子ども達待望の季節がやってきました。

　初めて雪が積もった日、真っ白な園庭に今冬最初の一歩を印すのは誰？と思っていたら年中の子たちがこども園の玄関外で「取ってきたよおっきいでしょう」と泥のついた大根を見せてくれました。

　担任に聞いたところ、田口さんに教えていただいて、来年の種子を取るため大根を取ってきて洗っていたようです。むつみっこでも畑コーナーでお知らせしていたように今年、初めての畑づくりだったのですが、思いのほか立派な大根と人参が収穫でき、給食に出てくると一番人気で皆が競い合って食べていました。

　そんな経験があったために、積もった雪を寄せ、泥んこになりながら大根を洗っている水道水を温かく感じるほど冷たく寒かったにもかかわらず、やり通せたのだと思います。　

　この活動はクラス全員でやったわけではなく、担任の話を聞いてやってみようと自分の意思で決め、同じように考えた仲間と一緒に活動したので、できたのだと思います。洗った大根は、次の日に畑に埋め戻し、来春を待つことになりました。来春、種子を取れれば実際の体験を通して種子を自家採取するという学びにつながります。色々な活動を通して学びを広げていく。それを自ら決めて活動することにより確実な学びにつながると思っています。

　今年の雪は、多いのか少ないのか色々な予想がにぎやかですが、多かろうと少なかろうと私共の園の子ども達は、どこの園の子ども達よりも雪遊びが大好きで、猛吹雪もものともせずに体験する子ども達です。よその子ども達は、せっかく雪国に生まれながら十分に雪遊びをさせてもらえず、雪にネガティブな印象しか持たせてもらえない現況は本当に残念に思います。

例年２月11日に行っていたむつみの発表会ですが、

次回は令和７年２月９日(日)秋田ふるさと村ドーム劇場で行います。

日程の都合と会場の都合で年間予定を変更いたしました。

既に11日で予定していただいた皆様には、変更していただくことになり申し訳ありませんが、ご理解いただき、ご協力くださいますようお願いいたします。

どのような発表会になるかこれから子ども達との話し合いで決めていくかと思います。どうぞ楽しみにしていてください。

保護者の方々から次のようなご意見をいただきました。

①・子どもからAさんがBさんに「首を絞められた」と聞いたが、そんな大変な　出来事を園から知らせてくれないのは違うのではないか。

　・職員間でも認識が違うのではないか。

②相手によって伝達内容が違うのはおかしくないか。

※ご意見につきましては、個人を特定されないよう又紙面の都合もあり、まとめさせていただきました。主旨が違っておりましたら再度ご意見をお寄せください。

①について

　子ども達数人で泥んこ遊びをしていたが途中で何も言わずに抜け出たAさんをBさんたちが追いかけ捕まえたときにBさんの腕手がAさんの首にかかってしまったというのが実際の事でした。このことについて、子ども達と職員の一日の活動の振り返りの時にそれを見ていた子から「首を絞められていた」という発言があり、職員がその時のことを確認したところ上記のようなことであり、「首を絞めた」とか「首を絞められた」ということではないと判断しました。

　そのため保護者の皆様には知らせないでしまいました。

　その振り返りとその後の話し合いで子ども達に「首を絞める」ということはどういうことかを具体的に説明せず、「首を絞める」事は危険であり、してはいけないということだけを話したので、子ども達には「首を絞めた・首を絞められた」という言葉しか記憶に残っていなかったのだと思います。

　私共の職員の対応が、適切ではなかったのはご意見の通りです。いずれにしても子ども達同士のトラブルについては保護者の皆様との共有は必要ですし、何より職員間の共通認識についてはご意見を待つまでもなく最低限必要なことです。保護者の皆様がご意見のように感じられたとすればあってはならないことですので、職員間の連携について再度確認させていただきます。

②について

　ご意見の通り、保護者のAさんとBさんに対する伝達、お願いの内容が違っておりました。　又、このご意見以外にも当方共で確認したところお知らせや連絡帳の渡し間違い等もありました。

　これらのことにつきましても私ども職員の連携ができていない、注意が不足していることの表れと反省しております。

　保護者の皆様に逆にお気遣いいただいたり、不快な思いをさせてしまっていることを反省し、お詫びいたします。

　これからもまだまだ色々不備なことがあると思います。私共もチェック方法等再確認し、実施いたしますが保護者の皆様もお気づきのことがありましたらどのようなことでも構いませんのでお知らせくださいますようお願いいたします。

　上記のご意見を賜りました保護者の皆様には、感謝申し上げます。