むつみこども園、むつみ乳児園の情報を更新しました。
下記リンクよりご覧いただけます。
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卒園に向けて、みんなで俳句を作ろうと考えました。探険隊、うた、お点前、俳句を教えてくださった先生方へ感謝の気持をこめたプレゼントにしたいと思ったからです。「あの時〇〇だったよね」「あっ、こんなこともした」と色んなことを思い出していました。自分で考えたことを表す言葉の選び方がとても上手で、想像をはるかに超えて驚くような素敵な俳句ができました。
そしてさらに、自分のことも俳句にしてみようとみんなで考えました。好きなこと、私が思うこと、楽しかったこと、伝えたいこと、それぞれ子どもたちの気持ちや思いを言葉に込めて俳句を作りました。自分の思っていることを言葉で伝えることは難しいことです。それを『五・七・五』の言葉にギュッと詰めて表現できる年長児は、世界広しといえこのむつみこども園にしかいないと思いました。今までしてきた色んな経験は、子どもたちにしっかり届いていたんだなと嬉しくなりました。 発表会後、園歌を歌っている子どもたちの表情があんまり素敵で「いい顔してるね」と声をかけると「だって楽しいんです~」と言ってくれました。 園で過ごしてきた毎日には、色んな思いがあったと思います。が、むつみこども園で過ごした日々を思い出して笑顔になっている子どもたちに感謝の気持ちでいっぱいになりました。自分のことが大好きで、人を大好きになれる子どもたちです。これからもさまざまなことに挑戦していってほしいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
(松井空子)
子ども同士の関わりが増え、自分の思いがうまく伝わらなかったり、意見の違い等から『嫌な言葉を言われた』『叩かれて嫌だった』等トラブルも多くなりました。
ある日のおやつの時間のことです。Aさんが「〇〇さんにばばあって言われた」と教えてくれました。Aさんの表情から怒っていることがわかりました。しかし、その怒った気持ちを相手にぶつけるのではなく、気持ちをコントロールして落ち着いた状態で話をしていました。「ばばあって言われたら嫌だ。ごめんねして欲しい」と自分の気持ちを伝えた後で「同じ年中の仲間なのに…」と小さな声で言いました。Bさんに聞こえていないようだったので、私が「年中の仲間にそんな風に言われたら悲しいって」と伝えると、それまで話を聞きたくないという様子だったのがふっとAさんの方を見ました。そして、Aさんの「ぼくはごめんねして欲しい」という声が届き、Bさんも「ごめんね」と言い、その場の話は終わりました。その後は、お互いにそれぞれの遊びに移っていきました。
この一年間で子どもたち同士の気持ちのぶつかり合いはたくさんあったと思います。Aさんが言った『仲間』という言葉にBさんの気持ちが動いたのも、子どもたちの中に『自分が』から『みんなで』という意識が出てきたからかなと成長を感じた場面でした。そして、どんなにぶつかっても、ケンカをしても、好きなものが同じ、遊びたいものが同じ子同士が集まり、自分を表現しながらの遊びを楽しむことはずっと続いています。
年長児になってからも仲間といる楽しさを感じながら、たくさんのやってみたいことを見つけていきたいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
(山内 麻知子)
「ねえ。先生。」と話しかけられることが多くあります。話しの内容は様々ですがよく考えてから話に来てくれていることが分かります。「あのね、まだ遊ぼうと思っているのに○○さんが片づけて嫌なんだよ」とか「やめてって言っても頭を叩いて嫌なんだよ」など一緒に遊ぶ中でのトラブルです。
発表会前までは大きな声で泣いて訴えたり、叩かれたから叩いたりの状態でした。トラブルがあってもその状況を説明できず、私たちがお互いの言い分や様子を周りから詳しく聞くことでトラブルの原因が分かり、解決の手助けをしていました。でも今は違ってきています。一緒に遊ぶ人数が増え、遊ぶ内容にもルールが多くなりましたが、自分の気持ちを相手に伝えたり、相手の気持ちを考えたりすることができるようになってきたからです。周りの子と一緒に活動し楽しいを共有し、またトラブルを解決できることを経験したからできる成長だと感じています。セカンドステップで学んだ、相手に対する話し方も少しずつ身についてきていると思います。
