むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみプラスone【2024年2月】

 今冬は降雪が少なく、園庭にもすでに雪はほとんどありません。

 2/11の発表会当日も例年と違い、一切、雪の心配は必要ありませんでした。

 こども園の発表会にお越しいただいた皆さんは、ご感想いかがだったでしょうか? 年長児の始まりの挨拶とこども園全員の歌(むつみの園歌)で始まったのですが、子ども達の緊張は半端ないものでした。

 年長の子達も本番前々日の練習では、緞帳前にきれいに横一列に並べていました。 それが、当日は、先頭と最後尾の位置は練習通りだったのですが、途中の子ども達の並びが、かたよってしまい、きれいな並び方ができませんでした。その表情からもどの子も緊張しているのが伝わってきました。

 最初がそんな状況だったので、発表会はどうなるのかなと思ったのですが、オープニングの全員の歌が終わる頃には、緊張よりもいつもの子ども達らしい表情が出始めました。2歳児から年長までの異年齢のグループや年齢別クラスの演目が進むにしたがい、どの子の表情にも明るくニコニコと楽しんでいる様子が伝わってきました。

 そして、それぞれの『グループらしさ』『年齢別クラスらしさ』が、はっきり出ていた発表だったと思います。

 市民会館のステージが初めての2歳児と2回目の年少児は、ステージに立っているだけの子や会場の雰囲気に圧倒され動けなくなってしまう子、しっかり練習通りやろうとする子などそれぞれの自己主張が出ていたと思います。

 年中児になると自分のやりたいが前面に出て、ステージ上で楽しめている子たちが大半でした。どの子の表情からも楽しんでるよ!!ということが伝わってきていました。

 年長児は、自分達がやりたいと決めてきただけあってさすがと思わせる発表でした。

 普段やっていることをミュージカル仕立てに考え、締めは、夏にみんなで見てきた「アラビアンナイト」の再現でした。自分達なりに役になりきったつもりで演じていました。始まりのあいさつでは、並ぶ事さえできなかった子ども達が、職員の指示が、一切なくても自分たちで移動し、教えあい伝えあいながら場面転換ができていました。この様子は、幕を下ろさず、ステージを暗転させた中で行っていたので、保護者の皆さんもご覧いただけていたと思います。恒例になった群読『みみをすます』も練習の時よりも格段に良くでき、忘れかけていた子には、みんなで注目し、言葉が出てくるのを待ち、間がちょっと空いたくらいで完璧にできました。

 フィナーレでの子ども達の表情は、ほぼ全員が満足した表情でした。

   子ども達が、自分たちで考え納得して行動することの大切さ、

   その子ども達を信じ、任せ、待っていることの大切さを

   実感させられた今年の発表会でした。

【給食での窒息事故】 先日、福岡で悲しい死亡事故がありました。小学1年の男子児童が、給食で出たウズラの卵をのどに詰まらせて死亡したとみられています。全国的には、同じような食事の時の窒息事故は、過去にもありました。

 当園でも食事の際は、十分気を付けておりますが、事故対策も含めて食事の際は、次のような配慮や指導を行っています。

  • 手づかみ食べ

 離乳食の時から自分の意思で食べることを大切にしています。

 月齢や成長に合わせた離乳食を親鳥が、ひなの口に食べ物を入れてやるようなやり方では食べさせていません。成長に合わせて自らの手でつかんで食べるようにしていきます。(具体的な食べさせ方や手づかみ食べに移行する時期等については、乳児保育園にお問い合わせいただくか、「離乳食展示」にご参加ください。)

  • 前歯がぶり食べ

 一口では食べきれない大きさの食材を1品出しています。

 前歯で噛み切り、奥歯も使って小さくして食べることで一口で食べられる量を知ります。今、自分の口の中にどれだけの量と大きさの食べ物を入れて大丈夫か覚えます。前歯でしっかり嚙むということは、将来、誤嚥や窒息、誤飲をおこさないようにするために必要なことです。最初に前歯で噛むことにより飲み込むまでの口の中の噛み方や舌の動きなどの動作を覚えていきます。(①前歯で口に入る分だけ食材を切り分ける。②舌を使って食材を歯にのせたりして奥歯で食材を粉砕し、すりつぶす。③舌を上手に使って奥に食べ物を送り込み、飲み込んでやる。)

 乳歯から永久歯への生え替わり時期で前歯がないときに窒息事故が多いともいわれていますが、しっかり噛み、舌を上手に使うということが習慣づいていれば事故を防げるようです。

  • 足底接地

 椅子の高さを調節したり足台を置いたりして足が床につくようにして食べています。噛む力が増します。

 しっかり噛むということで脳に直接、刺激がいき脳の運動野等を活性化させることが立証されています。また、上記を行うことが健康な口の発達につながり、口呼吸ではなく鼻呼吸ができ、夏の熱中症対策にもなります。

 勿論、食事の内容についても最大限、安心安全な素材を用い、美味しい食事を心がけています。箸やスプーンなど食器の使い方の指導や他にもいろいろな会話も楽しみながら、高齢期まで続く食習慣の大切さを認識して子ども達と食事の時間を楽しんでいます。

 毎日続いている食事の時間ですが、今の時期に子ども達が身につけなければならないことを強制的に教え込むことではなく自然体で身につけさせることが一緒にいる私共の責任と考え、行っています。

社会福祉法人 睦福祉会

むつみ乳児保育園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)

むつみ幼保連携型認定こども園
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開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
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