むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2023年12月の様子

らいおんグループ
歌ってたのしいな

 グループで話をしているときに、『にじ』の歌が好きと教えてくれた子がいました。どうして好きなのか聞いてみると、「みんなの気持ちがきれいになると思うから」と教えてくれました。私にとって心に残る一言でした。歌を通して感じていること、歌に思いがこもっていることが伝わって来ました。「この歌が好き」と話をしたり、遊びながら口ずさんでいたり、一人ひとりが自分の好きな歌を見つけてきているようです。

 好きな歌を歌うときには、特に気持ちがこもった歌声が聞こえてきます。また、歌詞に合わせて振りをつけて楽しむ姿もあります。特に園歌は、伴奏を聞くと隣の子と手をつないで歌い始めます。グループ活動を通し、少しずつ年齢を超えて繋がる姿が増えてきたことが嬉しく思います。

 

 ある日、グループごとに順番に歌を歌ってみることになり、他のグループの子に歌を聞いてもらう、また歌を聞くよい機会になりました。自分たちが歌っている時は少し緊張感も感じているようでした。それが、向かいあって座っているグループの子と目が合うと、自然にお互い笑顔になっていきました。聞いている子達も聞きながら手拍子をしたり、歌い終わったあとには拍手やアンコールをしたりして、一緒に盛り上がっていました。

 歌を通してのコミュニケーションが生まれてきています。みんなの中で一段と歌の時間が楽しみになっています。これからもいろいろな歌に触れ、歌から生まれた一体感をさらに楽しんでいきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • リズム体操や歌、振り返りの時間等、相手に体を向けて、よく見る、聞く姿が増えてきました。また、お互いの良いところを発表し合う時間も設けていきました。周りの子の良いところにも気付けるようになってきています。

(佐々木 理乃)

 
さめグループ
年長児の頑張りを見て…

 グループ活動が始まった頃は、どの子もどこか恥かしそうな、緊張したような姿がありましたが、今では一緒に過ごす時間が増え「手伝ってあげる?」「○○さんはいる?」等、自然とそんな会話が出てくるようになりました。 十二月上旬、さくらグループと綱引きをした時のことです。初めに年長児同士で対戦をすることになりました。

 

 年長児からは「絶対勝つぞ」という強い気持ちが伝わってきます。その姿を見たさめグループのみんなも真剣な表情で見守ります。そして「よーい、はじめ」の掛け声で綱を力強く引き合います。さめグループの応援もその場に立ち上がるほど力が入ります。結果は、惜しくも負けてしまいましたが、年長児の一生懸命に頑張る姿に刺激を受けた二歳児、年少児、年中児が「やりたい」と目を輝かせて立ち上がりました。

 年長児がいい刺激を与えてくれた事で、年少児、二歳児が自分たちもやってみたいという意欲と、みんなの気持ちがひとつになった嬉しさでいっぱいになりました。そして見事、二歳児と年少児が勝利することができました。勝利した瞬間、さめグループみんなでハイタッチをしたり抱き合ったり喜び合いました。お互いの頑張りを認め合い、さめグループのみんなが一体になった瞬間でした。

 年長児の姿が、与える影響の大きさを感じた場面でした。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 異年齢数名で一緒に好きなことを楽しむ姿が多くなっています。

  • 感染症予防として、これまで以上に手洗いうがいを呼びかけています。子どもたち同士でも「手洗うんだよ」「ガラガラうがいしようね」と声をかけ合う姿が見られます。

(髙橋 凜)

 
さくらグループ
クリスマス制作を通して…

 クリスマスの絵本や歌を通して、子どもたちの関心が高まり「クリスマスの飾りが作りたい」という声から飾り作りが始まりました。

 年長児や年中児は折り方の本を見ながら自分たちでサンタクロースを作りはじめました。すると、二歳児や年少児もその姿を見て、見よう見まねで作ろうとします。ところがサンタクロースの折り方が難しく、途中で分からなくなってしまいました。すると困っているのに気が付いた年長児の子が「一緒にやろう」「こうやるんだよ」と、優しく声をかけてくれました。そして、見本を見せたり、時々手を添えて一緒に折ったり、試行錯誤しながら教えてくれていました。教えながら折るのはかなり難しかったようですが、出来上がった時は、自分が作った時以上の喜びがあったようです。みんなで力を合わせて折ったサンタクロースは輝いて見えました。

 

 次に雪の結晶を作った時の様子です。年長児や年中児が作っていると、それに気付いた二歳児の子も隣のテーブルに座りました。年長児や年中児の子どもたちの手の動きをよく見て真似て、折ったり切ったりし、丸い形に近い雪の結晶ができあがりました。年長児や年中児の子どもたちは「上手にできたね」と褒め、みんなで喜び合う姿がありました。

 クリスマス制作を通して、さくらグループの子どもたちの距離がぐっと近くなりました。一緒に何かをすることの楽しさ、一緒に作りあげた時の喜び等、同年齢の関わりでは経験できない素晴らしい経験をみんなですることができた、素敵な時間となりました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 手洗い・うがいを意識して取り組む姿が増えました。また職員と一緒に腕まくりをしたり手や指の洗い方を確認したりしながら進めています。

(和賀 和香菜)