二歳児の準備を手伝うことが増えました。年少児も年中児や年長児に助けてもらったり教えてもらったりすることがたくさんありました。だからこそ今度は自分たちが『小さい子を助けてあげる番』と思っているようです。「一緒にやろう」と声をかけながらできないところを一緒にやる姿はとても素敵で自信にあふれています。
もうすぐ年中児になり新しい生活が始まります。この一年間で蓄えたパワーで新しい生活も元気に楽しく過ごして欲しいと思います。この一年のたくさんのご協力ありがとうございました。
〔今月の保育の評価・反省〕
室内や運動遊びなど異年齢の活動を取り入れることで年下の子の手伝いや年上の子への憧れを持ちながら活動を楽しむことができました。
(宇都宮 美代子)
年少児に進級するにあたって、生活に少し変化があります。
まずは、給食の時にご飯を自分でよそいます。「年少さんになったら、自分で食べられる量を盛り付けるんだよ」と私が言うと、目を輝かせながら「自分でやりたい!」と張り切っていた子どもたちです。炊飯器の前に並びながら「年少さんになるから、自分でやるんだよ」「年少さんになるからだよね」と嬉しそうに会話している姿もありました。
着替えを入れた後の洗濯袋はロッカーに入れず、そのまま昼寝バッグに入れます。「年少さんになったら、洗濯袋にお着替えを入れたら昼寝バッグに入れるから、二歳さんたちもそうしよう」と言うと「年少さんになるからだよ」「年少さんは洗濯袋、お昼寝のバッグに入れるんだって!」と、そこでも目を輝かせる子どもたちです。
食後のぶくぶくうがいはすでに始めていましたが、そこでも「以上児さんはみんなぶくぶくうがいするんだよね」と、張り切って行い、すでに『以上児さん』の仲間入りした気分になっているようです。とにかく『年少さんにもうすぐなる』という言葉が出てくると、本当に嬉しそうです。
一年前の四月には、泣きながら登園したり、家や乳児保育園に帰りたがることもありました。着替えや片付けをすると時間がかかったり、できないことがあると泣いたり、怒ったりすることもありました。笑顔で登園し、何でも自分でやろうとする現在の子どもたちを見ると、一年で驚くほど成長し、心も身体も大きくなったことを感じます。園で一番小さかった子どもたちが、以上児の仲間入りします。今まで以上のわくわく、ドキドキが待っています。子どもたちの今後の成長が楽しみです。
〔今月の保育の評価・反省〕
食事の前、排泄後、外遊びから帰ってきた後などの手洗いは、石鹸を使って丁寧に洗うことができるようになってきました。
(築山 加奈)
一年を通して子どもたちはたくさんのことに気が付き、たくさんのものに触れてきました。戸外では砂や草、水などの感触を知り、からすやすずめ、さらにありやとんぼなどの虫を見つけたり、触ったりしました。室内では自分の影や窓から入ってくる風、外から聴こえてくる雨や車の音に気が付きました。初めは目の前だけを見ていた視線がだんだん広がって、今では保育室や戸外などいろいろなものに気が付けるようになってきています。
毎日の生活や遊びの中で興味のあるものを見つけると、子どもたちは『これなあに?』と自分から近付き、じっと見つめてから手を伸ばして触ります。そこからまた新たな発見をして遊びを広げていきます。園庭でも同様です。草を見つけると、近くでじーっと見た後引っ張ったりパラパラと落としたりして遊びます。それを繰り返すうちに風に乗って飛んでいく事に気が付き、その様子を不思議そうに追いかけて見ていました。室内でもオーボールを掴んだり握ったりするうちに偶然コロコロと転がり、そこから自分でも転がしたり追いかけたりして遊ぶようになりました。
大人にとって同じように見える遊びでも、子どもたちにとっては一つひとつが新しい遊びで新しい発見です。一つの遊びを繰り返すことで、別の遊び方を見つけていく子どもたちは、遊びを作り出す天才です。これからも子どもたちのたくさんの『これなあに?』『やってみたい』に出会えるように一緒に遊びを楽しみたいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
(高橋 麻衣)
子どもたちは、心も身体もぐんと大きく成長した一年でした。
四月当初子どもたちが好きな遊びは何かな?と考えながらスタートしました。部屋には指先遊び、ままごと、車などの遊びのコーナーを準備し、戸外で遊んだり、散歩に出掛けたりもしました。遊ぶ中で、それぞれが好きな遊びを見つけじっくり遊べるようになりました。
