むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみプラスone【2024年3月】

 雪が少なく、暖かな冬が終わり春になったかと思えば、朝夕は霜が降りたり、時折雪が降ったりと例年にない変な季節です。いつもだとそろって北に帰る白鳥達も帰りそびれた群れが見られたり、ちょうちょが飛んでいたかと思えば、膨らみかけた桜のつぼみもまた固くなっていたりとなかなか春の訪れが感じられないなと思っていたのですが、園庭に出てみるとあちこちにふきのとうが芽を出し、水仙の花のつぼみもしっかりと膨らみ色もほんのりとついてきていました。経験したことのない気候に異常気象だといって騒いでいるのは私達だけで自然の営みは、粛々と進んでいることを感じさせられます。

 3月20日、年長児24名の卒園式がありました。子ども達の緊張感が会場いっぱいに感じられ、また保護者の皆様の我が子が卒園を迎えたことに対する思いが強く感じられた式でした。24名の卒園児の入学先は、市内小学校の半数以上の9校になります。色々な地域から当園を選んでいただき乳児保育園から最長、通算6年以上通園していただいたことに感謝申し上げます。

 卒園後のわくわくウィークの25日に「ホームカミングデー」がありました。

 春休みを利用して、昨年卒園した子ども達が来園し、後輩である今年の卒園児達と交流する日です。保護者の皆様の送迎と各学校区の学童保育にネコバスで送迎する方法で小学生が集まってきます。

「ただいま‼」と言って園に入ってくる子ども達は、1年前より一回りも二回りも大きくなっていて、今年の子ども達は圧倒されていました。

 小学生達を見ていて、それぞれ、新しい生活に慣れてきて自分の居場所をしっかり持っている子もいれば、なかなかなじめず、悩んでいるように思える子もいたり、こども園時代そのままに自分らしさを発揮できている子もいれば、あれっ!こんな子じゃなかったよなと思える子もいて卒園後の1年間は、大きなものがあることに気づくとともに私共と小学校との連携をもっと深いものにしなければと思いました。

 次に子ども達で話題になっていたのが、宿題のことで小学生たちは、後輩達に毎日自学というものや、休みごとに宿題があるということを伝えていました。聞いたほうはあまりピンとこなかったようですが…。逆に小学生同士でどんな宿題があるかや、もう全部やったという子やまだ全然やってないという子、どんな内容の宿題か?などそれぞれの学校の情報交換で盛り上がっていました。

 学校によって(先生によって?)違うことがわかり興味深い話でした。

 学習指導要領は、宿題や自学を必須(前提)のものにしているのか?

 宿題や自学をさせないと学習指導要領の目標を達成できないのか?

 ましてや春休みまで宿題をさせないと一年間の課程を修了できないものなのか学校の学習活動に疑問を持ってしまいました。

 学習面での子ども達自身の気づきや苦手、得意など互いに盛り上がっていましたが、園時代はほとんど学校の教科学習的な座学をしていなかったので、子ども達の興味や学びに向かう姿がいろいろあって面白く思いました。

 子ども達は、一人ひとり違った特徴や個性を持っています。私共の伝えたそのことをそのまま理解していただき、さらに伸びている子やどうもよく伝わっていなかったために学校生活に苦労しているように思える子など様々でした。

 私共がこの子たちのために何ができるか考えさせられた一日でした。

 

保護者の皆様から次のようなご意見をいただきました。

  • 3/9の保育説明会の案内通知に子どもの保育場所が明記されていなかったため、会場に連れて行ったら受付でこども園に連れて行くように言われ、時間が迫っていたにもかかわらず会場と園を往復することになってしまった。その時の受付の対応には、問題があると思うし今後気を付けてもらいたい。

※同様のご意見が、当日の会場、アンケート、後日第三者委員受付と計3件ございました。

 貴重なご意見をいただきありがとうございました。

 ご指摘の通り私共のご案内が不行き届きであったため、当日ご迷惑やご不快な思いをさせてしまったこと心よりお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。 当日、会終了後に直ちに振り返りを行い、職員間で次のように確認しました。今後、同じようなご案内が必要な場合には、今回ご指摘いただいたことを念頭に細心の注意を払いご案内いたします。今後もお気づきのことがありましたら遠慮なくご指摘、ご指導くださいますようお願いいたします。

 尚、第三者委員に申し立てする場合は、お子さんと申し立てする方の氏名はお知らせいただくことになっております。園に対して匿名希望される場合は、その旨委員に伝えていただければ委員は私共には一切伝えません。第三者委員に対しての匿名での申し立ては、正規のご意見にはなりませんのでせっかくご意見を述べられても私共に届かない場合もあります。今回は匿名の申し立てでしたが、同様のご意見があっため第三者委員受付をカウントさせていただきました。 

 

 説明会当日お願いしたアンケートがまだの方にご回答お願いします。説明会欠席の方もお願いします。それぞれの園のQRコードを読み取りご回答ください。両園共通で給食についてにもご回答ください。ご不明な点はお問い合わせください。

