むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2025年1月の様子

にじグループ
みんなで考えて、つくる

 雪が少なめと言われながらも園庭には十分な雪が積もり、雪遊びを楽しんでいます。冷え込む日が少なく重たい雪のため、大人は歩いて進むだけでも一苦労です。そのわきを子どもたちは軽やかに雪の上をかけて追い抜いていきます。

 斜面でのそり滑りやお尻滑りが、子どもたちに一番人気です。早速、滑りながら新雪の上にコースを作っていきます。次に、滑るコースと上ってくるコースを自分たちで考えて作ったら、どのように滑るのかを周りの子と一緒に考え、年下の子にはルールを知らせてくれます。さらに、そりに座るのを手伝いながら自分たちも楽しんでいます。自分のことだけではなく、周りの子と楽しく遊べる方法を考えるのが自然にできるようになっています。

 

 ある日、発表会で見てくれる人に伝えるにはどうするかについて考えました。話し合いを進めていた年長児に、「紙に書きながら話し合って見たら良いと思う」と助言をしてみました。すると「そうだね」と、直ぐにテーブルに紙と鉛筆が集まり、出し合った意見を確認しながらの話し合いが進みます。二歳児からも意見が出ました。「こんな風に話したらいいと思う」「私もやってみたい」と笑顔で元気に意見を出し、それを年長児も受け止めてくれくれました。自分の出した意見を書いてもらったといううれしさもあり、みんなと一緒にやろうとする意欲も高まってきていると感じられました。

 お互いを褒めたり助けたりすることも多くなり、グループみんなが一つになってきているようです。にじグループらしい発表を期待して下さい。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 雪遊びに行く時には、雪が入らないように長靴を履いたり手袋を着けたり自分で考えながら準備ができるようになってきています。

  • 手洗いやうがいの仕方をみんなで確認し、こまめに行うことで感染予防につながりました。

(宇都宮 美代子)

 
ほしグループ
レッツ・ダンス!

 今、ほしグループではお祭りの他に盛りあがっていることがあります。それはダンスをすることです。曲がかかると曲に合わせて表情を変え、ポーズを決めて踊り出します。中でも子どもたちの一番人気は『嵐』や『エビカニクス』です。毎日その曲を中心に、みんなで楽しんで踊っています。

 ある日いつものように踊っていると年長児の子が「ここの手を振るところ合わせた方がかっこいいんじゃない?」と意見を出しました。さらに「ここはみんなで声を出した方が良いと思う」と、よりかっこよくダンスを見せるためにどうしたらいいかを考えたようでした。その意見がきっかけで、みんなは周りからどう見えるかを意識して、振り付けの確認をし合うようになりました。また、以上児が二歳児に、教える姿も出てくるようになりました。今までは自分だけが楽しむために踊っていたダンスが、一人の意見をきっかけに、見ている人から『かっこいいと思われるようにダンスをしたい』という気持ちに変わり始めたのが分かりました。

 

 お祭りにも『よいよいよい』の曲が流れます。お祭り屋さんをやっている時に流れていたこともあり、振り付けを覚えて踊っています。ほしグループのみんなが大好きな曲であり、覚えやすい振り付けのため張り切って踊っています。「おーい」「せっせっせーのよいよいよい」とみんなで声を出すことでさらに盛り上がります。その盛り上がりもクライマックスになってくるとみんなが、ハンカチを手に持って踊ります。どの子も、そのハンカチを出すのを忘れないくらい気持ちは最高に盛り上がりをみせます。ほしグループにぴったりの曲だと見ていて思います。

 さらに進化したほしグループのダンスを披露できる日が楽しみです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 歌うところや踊るところをお互いに見せ合ったり、いいところを伝えたりすることで、さらに意欲的に取り組むことにつながりました。

(高橋 彩夏)

 
つきグループ
声をかけあって

 むつみの園庭にも雪がどっさりと降り積もりました。そんな園庭へ、雪遊びをしに向かっている時の出来事です。

 こども園前の道路を渡り、乳児保育園の玄関横を通って行こうとすると、そこには寄せ集められた雪の山がそびえ立っていました。私が「よし、つきグループさん行くぞ」と声をかけると、「おー」と元気よく拳をあげ気合の入った返事を返してくれました。先陣を切って雪山に登ってみると、私は膝上まで埋もれてしまいました。その様子を後ろから見ていた以上児の子どもたちが「先生、大丈夫?」と声をかけてくれます。「大丈夫だよ、さぁ行こう」と声をかけて、みんなで出発しました。すると、年中児の子が「〇〇ちゃん、雪いっぱいだから私の後ろついておいで」と二歳児の子を呼びました。そして二歳児の子の体を支えてあげながら、ゆっくりと進んで行きました。

 

その後も子どもたちの間で「大丈夫?」「もうちょっとだよ!」と元気な声が飛び交っていました。声をかけあいながら、最後の坂を登り切ると「到着!やったー!」とみんなで喜び合いました。うれしさのあまり、その場で大の字に寝転がる子もいました。真っ赤に染まった顔は、どの子も達成感に溢れていました。

 子どもたち同士で声をかけ合いながら互いを鼓舞したり、二歳児の子を気にかけ助けてあげたりするなど相手を思いやる気持ちや態度が育ってきています。異年齢ならではの関わりが一人ひとりの成長を高めてくれています。

※安全のため、今は別ルートで園庭に向かっています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • グループの仲間が好きなこと・楽しんでいることにも関心を向けることが増えてきています。またその姿を真似てみたり「こうしてみたらどう?」と提案して遊びを膨らませたりしています。

(和賀 和香菜)

社会福祉法人 睦福祉会

むつみ乳児保育園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)

むつみ幼保連携型認定こども園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-20
電話番号 / 0182-33-2777
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
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