むつみプラスone
新年度が始まりあっという間に3か月が過ぎてしまいました。新型コロナの影響で今までに経験したことの無い3か月でしたが、国や県からの自粛要請や規制も今日現在(6月29日)解除され、徐々に元の生活に近づいているように思えます。
それでも、コロナの心配がなくなったわけではなく、外出時のマスク着用や密になる状況を避けるなど、生活上の制約はまだまだ続きそうです。
コロナとともに新たな生活が求められています。
もちろん、私どもも創意工夫、試行錯誤を繰り返しながら、新たなむつみの教育保育、環境づくりをして、コロナ以前の教育保育以上の内容の活動を行うべく努めています。
子ども達の「わくわく」が毎日続き、私ども職員も子どもたち以上に「わくわく」な毎日が送れるよう新たな保育を考えていきたいと思っています。
素晴らしいカリキュラム、園舎、環境があったとしても、「人」が素晴らしくなければ子どもたちを育むことはできません。
私共むつみグループは、対応、教育・保育スキル、人間力、すべてにおいて一流の園を目指します。
「子どもをどう育てるかではなく、接する私たち大人がどうあるべきか」を
テーマに、私たちは絶え間なく学び続け、成長し続けます。
むつみの職員が、子ども達と過ごす中で、日々心がけ目指している、むつみ流の子育てのポイントをご紹介します。
【 01 】
子どもと挨拶する時は、笑顔で名前を呼んで手や顔、体に触れて、気持ちを伝 え挨拶をします。また、子どもと保育室や廊下ですれ違う時も一人一人に笑顔で 言葉がけを行います。
【 02 】
子どもが泣いていたり、不安そうにしたり、寂しそうに一人でいる時は、
「どうしたの」と声をかけて、子どもの声に耳を傾けます。
【 03 】
集団を一斉に動かす命令ではなく、その子に必要な言葉を個別に伝えます。
【 04 】
子どもを遠くから呼びつけたりせず、大きな声ではなく、そばに行ってその子 に伝わるボリュームで優しく小さな声で話します
【 05 】
「あー」「もー」「ほらー」「なんでー」「またー」等、自分の感情ではなく、 子どもの心を優先した声かけ、保育を行います
【 06 】
食事の際は、注意や指示よりも、子どもとの対話を楽しむことを優先し、安心 した環境の中で食事を楽しみます。食事のマナーについては丁寧に教えます。
アレルギーについては、保護者の皆様、担当医と協力し適切な対応をします
【 07 】
子どもが安心して眠りに入るような温かい雰囲気で昼寝を行います。昼寝は 強制しません。子どもが寝たくない時は、安静にしているか、別室で遊ぶこと も許します
【 08 】
排せつを強制したり、失敗を叱ることはしません。おむつ替えの際は、子ど もが安心でき、気持ちが良いと思えるような声をかけおむつを替えます
【 09 】
子どもの小さな成功にも心からの拍手と賞賛を送ります。
一方、失敗を叱ることはせず、挑戦した過程を称えます
【 10 】
指示命令で 子どもを動かそうとするのではなく、子ども自身が、自分から 動き始めるまで待ちます。また、子ども自身が、自分から「遊び」「考え」「動き」「学び」に向かえる環境構成に力を入れます
【 11 】
指示命令ではなく「どうしてそう思うの?」「どうしたらいいと思う?」と 質問し、子ども自らの行動を促します。また、「~したら、~できないよ」と いう否定語ではなく、「~したら、~できるよ」という肯定語を使います
【 12 】
子ども同士の喧嘩やトラブルは、ケガの危険性がある時以外は、介入せず、 子ども達自身が解決できるためのサポートを行います。
【 13 】
普段の保育の中で、子どもが考える力を養えるよう、保育者が答えを出すの ではなく「子どもが考える」ことを大切にします。指示だけではなく子ども達 に行動の趣意説明を丁寧に行います。
【 14 】
子どもの興味、関心をよく観察し、理解して子どもの気持ちに沿った教育保 育活動を行います。
【 15 】
子どもの行動は間違っているのではなく、適切な行動がわからない、気づい ていない、若しくは、適切な行動ができる力がまだ身に付いていないと捉え、 過程に焦点を当て、適切な行動に向うための発達支援、サポートを行います。
【 16 】
自分を傷つけること、人を傷つけること、命に関わること、人の尊厳を軽視 することには、毅然とした態度で子ども自身が納得できるまで指導します。
【 17 】
子どもたちに毎日の当たり前がとても幸せなことだと伝わるよう、いつも笑 顔で「うれしいね」「楽しいね」「良かったね」とたくさん声をかけます。
【 18 】
保育者自身が言語や性別、人種、障がいの有無、考え方や性格等の「違い」 「多様性」を楽しみ、受け入れながら、当たり前を常に疑い、先入観を持たず、 柔軟な思考、行動を心がけ、子どもたちと接します。
【 19 】
子どもの見本となる丁寧な言動を心がけ、礼節を重んじて保育します。
【 20 】
子どもが話を聞かない、集中できないのは、私たちが子ども達にとって魅力 的な保育の伝え方ができていない、魅力的な人間と認められていないこととし て捉え、「静かにしなさい!」という言葉を使わず、自身を見直します。
【 21 】
保育者としてだけではなく、人間としての魅力を伸ばし、子どもたちに憧れ られるような大人を目指し、本をよく読み、よく考え、学び続けます。
以上のことに心掛け、日々の教育保育活動を行いますが、お気づきのこと等 ありましたら遠慮なくお聞かせください。
社会福祉法人 睦福祉会
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
むつみ幼保連携型認定こども園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-20
電話番号 / 0182-33-2777
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)