締め切り 4/10までお願いします。






むつみプラスone【2024年2月】

 今冬は降雪が少なく、園庭にもすでに雪はほとんどありません。

 2/11の発表会当日も例年と違い、一切、雪の心配は必要ありませんでした。

 こども園の発表会にお越しいただいた皆さんは、ご感想いかがだったでしょうか? 年長児の始まりの挨拶とこども園全員の歌(むつみの園歌)で始まったのですが、子ども達の緊張は半端ないものでした。

 年長の子達も本番前々日の練習では、緞帳前にきれいに横一列に並べていました。 それが、当日は、先頭と最後尾の位置は練習通りだったのですが、途中の子ども達の並びが、かたよってしまい、きれいな並び方ができませんでした。その表情からもどの子も緊張しているのが伝わってきました。

 最初がそんな状況だったので、発表会はどうなるのかなと思ったのですが、オープニングの全員の歌が終わる頃には、緊張よりもいつもの子ども達らしい表情が出始めました。2歳児から年長までの異年齢のグループや年齢別クラスの演目が進むにしたがい、どの子の表情にも明るくニコニコと楽しんでいる様子が伝わってきました。

 そして、それぞれの『グループらしさ』『年齢別クラスらしさ』が、はっきり出ていた発表だったと思います。

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むつみプラスone【2024年1月】

 1月23日午後、年長児がご家族をお招きして『むつみ茶会』を行いました。

 当日、朝から何となくいつもと違う感じがしていたのですが、昼食をいつもより早く食べ終え、高橋礼法着物学院の先生方が見えられ着付けが始まった時には、いつもの年長さんではなくなっていました。

 男女ともに着物を着せていただき、互いにいつもと違う姿に「かっこいい‼」と言い合い、特に女の子たちは、午前中から築山、松井両主幹が髪を整えて髪飾りも付け、着物を着せていただいた時から自然に普段の姿からは想像もつかないほどおしとやかな動きに変わっていました。

 お茶会は、それぞれ自分の家族にお茶を点て、お菓子やお茶を運ぶのは、別の子がするという手順で行いました。子ども達の緊張感は最高潮に達していましたが、見事にそれぞれの役を果たすことができました。

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むつみプラスone【12月】

 こども達にとっては、待望の雪がやってきました。私達大人には、猛暑の夏が恋しく思い出される季節に一気に変わりました。

 送迎で園にお越しくださっている保護者の皆様はお気づきになられたでしょうか?こども園では、玄関と正面事務室の上の壁面、乳児保育園では玄関の階段を上がった掲示板に次のような張り紙があります。

『私達は子ども達を信頼します。私達は子どもたちに任せます。私達は子ども達を待ちます。私達は子ども達を支えます。』【MUTSUMI RULE 園是四訓】

 私どもが日々、教育保育活動を実践するうえで、ずーっと大切にしてきていることを皆さんに知っていただき、私どもが忙しさや天候や他者のせいにしてついつい怠りがちになってしまうことを避けるために敢えて掲示いたしました。

 私どもの職員は、他園の職員の皆さんに比較しても決して劣ることなく平均値以上の考えを持ち教育保育を行っていると思います。(手前味噌で申し訳ありませんが、これは、毎月、保護者の皆様にご協力いただき、研修を行えているので、日々の実践だけではなく、その裏付けとなる基本を学ぶ事が出来ているからです。)

 ですから、子どもたちを大人の思い通りにコントロールし、ある一定のところまで到達させて卒園させることはそんなに難しいことではありません。しかし、以前からたびたびお知らせしておりましたが、今の子ども達が成人し、社会に出たときには、不確実で先行きが見えない不安定な時代になっていることが予想されています。

 そんな時に間違いなく生き抜ける子ども達を育てることが私どもの責任と考えています。どんなに不確実な時代であっても自分を見失うことなく自分の考えを持ち続けることのできる大人にどの子もなってほしいと思っています。

 全てのことを親や保育者(教師)が決め、「あなたのためだから」と言って指示、命令し意見を聞くふりをしながら大人の思い通りの方向に子どもをコントロールする。 特に乳幼児期や学童期にこれを行うことは、簡単にでき、大人にとって安全、安心なことなので、やってしまいがちです。実際、多くの就学前施設(幼稚園・保育園・こども園等)や学校で見受けられます。

 今、私どものできることを考えたときにいわゆる小学校に入学しても困らない、お勉強のできる脳を育てることではなく、自分で考え、選択でき、それが間違えていた時には「ごめんなさい。」が言え、自分だけではできそうにないと思ったら仲間を作り、手伝ってもらったら「ありがとう!」と言え、互いに教えあい協働しあえる子ども(大人)を育てるために上記の【MUTSUMI RULE 園是四訓】があります。

