むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2024年4月の様子

にじグループ
よーいスタート!

 今年度の年長児がつけてくれたグループ名『にじ』は、年長児だけでなくみんなが好きな名前だったので浸透するのが早くて驚きました。二歳児は、兄弟一緒の子がいたため進んでグループのところに集まりました。『にじ』のグループ活動がスタートしました。

 「にじグループのみんなと先生たちは、自然と仲良くなろう!って思っていてたくさんお外で遊びたいし、探検したいんだ」と話をしました。すると「私も」と賛同した子どもたちがたくさんいました。

 

 今では、「やりたいな」「いってみたいな」「おもしろそうだな」と思うことがどんどん出てきています。「園庭行って虫探ししたいな」とある子が話していた時「私も」と出かけ、一緒にかなへびやだんご虫を探す姿がありました。支援学校方面に歩いて出かけた時、「あっ、これ〇〇さんと一緒に見つけた花だ。園庭にあったよね」と会話が弾んでいました。また、桜の木に花が咲き始めたところを発見した声がみんなに広がり、なかなか咲かないと待っていた子どもたちみんなで喜びを感じることができました。

 「公園にいきたいな」との意見で、グループで初めて公園に出かけました。何も言わなくとも二歳児にペースを合わせてくれたり、気遣ってくれたりそんなにじグループです。一緒に歩く時の自然な振舞いやしぐさに、小さい子を思いやる優しさがにじみ出ている姿に嬉しい気持ちを感じて心の中にじんわりと温かさが広がってきました。

 毎日の、小さな嬉しいを積み重ねて夢をかなえていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 園内を探検し、ここで何をするのかみんなで確認したことで、年長児や年中児が嬉しそうに教えてくれる姿がありました。ロッカーの場所など、変わったところもその都度確認したことで分かる子が増えました。

(松井 空子)

 
ほしグループ
お花見最高!

 四月から、ほしグループの一年がスタートしました。天気がいい日は「園庭に行きたい」という声が多く、みんなで虫探しや草花遊びなどを楽しんでいます。

 ある日の話し合いでのことです。その日も園庭に行くことで話が決まったあと、「もう少しでさくら咲くかな?」という話題になりました。昨年度さくらグループだった子どもたちなので、やはり桜への関心が高いようです。「桜咲いたら何かしたいな」「お花見したことあるよ」などいろいろな話で盛り上がりました。「こども園でもお花見できるんじゃないかな?」と私が言うと、「じゃあほしグループでやりたい」と目を輝かせていました。お花見でのイベントは、『みんなで外でご飯を食べる』に満場一致でした。

 

 まずは肝心な桜が咲かなければお花見はできません。天候も不順で、園庭に出るたびに桜の木を見て「まだ咲いてない」「つぼみがピンクになってきた」など桜の観察が始まり待つ日が続きました。急に気温が高くなった日に一気に生長が進み、あっという間に満開になりました。

 十六日は、天気もよく最高のお花見日和となりました。ほしグループの子どもたちが輪になり、満開の桜の木の下でお花見をしました。「外で食べるの最高」「お花見楽しい」とそれぞれ感じたことを話ながら盛り上がりました。

 グループで楽しんだ子どもたちは一気にグループの結束が深くなったようです。その日の振り返りで「また何かしたいな」と次回への期待も高まっていました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 進級し、年長児、年中児を中心に新二歳児や年少児を手伝ってあげようとする姿が多く見られました。

  • 園庭での活動を通して、生き物に関心を持ったり、草花を使った遊びに興味を持ったりすることに繋がりました。

(上田 彩乃)

 
つきグループ
もぐら探しに出掛けよう

 五名の二歳児が仲間入りし、つきグループがスタートしました。

 グループで集まり『もぐたさんのたんぽぽさんぽ』という絵本を見ていた時です。もぐらの主人公がたくさんの虫たちと一緒にたんぽぽのはらまで散歩に行くという内容です。虫や花が好きな子たちが多いので、色々な虫が出てくるたびに「面白いね」と夢中になっていました。絵本を読み終わったあとで「園庭にももぐらの穴があるよ」と呟いた子がいました。私も「先生もね、誰かが言ってたの聞いたことがあるんだ」と言うと、みんなの興味が一瞬で『もぐら』という言葉に移ったのが表情を見ていてわかりました。「じゃあ、みんなで探しに行こう」という年長児の一声ですぐに準備を始めました。いつもなら「お部屋がいい」という子も「早く行かないと」と急いで準備をしていました。

