

くわっ、くわっ

毎朝、みんなが揃う九時過ぎ頃に子どもたちが大好きな歌を歌います。私がピアノを弾く準備を始めると、それに気づいた子から笑顔で駆け寄ってきます。一番人気の『りんごがころころ』がスタートです。次は『あいうべ体操』、気持ちが盛り上がってきてからその月の歌を歌います。初めて聞く歌でも、繰り返し歌うことで少しずつ覚えて、所々一緒に口ずさむことが増えてきました。
ある日の歌の時間のことです。一月の歌を歌い終わり、私が「歌いたい歌はありますか?」と聞きました。すると一歳児の子から「かえる」とリクエストがありました。すると、すぐ側に座っていた乳児の子たちから「かっるー」「くあっかー」と、身体を弾ませながら全身でその歌を歌いたいとの意思表示をしてくれました。私も嬉しくなって「よし、かえる歌いましょう」とピアノを弾き始めました。そのメロディーに合わせて、知っている歌詞の部分を一緒に歌い始めました。リクエストをしてくれただけあっていつもより楽しそうに歌っていました。子どもたちからも自分の思いが届いたことの喜びも伝わってきました。
それからは『アイスクリーム』や『おつかいありさん』などのリクエストも増えています。普段は一歳児の子からのリクエストですが、最近は乳児の子たちからも一緒に「あっすー」「あっしゃーん」と、言葉で伝えてくれるようになりました。これからも子どもたちの好きな歌のリクエストに答えながら、歌の時間を一緒に楽しんでいきたいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
雪遊びでは、でこぼこ道を歩くことに少しずつ慣れ、バランスをとりながら歩くようになってきました。
誕生日を迎える前の子たちは、腹ばいで遊ぶ時間が長くなりました。側に玩具を置くと、自分で手を伸ばしたり、握ったりして遊ぶことに繋がりました。
後藤 和笑

ゆきのおふろ

年末年始に降り続いた雪はみるみるうちに積もり、久しぶりに登園してきた子どもたちは吸い寄せられるように窓に向かっていきます。「雪いっぱい」「真っ白だね」と話しながら、窓から見える白銀の世界に驚きや興味、ワクワクなど様々な感情が揺れ動いているように感じました。
ある日、雪遊びの前に絵本を数冊読みました。その中に『わにわにのおふろ』という絵本がありました。絵本の中には、わにわにが『うりうりうりうりオーイェー』と歌う場面があります。その場面になると、子どもたちは身体を揺らしたりお尻を振ったりしながら思い思いに身体を動かし始め、最後の『オーイェー』では合唱団かのように声が揃うほど、大好きな絵本の一つになっています。
絵本を読み終えた後は、靴下を履いて、防寒着を着て、雪遊びへと向かいます。前日から夜明けまで降り続いた雪は、子どもたちの胸くらいまで積もっていました。ふかふかの雪で一歩踏み出す度にズンズンと沈んでしまいます。 踏み固めながら少しずつ進んでいき、楕円形の広場のような場所を作りました。それを見ると、ある子が「おふろみたい」と呟きました。それを聞き、「ほんとだ」「わにさんだ」とあちこちから声が上がります。お風呂の中に座り「オーイェー」と歌い始める子もいました。少しずつ歌が広がり、最終的には「うりうりうりうりオーイェー」と大合唱になっていました。
また別の日は、新雪の上に尻もちをついた職員を助けようと手を引っ張ってくれた時に手袋が取れたことで、『おおきなかぶ』ごっこが始まることもありました。絵本の世界を現実の世界でも繰り広げていけるところが想像力が豊かな一歳児さんたちのすごさだと思います。
これからも子どもたちと一緒に物語の世界やその子自身の世界など色んな世界に入り込みながら楽しさを共有していきたいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
「ちょっと待ってね」「じゅんばんこだよ」など言葉を用いながら、子どもたち同士で場所や物の貸し借りをする姿が増えてきました。
着替えや手洗い、排泄など身の回りのことが自分で出来るようになってきました。
佐藤 優翔
社会福祉法人 睦福祉会
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
むつみ幼保連携型認定こども園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-20
電話番号 / 0182-33-2777
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)