一人でじっくり遊ぶ経験を重ねると、少しずつ周りの子や、遊びに興味が広がってきました。同じ場所で遊んでいる子の遊びをじっと見る子、同じように遊ぶ子、「どうぞ」「ありがとう」と簡単な言葉のやり取りをして遊ぶ子などと子どもたち一人ひとりが周りの子と関わって遊ぶ姿が見られるようになりました。先日、子どもたちの中でアイス屋さんごっこが始まりました。店員さんになる子、お客さんになる子、とそれぞれがなりきって遊んでいました。いちご、バナナだけではなく、じゃがいもやにんじんなど、子どもたちならではの発想もあり、とても面白いです。日々の遊びの中でイメージの幅もどんどん広がっていることを実感しました。一緒に遊ぶ中でお互いの思いが上手く伝わらず取り合いなどのトラブルになってしまうこともあります。その時には、私たちが仲立ちになってお互いの思いを代弁します。この経験も子どもたちの育ちにとってはかけがえのない経験です。
子どもたちはこれまで乳児保育園でたくさんの体験、経験をしました。二歳児ではもっとたくさんのワクワク、どきどきが溢れていることと思います。これからも子どもたちの「やってみたい」の気持ちを大切にし、色々なことにチャレンジしていきたいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
(加藤 史緒莉)
ハレの日ウキウキ焼き
材 料(子ども1人分)
たら:1切れ
玉ねぎ:7g
人参:4g
マヨネーズ:2g
ピザ用チーズ:5g
パセリ粉:少々
【作り方】
①たらは軽く水で洗い、キッチンペーパー等で水気をふきとります。
②玉ねぎは1cm角、人参はみじん切りにしてマヨネーズと和えます。
③天板にたらを並べ、上から②とピザ用チーズをかけます。
④170℃に温めておいたオーブンで15分程焼き、チーズが溶けたら出来上がりです。
(フライパンで作る場合は、たらを両面こんがり焼いた後、②とチーズを上にのせて蓋をし、蒸し焼きにします。)
スペシャルランチ【卒園おめでとう~どじょっこふなっこもお祝い~】
私たちの想いに年長児は気付いてくれたかな?
苦手な野菜も少しずつ食べられるようになり、
毎日「おいしい!もっと食べたい!おやつも楽しみ!」など
嬉しい言葉をたくさん掛けてくれた年長さん。
ランチルームで素敵な思い出がたくさん出来ました。
これからもたくさん食べて心も体もすくすく健康に成長しますように!年長さんありがとう!
■材料:(一人分)
鶏もも肉:30g
甘酒:5g
塩:ひとつまみ
レモン果汁:0.5g
しその葉:1/2枚
生姜:0.4g
にんにく:0.2g
ごま油:0.5g
片栗粉:2g
小麦粉:0.5g
【作り方】
①しその葉はみじん切り、生姜とにんにくはすりおろしておきます。
②①と全ての調味料を肉に混ぜます。
③ボウルに小麦粉と片栗粉をいれて肉にまぶします。
④180℃に温めておいたオーブンで15分程焼きます。
こんがり焼き色がついたら出来上がりです
スペシャルランチ【卒園おめでとう~どじょっこふなっこもお祝い~】
今年度最後のスペシャルランチは、
年長児へ『卒園おめでとう、今までたくさんありがとう』のメッセージを込めて
大きなどじょっこふなっこを作りました。
どじょっこふなっこを見ても子どもたちはキョトンと首を傾げていましたが、
周りに飾った蓮根のお花や桜の形の大根に気が付き、
「れんこん!だいこん!」と興奮した様子で教えてくれました。
今年度はスペシャルランチを通してたくさんの動物と出会い、
子どもたちのわくわく・ドキドキする表情をたくさん見ることができました。
来年度も子どもたちの笑顔溢れる給食作りを心掛けたいと思います。
よろしくお願い致します。
3月13日(月)、突然インフルエンザの感染が拡大してしまい、21日に予定していた卒園式を25日に延期するという今までにはなかった事態になってしまいました。年度末で保護者の皆様も忙しい時期だったので休園とかクラス閉鎖はできるだけ避けたく、登園自粛のお願いをしたところ予想以上のご協力をいただき週初めで感染を落ち着かせることができました。ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
令和4年度は、4月早々のむつみ乳児保育園でコロナのクラスターによる休園に始まり、3月のむつみこども園のインフルエンザ感染拡大で終わるという流行最先端の感染症に悩まされた記憶に残る一年となりました。それでも、日々の教育保育活動も行事もすべて行うことができたのは、保護者の皆様の協力のおかげであることは無論ですが、子ども達自身の成長が大きいと思います。