 

 園庭に着くと、さっそくボコボコとした穴を見つけ「これじゃない?」と側にしゃがんで見つめます。そして、中に何かいないか、何か出てこないかと穴をのぞき込みます。穴を見つけるたびに「これもかな?」と足を止め、みんなでもぐらの穴探しを楽しみました。他の子が園庭内を歩き回っている中、ある子が一つの穴をじっと見ていました。私に気付くと「ねぇ、先生。小さくなって、もぐらの穴の中に入ったら楽しそうだよね」と嬉しそうに話してくれました。

 『もぐらの穴』というキーワードから、子どもたちのわくわくした想像はどこまでも膨らんでいきます。その時の子どもたちの表情はいきいきとしていて、みんな輝いていました。これからも、グループのみんなでやってみたいこと、知りたいことを見つけ、とことん楽しんでいきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • グループで過ごす中で、自分のグループの仲間を覚え、園庭や室内で好きなことを一緒に楽しみました。

(山内 麻知子)






むつみ乳児保育園の2024年4月の様子

乳児
春の発見

 気持ちのいい天気の日が増え、子どもたちは毎日元気に外気浴に出かけています。さくらが満開になると、早速バギーに乗ってお花見に行きました。バギーから身を乗り出して周りを見渡し、春の景色を楽しみながら散歩をしました。

 さくらの木の下につくと、「わっ」と声を出したりぐっと手を伸ばしたり、まるでそのさくらを捕まえようとしているようでした。子ども達も満開の桜に感激していました。散歩を続けていると、さくらの花が一輪落ちているのを見つけました。「さくらだよ」と言って子どもたちに見せると嬉しそうに掴みます。触っているそばから花びらが一枚とれて落ちました。それに気づいた子が、「うー」と眉間にしわを寄せます。「取れたね」と言うと、不思議そうに花を見つめます。そしてまた引っ張っているうちに花びらが全部取れました。一つの花でしたが、花びらが一枚一枚取れることを発見し目を輝かせていました。

 

 園庭ではバギーから降り、草の上に座って遊びました。地面に手を着いて座り、その手を挙げると手にたくさんの草が付きました。最初は嫌そうな顔でしたが、何度もそれを繰り返していました。次第に手に葉が付くことが面白くなったようで、何度も地面に両手を着いては手の平を見つめていました。 今年度の乳児のテーマ『初めての自然を楽しもう』にぴったりのスタートです。ふきのとう、つくしなど、春の植物にも触れ、『夢』の染めものも始めました。『初めての自然』に触れながら、それぞれの季節の発見を楽しみたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 一人ひとりの生活リズムを大切に毎日を過ごしました。

  • 離乳食を食べる時には子どもたちの手の届くところに食器を置いたことで、自分で食べる意欲に繋がりました。

(小田島 千鶴)

 
一歳児
一歩前進!

 気持ちの良い春の暖かな空気に包まれ、子どもたちは毎日を過ごしています。戸外での活動は、子どもたちを笑顔にしてくれる大好きな場所です。

 ある日、園庭で遊んでいるとみんなの視線が上に向いていることに気が付きました。その視線の先にあったのはは、満開の桜でした。つぼみばかりだった数日前と全く違う様子に気が付き、釘付けになったようです。「うわあっ」と歓声を上げながら手を伸ばして捕まえようとしたり、後ろに倒れそうになるほど見上げたりしながらそれぞれのお花見を満喫しました。

 

 園周辺の散歩にも出かけました。「えいえいおー!」の掛け声で出発した支援学校までの道のりで、体育館の窓に映る自分たちの姿を見つけたり、太陽の壁面を見つけたりと沢山の発見をしました。また、バス停にも行ってみました。ベンチに座って『バス来るかな』とわくわくした表情で待っていると目の前にバスが停車しました。プシューッと音を立てて扉が開く様子からは目がそらせませんでした。

