室内遊びでの発見
五月に入り、気温が高くなったり低くなったりする日が続きましたが、子どもたちは元気いっぱい遊んでいます。
室内でも自然を感じられる活動をしました。それは、染めものに挑戦したことです。子どもたちと園庭から摘んできた草(よもぎ)を部屋に持ってきて、一緒に十分触って揉みました。それをペットボトルに水と一緒に入れてよもぎの染め液を準備すると、不思議そうに顔を近付けました。最初は『何だろう?』と見つめているだけでしたが実際に触ってみると中に入れたよもぎや水が動く様子に不思議な感覚を感じたようでした。さらに、布を入れて振ってみると「あー」や「うー」、「んー」と元気に声を出しながら私たちの真似をしてペットボトルを上下に振ったり転がしたりします。一人が振ると他かの子もやりたそうにじーっと見ています。中の水や布がそれに合わせて動く様子を見たり音を聞いたりしているようでした。順番に渡すと嬉しそうに動かします。染めた布がどんな色に染まるのか、いまから楽しみです。
他には、段ボールで作った手作りぽっとん落としを準備しました。ペットボトルのキャップを繋げて作ったコマを指全体で握って穴を狙います。入れることができると嬉しそうに笑います。「あー」や「うー」と声を出して私たちにその時の気持ちを表現してくれるようになりました。まだ指先を使った遊びは難しいですが、徐々につまむ遊びも取り入れていきたいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
食事や排泄、睡眠時には、一対一の関わりを大切にしました。
天気のいい日には、園庭に出て外気欲をして過ごしました。園庭で芝の上を思いっきりはいはいをしたり、歩いたりしながら探検を楽しんでいます。
(菊地 凜南)
雨の日の園庭
気温が高くなったかと思うと急に低くなり、暑くなったり肌寒くなったりと日によっていろんな顔を見せています。子どもたちは晴れの日でも雨の日でも元気に園庭で活動しています。
初めてカッパを着て園庭に出た子どもたちは、思い思いの場所に移動し遊び始めます。最初は少し身動きが取りづらそうでしたが、少しすると慣れたようで園庭内を走りまわります。ひとりの子が水たまりに気づいてそこに入り、水しぶきを上げて遊び始めるとすぐに二人、三人と増えていきます。水たまりの周りまで水しぶきが上がるくらい激しい遊び方です。子どもたち同士の歓声や、笑い声、足踏みしたことで聞こえてくる水の音が、『最高』と感じている子どもたちの気持ちを共有していることが伝わります。
別の場所では、軒下に行くと雨だれのしずくがたまたま頭に落ちてくることが面白かったのかそのままそこに立ち止まり、雨だれに打たれている子を見つけました。そこでじっとたたずんでいる子に声をかけたくなりましたが、発見を邪魔してはいけないと思いなおしそっと見守りました。雨の日にしかできない発見をした子どもたちが、見つけたものや感じたものを私達は大事にしたいと思いました。
日々の活動の中で、子どもたち同士で関わる際に私たちが代弁しながら仲介することが多いのですが、子どもたち同士で相手の表情を見たり、しぐさで表現したり、さらには単語を使いながら自分たちで関わろうとする姿が見られるようになりました。相手の子を意識した関わりが増えてきているようです。
〔今月の保育の評価・反省〕
気温に応じて衣服を変えたり、水分補給をしながら活動をしました。
天気のいい日は、園庭、支援学校、園周辺に散歩に出かけたことで、たくさん身体を動かしたり、虫や季節の花に触れ様々な発見をしました。
(岡本 亜優真)
社会福祉法人 睦福祉会
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
むつみ幼保連携型認定こども園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-20
電話番号 / 0182-33-2777
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)