 最近、年長児たちにこの気持ちが芽生え始めていることを感じています。

 ご家庭でもまずは子どもに選ばせ、待ってあげることから始めてみませんか。

 子ども達の未来にとって最高のプレゼント、最高のご家族になると思います。 

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むつみプラスワン

 10月25日から27日まで、年長児が北秋田市森吉の妖精の森で2泊3日のキャンプをしてきました。平成20年10月から始めて今回で15回目となります。

 3日間ともこれ以上は望めないだろうというほどの快晴に恵まれ最高のコンディションでキャンプができました。「キャンプ場周辺には、ブナや栗の実も山ぶどうも不作で食べる物がないため熊は、いない。」という事前の情報通り、「いつでも、どこにでも」出没している熊は、その陰、気配すらありませんでした。

 想定外だったのは、コンディションだけではなく、子ども達もそうでした。

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むつみプラスワン【ご協力ありがとうございました。】

9/16(土) 職員研修会を開始しようとしたら体調不良の職員が、複数出ました。

 すぐに病院受診してもらったところコロナの陽性反応ということでした。

 その週の初めに家族から子どもが感染し欠席者が数名出ていたので気をつけていたのですが、乳児保育園は、どうしても密な接触が避けられないため感染が広まってしまったものと考えられます。体調不良者は、全員、乳児保育園の職員だったため急遽対応策を考え、保護者の皆様にお願いメールを発信いたしました。

 最終的に乳児保育園の半数以上の職員が感染してしまい、十分満足のいく保育ができない状況が予想されましたが、休園は避けたかったので可能な限りの登園自粛をお願いいたしました。その結果、乳児保育園では大半のご家庭で、こども園でも半数のご家庭が登園自粛にご協力くださいました。おかげさまで、職員も余裕をもって療養し復帰することができ、9/25からは通常保育ができました。ありがとうございました。

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むつみプラスワン【むつみの夏の過ごし方】

  • 熱中症対策

 十分な運動をして体内の血流を良くし、汗を多くかき、それに見合う水分補給と休息をとることが熱中症対策です。

私たちの体は、体温を一定に保つために外の気温に応じてさまざまな働きをします。

 体が快適に感じる気温には、幅があり28.5度~29度を中心に、上が31度、下は27度くらい。その時の皮膚は、血管を微妙に閉じたり開いたりを繰り返して体温調節を行っています。ところが、暑くなると血管を開いただけでは、体温の調整ができなくなります。このままでは体温が上がり危険…となる前に、

 体に備わった冷却システム=”汗”が作動します。

 汗は、蒸発するときに熱を奪って気化しますので、その分温度を下げることができるのです。汗の出る汗腺は、大人も子どもも同じ数です。汗腺には、汗を出す「能動汗腺」と汗を出さない「不能汗腺」があります。能動汗腺の数が多い方が、当然、体温調節機能が高いということになります。(日本人の能動汗腺数は約230万個と言われています。)

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むつみプラスワン【2023年8月】

 7月8日「正面玄関前にもう行列ができています。」ふるさと村のスタッフの方が開場前に教えてくれました。前日までに在園児の家族の皆さんの申し込みで300人は、超えるだろうとは思っていましたが、正直なところどれくらいの人たちが来てくださるか心配でした。

 開会までの間に続々と集まってきてくださいました。当日、会場で登録して参加くださったご家族(在園児以外)も多数いらっしゃいました。横手市以外のご家族もお越しくださり、秋田市からも県外からもいらしてくださいました。卒園したお子さんとそのご家族も多数いらしてくださいました。ふるさと村でイベントをするのを聞いたからと成人になった卒園児も家族で顔を見せに来てくれました。

 家族でお越しくださった方たちばかりでなく、子ども達だけで、それも卒園児だけではなくその仲間や友達を一緒に誘ってきてくれた子ども達も多数いて久々に会う顔に懐かしさと成長した姿にフェスティバルそっちのけで感激してしまいました。

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むつみプラスワン【2023年7月】

 夏至も過ぎ、夏の暑さがもうやってきました。

 子ども達は、毎日、シャワーを浴びたかのように汗だくで元気に遊びまくっています。泥んこ遊びも大好きで、靴を洗っても帰りまでは乾かなかったり、着替えも半端ないので、毎日のお洗濯にご家庭の皆様にはご難儀をおかけしています。更に、私共の指導不足、注意不足で着替えた衣服を間違えて入れてしまったりと本当にご家庭にはご迷惑をおかけしています。

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むつみプラスワン【2023年6月】

 部屋の外から子ども達がどこかに出かける相談をしている声が聞こえてきます。

 まもなく玄関がにぎやかになってきました。「靴は立って履いてくださいね」職員の声が聞こえてきます。当園では、靴を履いたり脱いだりする時には、立ってするということをどの子も目指しています。それができないと災害の時に危険なものが散らばっていたり野外でどろどろの状態の中で座ってしか履けなくなってしまいます。

そんな状態に遭遇したら、立って履くことができなかっただけで余計なケガをしたり、衣服を汚してしまいます。私共は、子ども達に強制することはありませんが、このことについては、いつも声がけ指導をしています。子ども達が立って履くのを待つのは、大人にとってなかなかできません。時間に追われ忙しい中で時間をかけて待つのは、大変なことだと思いますが、どの子も必ずできるようになるのでじっくり子どもを信じて待ってほしいと思います。

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