 散歩をしている中で、地域の方との出会いもありました。支援学校の職員の方や入学式を終えた先生方とたくさんすれ違いました。「こんにちは」「いっぱい歩いてすごいね」「気を付けてね」と声をかけてもらうたびに嬉しそうな照れくさそうな表情を浮かべていました。散歩を通して『有名人になる』という夢に一歩近づくことができました。

 これからも、戸外活動を通しての発見や地域の方との出会いを私たちも一緒に楽しんでいこうと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 気温の上がり下がりが激しかったですが、着替えの調節をしたりこまめに水分補給をしたりして過ごしました。

  • 身振り手振りで思いを伝えようとしてくれました。子どもたちの気持ちを代弁して伝え合いました。

(高橋 麻衣)






2024年4月の子どもたちに人気の乳児食レシピ


レトロな肉炒め
 

■材料(こども一人分):

豚塊:40g
人参:10g 短冊切り
玉ねぎ:20gくし切り
ニラ10g4㎝カット
油:小さじ2
醤油:小さじ1
みりん:小さじ1
にんにく:少量
生姜:少量 

 

【作り方】

①肉の塊が大きいので一度茹でて火を通します。
②フライパンに油を小さじ2杯入れて、生姜、にんにく、肉を炒めます。
③人参、玉ねぎ、ニラと順に炒めます。
④醤油とみりんで味を付けてできあがりです。


 

 

スペシャルランチ【世界の料理『中国』】

今年度は、世界の多様な食文化、食習慣にふれてみようということで、ヴィーガン料理をテーマに世界に旅に出ることにしました。

4月は中国です。むつみの給食に似ていて、子ども達も普段と変わらず食べている様子でした。給食では、醤油麹、塩麹、ザワークラウトを手作りしたりと、発酵食品を多く使用していることに驚きました。子ども達には、どんな風に他国の文化を伝えられるか、子ども達の反応を楽しみながら考えて行こうと思います。






2024年5月の子どもたちに人気のレシピ

 

 

材 料(約10個分)

薄力粉:150g
ベーキングパウダー:5g
玄米粉:50g
キャロブ粉:小さじ1 (ココア可)
オレンジ:10切れ
ドライプルーン:5個(細かく切る)
油:15g

 

【作り方】

① オレンジ以外の材料を全て混ぜます。
②オーブンを170℃で予熱します。
③生地を2㎝くらいの厚さに伸ばします。
④③の上に切ったオレンジをのせて押してなじませます。
⑤オーブンに入れて20分焼きます。竹串を刺してついてこなければできあがりです。

※甘さはプルーンのみで、子ども達が想像していた味とは違っていたようですが、オレンジの酸味とよく合い、オレンジショコラを楽しみにしている子が多くいました。

 

 

スペシャルランチ:世界の料理『中国』

今年度のスペシャルランチは、他国の多様な食文化、食習慣にふれてみようということで、世界のヴィーガン料理をテーマに世界旅行をします。

4月は中国でした。ランチルームには、中国の国旗や民族衣装、中国語などを用意しました。すると、先生たちも中国語の発音などを調べて、子どもたちと一緒に楽しんで食べていました。刺激の強い食材(豆板醬など)は使えないので、厨房では1週間前から、醬油麴や塩麴、ザワークラウトなどを仕込んで作りました。色んな発酵調味料のことも伝えていきたいなと思います。






むつみプラスone【2024年4月】

むつみプラスワン

 新年度が始まって1ヶ月がたちました。今年の気候は、今まで経験したことのないような気候で、桜も開花宣言があったと思ったらすぐに満開になり、あっという間に葉桜になって桜の季節は終わってしまいました。季節はもう夏に向かっています。いよいよむつみっこ活躍の季節になってきました。

 今年度の新規の入園児は、乳児保育園、こども園ともに例年より少なかったのですが、新たな年の始まりに子ども達も職員も戸惑いと緊張があった1ヶ月でした。

 乳児保育園は、新入園の乳児さんたちの泣き声がいつものように聞こえていましたが、数が少ないためか例年よりは静かな新年度のスタートに思えました。お休みが続くと又、にぎやかにはなりますが…。

(さらに…)






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