むつみ乳児保育園の2023年12月の様子

乳児
指先の力

 様々な遊びに興味を持つ子どもたちは、室内を這い這いや歩行で移動し自分で好きなものを探します。最近は座って遊ぶ時間も長くなってきました。

 ホワイトボードにビニールテープを貼り、剥がして遊んだ時です。(剥がしやすいように端を折り曲げています)始めは表面を撫でていましたが、触っているうちに端の部分が剥がれることに気が付きました。指先全体でそこを何度も引っ掻きます。少しずつ剥がれてくると、親指、人差し指、中指を使い指先でぎゅっと摘まみ引っ張ります。何度も指が離れてしまいますが、そのたびに手首の角度を変えたり、持ち方を変えたりして挑戦していました。真剣に手元を見ながら親指、人差し指、中指の三つ指で摘まんでいました。そして見事にビニールテープを剥がすことが出来ると「った(できた)」と嬉しそうに笑います。一度剥がすことが出来るとあっという間にコツを掴み、次から次へと剥がしていました。

 

 指先にくっつくビニールテープに悪戦苦闘しながらも左右の手で持ち替えたり、手を大きく振ったりしながらまた違うテープを剥がします。目と手を協調させながら作業ができるようになっています。じっくり見たり聞いたりしたことを、自分で考えながら繰り返し経験していることが分かります。

 おやつバイキングでみかんを食べたときです。みかんの皮を剥く際、職員が少しめくるとめくった皮を摘まみほとんど自分で剥くことが出来る子もいました。経験を応用して使っている子どもたちの成長の早さと、考える力の大きさに驚かされている毎日です。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 子どもたちが好きな遊びを出来るように数種類の遊びを準備したことで、意欲的に遊ぶことが出来ました。

  • 食事の際はスプーンやフォークを下手持ちで持てるように手を添えて伝えたことで、スプーンやフォークを使って食べられるようになってきました。

(小田島 千鶴)

 
一歳児
あそこにも!

 ふわふわと雪が降ってくる少し前、テラスの囲い作業が始まりました。ガガガッという音が聞こえてくるたびに 「何の音だろう」「何してるんだろう」と窓の外に興味津々でした。囲い作業が終わり数日経つと雪が降ってきました。園庭を覆うほど雪が積もると「ふわふわだね」「雪ふってきたね」と大喜びでした。しかしその日以降は暖かい日が続き、雪は少しずつ溶けてしまい、寂しそうな表情を浮かべていました。

 

 所々に雪が残っている園庭に、思い切って園庭に出かけてみました。そこは子どもたちにとって別世界です。とても新鮮に見えたようで、みんな興味津々です。雪に近づいて指先でつついてみたり、触ってみたりするたびに歓声が上がっていました。その中で、一際大きな歓声が上がった場所がありました。そこには三名の子がそれぞれ雪に足を乗せていました。靴が触れるたびにシャクッと音が聞こえ、そのたびに「うわあっ」と嬉しそうな声が上がっていました。

 思い思いに散策をしている中、ある子は空を見上げて「雪あった」と小さく口にしていました。その日は晴れていたので、不思議に思いながら私も見上げてみました。するとそこには大きな真っ白い雲が浮かんでいました。足元の雪と同じ色だったので雪が浮かんでいると思ったのかもしれません。「ここにもあった」と教えてくれる声色にも発見の嬉しさが表れていました。

 子どもたちは、大人では想像もつかないような発見を毎日しています。その発見を一緒に楽しんでいこうと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 自分で出来ること、やりたいことが増えてきました。子どもたちの声に耳を傾け、その気持ちを大事にしながら過ごしました。

  • 手洗い、うがい、一時間ごとの換気をしながら過ごしました。

(高橋 麻衣)






2024年1月の子どもたちに人気の乳児食レシピ


鮭の冬ごもり
 

■材料(子ども約1人分):

さけ:40g
片栗粉:5g
青のり:少々
塩:ひとつまみ
油:小さじ1

 

【作り方】

①青のりと塩を混ぜてフライパンで炒ります。
②フライパンに油を入れて片栗粉をまぶした鮭を焼きます。
③両面焼けたら①の青のりをかけてできあがりです。


 

 

スペシャルランチ【クリスマススペシャル】

 12月はクリスマススペシャルでした。・チキンライスタワー・テリーヌ風ミートローフホワイトソースがけ、コンスープ、おやつにはミニサンタの飾りを付けたクリスマスケーキが登場しました!キラキラした豪華な演出に子どもたちは目を丸くしてビックリしている様子でした。星がついたチキンライスも始めは戸惑っていましたが一口食べると夢中になって食べている子どもたちでした。






2024年1月の子どもたちに人気のレシピ

アップルジンジャー炒め

 

材 料(子ども約1人分)

豚肉スライス:40g
玉ねぎ:20g くし切り
りんご:20g すりおろし
生姜:5g すりおろし
にんにく:1gすりおろし 
醤油:小さじ半分
塩:ひとつまみ
油:小さじ1

 

【作り方】

①りんご、生姜、にんにく、醤油、塩を混ぜておきます。
②フライパンに油を熱して、豚肉、玉ねぎを炒めます。
③豚肉に火が通ったら①の調味料を入れます。水分が無くなったらできあがりです。

 

 

スペシャルランチ【クリスマススペシャル】

 

12月はクリスマススペシャルでした。
 
 
チキンライスタワー・テリーヌ風ミートローフホワイトソースがけ、コーンスープ、おやつにはミニサンタの飾りを付けたクリスマスケーキが登場しました!
 
 
チキンライスタワーが台に乗せられると子どもたちの大歓声が!食べ終わった子どもたちは、給食室の前に来て私たちを呼び、「とってもおいしかった!ありがとう」「ケーキ最高!」と伝えに来てくれました。この日は残食もなく、子どもたちからの嬉しいクリスマスプレゼントでした。
 





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