園は、どうしても密な接触が避けられないため感染が広まってしまったものと考えられます。体調不良者は、全員、乳児保育園の職員だったため急遽対応策を考え、保護者の皆様にお願いメールを発信いたしました。

 最終的に乳児保育園の半数以上の職員が感染してしまい、十分満足のいく保育ができない状況が予想されましたが、休園は避けたかったので可能な限りの登園自粛をお願いいたしました。その結果、乳児保育園では大半のご家庭で、こども園でも半数のご家庭が登園自粛にご協力くださいました。おかげさまで、職員も余裕をもって療養し復帰することができ、9/25からは通常保育ができました。ありがとうございました。

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むつみプラスワン【むつみの夏の過ごし方】

  • 熱中症対策

 十分な運動をして体内の血流を良くし、汗を多くかき、それに見合う水分補給と休息をとることが熱中症対策です。

私たちの体は、体温を一定に保つために外の気温に応じてさまざまな働きをします。

 体が快適に感じる気温には、幅があり28.5度~29度を中心に、上が31度、下は27度くらい。その時の皮膚は、血管を微妙に閉じたり開いたりを繰り返して体温調節を行っています。ところが、暑くなると血管を開いただけでは、体温の調整ができなくなります。このままでは体温が上がり危険…となる前に、

 体に備わった冷却システム=”汗”が作動します。

 汗は、蒸発するときに熱を奪って気化しますので、その分温度を下げることができるのです。汗の出る汗腺は、大人も子どもも同じ数です。汗腺には、汗を出す「能動汗腺」と汗を出さない「不能汗腺」があります。能動汗腺の数が多い方が、当然、体温調節機能が高いということになります。(日本人の能動汗腺数は約230万個と言われています。)

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むつみプラスワン【2023年8月】

 7月8日「正面玄関前にもう行列ができています。」ふるさと村のスタッフの方が開場前に教えてくれました。前日までに在園児の家族の皆さんの申し込みで300人は、超えるだろうとは思っていましたが、正直なところどれくらいの人たちが来てくださるか心配でした。

 開会までの間に続々と集まってきてくださいました。当日、会場で登録して参加くださったご家族(在園児以外)も多数いらっしゃいました。横手市以外のご家族もお越しくださり、秋田市からも県外からもいらしてくださいました。卒園したお子さんとそのご家族も多数いらしてくださいました。ふるさと村でイベントをするのを聞いたからと成人になった卒園児も家族で顔を見せに来てくれました。

 家族でお越しくださった方たちばかりでなく、子ども達だけで、それも卒園児だけではなくその仲間や友達を一緒に誘ってきてくれた子ども達も多数いて久々に会う顔に懐かしさと成長した姿にフェスティバルそっちのけで感激してしまいました。

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むつみプラスワン【2023年7月】

 夏至も過ぎ、夏の暑さがもうやってきました。

 子ども達は、毎日、シャワーを浴びたかのように汗だくで元気に遊びまくっています。泥んこ遊びも大好きで、靴を洗っても帰りまでは乾かなかったり、着替えも半端ないので、毎日のお洗濯にご家庭の皆様にはご難儀をおかけしています。更に、私共の指導不足、注意不足で着替えた衣服を間違えて入れてしまったりと本当にご家庭にはご迷惑をおかけしています。

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むつみプラスワン【2023年6月】

 部屋の外から子ども達がどこかに出かける相談をしている声が聞こえてきます。

 まもなく玄関がにぎやかになってきました。「靴は立って履いてくださいね」職員の声が聞こえてきます。当園では、靴を履いたり脱いだりする時には、立ってするということをどの子も目指しています。それができないと災害の時に危険なものが散らばっていたり野外でどろどろの状態の中で座ってしか履けなくなってしまいます。

そんな状態に遭遇したら、立って履くことができなかっただけで余計なケガをしたり、衣服を汚してしまいます。私共は、子ども達に強制することはありませんが、このことについては、いつも声がけ指導をしています。子ども達が立って履くのを待つのは、大人にとってなかなかできません。時間に追われ忙しい中で時間をかけて待つのは、大変なことだと思いますが、どの子も必ずできるようになるのでじっくり子どもを信じて待ってほしいと思います。

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むつみプラスワン【2023年5月】

 今年は、例年になく新たな年とともに桜の花が咲き始め、GW前に満開となり散ってしまいました。

 こども園も乳児保育園も新しい仲間を迎え、在園の子ども達も進級してむつみの令和5年度が始まりました。

 園内には今までとは違う子ども達の声があふれ、保育者の子ども達にかける声にも先月とは違って新年度を感じさせられた1か月でした。

 先日、小学校の入学式に久しぶりにご案内をいただき、出席させていただきました。

 どの子ども達にも緊張と不安、でも1年生になるんだという期待や誇りが表れていましたし、校長先生をはじめとする先生方や在校生の皆さんにも緊張の中にも和やかな雰囲気も感じられ良い入学式だったと思います。

 その時の来賓の方々の祝辞の始まりが、「式が始まって15分経ったけれどちゃんと座ってお話を聞くことができて皆さん立派です」ということを話されていました。

 そして、「入学おめでとうございます」と言う言葉に対して、子ども達から「ありがとうございます」を指導(強要)されていました。

 その話を聞いていて、ふと疑問に思ったことがありました。

 15分座って聞いていることが褒められることなのでしょうか?(そのお客様のお話は、おひとりで結構長かったたように思うのですが…)

 疑問に思ったのは、特性を持っている子どもでない限り、15分程度だったら座って話を聞くことに集中できるのは、ごく自然のことと思うからです。

 お話をされている方に顔を向け、背筋を伸ばして居住まいを正して聞くということは、遅い子どもでも卒園までは身についています。

 子どもによって身につくことに時差があるのは、子ども自身がその姿勢をとることの意味に、いつ理解、納得できるかの差です。強制(強要)して身につくことは本当の意味で身についたことにはならないと思うからです。

 更に「おめでとうございます。」に対して「ありがとうございます。」と応答することは自然のことだし、教えることは必要なことですが、入学式という公式の場で話を中断させて指導することは果たして、必要なことでしょうか。(あえて言わせていただければ、その応答することをみんなで声を合わせて言わせている方々やそのことをよいことと思っておられる方々もいらっしゃいますが、本来の挨拶は子ども自身から自然に発することに意味があり、強要するようなものではないと思います。)

 それでは、卒業式の時はどうだったろう? 中学や高校ではどうだったろう?

 小学校の入学式だから許されることなの?

 今まで気づかず、過ごしていたことですが、ちょっと気になってしまった式でした。

 入学式そのものは、とても落ち着いた素敵な式で子ども達にも保護者の皆さんにとっても記念すべき日、入学式になったと思います。

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むつみプラスワン【2023年4月】

 3月13日(月)、突然インフルエンザの感染が拡大してしまい、21日に予定していた卒園式を25日に延期するという今までにはなかった事態になってしまいました。年度末で保護者の皆様も忙しい時期だったので休園とかクラス閉鎖はできるだけ避けたく、登園自粛のお願いをしたところ予想以上のご協力をいただき週初めで感染を落ち着かせることができました。ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

 令和4年度は、4月早々のむつみ乳児保育園でコロナのクラスターによる休園に始まり、3月のむつみこども園のインフルエンザ感染拡大で終わるという流行最先端の感染症に悩まされた記憶に残る一年となりました。それでも、日々の教育保育活動も行事もすべて行うことができたのは、保護者の皆様の協力のおかげであることは無論ですが、子ども達自身の成長が大きいと思います。

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