むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2025年7月の様子

くもグループ
鉄棒って楽しい

 毎朝の活動の話し合いのとき、「運動遊びがしたい」と意見が出たときがありました。その一声に「○○がしたい」「みんなで走るのはどう?」などやりたいことで話が盛り上がっていきます。

 子どもたちが『やりたい』と言っていた遊びを行う中で、一番夢中になって取り組んだのが鉄棒でした。まずは基本の動きで鉄棒を握ってくぐったり、ギューバタバタをしたり、鉄棒に足の裏をくっつけたりすることを楽しみました。基本の動きをしたあと「前回りやってみたい」と話が出ました。「いいね。やってみようよ」と早速挑戦してみます。腕で身体を支える腕支持の姿勢からゆっくり身体を前に倒します。足が離れているのが怖い子は私の足の上に乗り、足が着いた状態でできるように支えました。完全に頭が下に向くと後は足を下ろすだけです。足がマットに着くと「おお、回れた」と初めてできた子は安堵のような嬉しいような表情をしていました。一度できると「もう一回やる」とさらに張り切っていました。近くで見ていた子にもそのやる気が伝わり、『やってみようかな』と思うきっかけになっていました。

 

 今ではできるようになったことが自信になり、他の技にも挑戦してみようとする子が増えてきています。二歳児や年少児も年中児や年長児の動きを真似したり、できることをやりながら身体を動かす楽しさを感じています。担当の『身体を動かすことが好き』という気持ちが少しずつ子どもたちにも伝わってきているのかなと感じました。これからどんなことに興味を持ち、楽しんでいけるかが楽しみです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 子どもたちの自分でやりたいという気持ちを大切にしながら補助をすることで、「できた」というときは一緒に喜んだり、応援したりの声掛けに繋がりました。
    そして、次のやってみたいに挑戦する意欲が高まりました。」

(上田 彩乃)

 
うみグループ
楽しかったことを発表しよう

 振り返りの時間を使って、今日の楽しかったことや困ったこと等を発表し合う場を作っています。私が「今日、楽しかったことやおもしろかったことを教えてくれる人はいますか?」と聞くと、年長児や年中児を中心に「はい、はい」と手があがります。

 話の中心は午前中にあった活動の中でのできごとを教えてくれる子が多いです。「虫探しが楽しかった」という話が出ると、その様子を見ていた子、一緒に虫を捕まえていた子たちから「かなへびはいなかったよね」「でも、小さいバッタとカマキリはいたね」等新たな話や付け足しの情報が入ります。 また、年齢での活動時には、それぞれの年齢での楽しかった話が出てきます。特に探検隊やにほんのこころプロジェクト歌は、他の子たちがどんなことをしているのかを知る機会にもなっています。年長児が教えてくれた『滝』の話はみんな不思議そうな、でも『楽しそう』という気持ちが、話をしている子からも、聞いている子たちからも伝わってきました。

 

 今はまだ、話をしてくれるのは年長児と年中児が中心です。年少児や二歳児の子たちは、そんな年長児と年中児の様子を真似て、手を挙げてみたり、「たのしかったよね」と言って、気持ちに共感してくれる子もいます。

 毎日グループ活動をしていますが、グループ全員の子と過ごしているわけではありません。この振り返りの時間が、他の子が今何を楽しんでいるのかを知ったり、話を聞いて子どもたちの中での『楽しそう』を見つけるきっかけにもなっています。

 これからもひとりひとりの『楽しい』 を伝え合い、グループみんなの『楽しい』が広がっていってほしいなと思います。また困ったこと、嫌だったこともみんなで共有し解決していっています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 暑い日が続いてるので、こまめに水分補給を行なったことで、熱さに負けず元気に遊びました。

(山内 麻知子)

 
ながれぼしグループ
屋外遊戯室へ!

 ながれぼしグループで屋外遊戯室に行きました。以上児室の大きな窓の前まで行くと、二歳児の子が「わあ」「ここ?」と嬉しそうに声をあげました。

 屋外遊戯室に出ると自然に年長児と年中児の子が、二歳児の子を案内しようと屋外遊戯室ツアーに早変わりです。「こっちにおいで」「ここはね…」と案内役のガイドさん達が優しく丁寧に教えていたので、二歳児の子たちは安心してツアー終了後すぐ遊具に向かうことができました。大きな滑り台にも「見ててね」と声をかけるくらい余裕で手を振って滑ったり、吊り輪にぶら下がってみたりと、思いっきり駆け回りながら遊びました。

 ひとしきり遊んだころ、登り棒を登ったり、雲梯を渡ったりする以上児の姿に気づき始めました。『どうやってやるんだろう』『自分もやってみたい』というような表情で以上児の姿にくぎ付けになっていました。

 

 そんな二歳児の姿に気づいているのかいないのか以上児の子は、雲梯を頑張った子の手にマメ(がんばりマメと呼んでいます)があるかどうかの話題が出ていました。お互い見せ合って「すごいね、頑張ったね」「私もあるよ」とたたえあっているところが、すてきだなと思いました。お互いが刺激になってまた一段上を目指す励みになっているようです。そのうち一番長くぶら下がった人が勝ち、というルールで雲梯ぶら下がり競争も始まりました。「腕が千切れそう」と言いながらも、周りの子の姿を見てギュッと雲梯を握る手に力がこもります。『負けないぞ』という気持ちがメラメラとが燃えていました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 振り返りの中で、困ったことや分からないことを発言することが増えました。
    そのことについて年上の子が教えてくれたり、みんなでどうしたらいいのか考えたりしながら解決することができました。

(佐々木 理乃)

社会福祉法人 睦福祉会

むつみ乳児保育園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)

むつみ幼保連携型認定こども園
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電話番号 / 0182-33-2777
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
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