むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園、乳児園Webサイト更新だより【2023年5月】

  
  
むつみこども園、むつみ乳児園の情報を更新しました。
下記リンクよりご覧いただけます。






むつみこども園の2023年4月の様子

年長児
楽しみ!お当番!

 年長児に進級し、楽しみにしていることはたくさんありますが、その中のひとつに『お当番活動』があります。

 『お当番活動』には、アナウンス、お米とぎ、給食やおやつのお当番等があります。その中でも一番楽しみにしている子が多いのは、給食のお当番とおやつのお当番です。

 

 エプロンと帽子、マスクを身につけて服装を整えると、「楽しみだね!」「今日は何のおかずかな?」と会話を弾ませながらランチルームに向かいます。普段よりも意識して手をよく洗った後は、緊張しながら配膳台の前に立ちます。どのように盛り付けるか、どのくらいの量を盛り付けるかを職員と確認した後で、お当番がスタートします。

 子どもたちが順番にもらいに来ると「どれ食べますか?」「どのくらい食べますか?」と聞き、その子が食べたい数、量を盛り付けます。たくさんの子どもたち、一人ひとりとやりとりをし、量を調節しながら盛り付けるのはとても難しく、次から次へとやってくる子どもたちへの対応をするのは忙しく大変なことです。それでも「楽しい!」「またやりたい!」と言う子どもたちは素晴らしいと思います。まだ慣れず、難しさを感じながらお当番活動に取り組んでいる子もいます。ですが「難しいけれどもやってみよう」とする気持ちが大切だと思います。これからも、子どもたちの気持ちに寄り添い、一緒に考えながらいろいろな経験をしていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • アナウンス、お米とぎ、給食当番ではホワイトボードのお当番表を準備することで、それを見て自分が何のお当番か確認し、準備するようになりました。
  • 屋外遊戯室で遊ぶ時の約束をみんなで決めました。どんなことに気を付けて遊ぶか、どのように遊べば安全に遊ぶことができるかを考えました。

(築山 加奈)

 
年中児
楽しみすぎる!

 年中児になって子どもたちが楽しみにしていることがあります。それは、まだ行ったことのない『三十三観音』に行くことです。話しには聞いていても未知の世界です。年中児のわくわくは止まりません。「遠いんだって」「いっぱい歩くんだよ」など周りの子と話していました。話し合うその表情からは楽しみにしている気持ちが伝わってきました。

 『ポロシャツってどういうのかな?』お家の方に準備をしてもらって初めてわかった子もいたようです。ポロシャツ、首に巻くタオル、水筒など準備をしてもらい大喜びの子どもたちは、水筒を持って来た日、重い水筒に驚いた私は思わず「家からお水入れてきたの?」と聞きました。すると、「ちがうよ。さっき入れてみたんだよ」と笑顔で答えました。自分で水筒に水を入れたことがわかりました。どうしてもやってみたかったようです。

 

 探検隊当日の朝、みんなが笑顔で登園してきました。登園準備後は、待ちに待った探険隊の準備です。ポロシャツを整えて汗拭きタオルを首に巻きます。「黒い服は虫が来るから着ないよね」と、自分たちで明るい色の服を選んで着ていました。いよいよ水筒の水を自分で入れます。「半分まで入れるよ」と声をかけると水筒の中をのぞいて確認しながら自分で水を入れました。

リュックに水筒とおにぎりを入れたら帽子を被り靴を履いてさあ、出発です。子どもたちの表情は、どの子も期待感があふれていました。その後の様子は探険隊のページで紹介しています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 進級したことで活動の意欲が高まり、準備や着替え、遊んだ後の着替え、片付けを自分からできるようになってきています。
  • 園庭でのボール遊びや鬼ごっこ、屋外遊戯室での活動が増えたことで、運動遊びに意欲的に取り組むようになりました。

(宇都宮 美代子)

 
年少児
わくわくの以上児室

 新たな仲間が二人増え、十六名のスタートになりました。「年少さん」と呼ばれると少し照れるように「『ちゃん』じゃなくて『さん』になったんだよ」と教えてくれました。以上児室での朝の準備、以上児室での活動とどれも新鮮なようで、わくわくとした気持ちも伝わってきます。

 

 以上児室には、二歳児室にはないドレスがあります。もともとおしゃれな子たちなので、そこを見逃しません。「これ着る」と張り切ってドレスを持ってくると、嬉しそうに着替えていきます。ドレスを着ると「ボタン止めて」と私に背中を向け、お願いをしてきました。するとそばで別のドレスを選んでいた子が、「○○さんがやってあげようか?」と声を掛けてくれました。その子は嬉しそうに頷くと、その子の目の前に移動します。私が「ありがとう」と声をかけると、二人で笑い合いました。ボタンをかけてもらうと、今度は「次は△△さんがボタンやってあげる」と声をかけます。自分がしてもらって嬉しかったことを、同じようにしてあげようとする気持ちが育っていると感じ嬉しくなりました。

 以上児室の大きな丸太、ブロック、絵合わせカードゲームと、色々な遊びから自分のやってみたいと思うものをそれぞれ選んで遊んでいます。晴れた日には「園庭行きたいな」と自分の意思を伝えてくれる子もいます。色々な遊びに挑戦し、やってみたい、楽しいと思えるよう応援したいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 以上児に進級し、ロッカーの準備、食事や昼寝後の流れが変わりました。職員が一緒に行うことで、生活リズムの違いに気づいてやろうとしています。●手洗い、うがいは手や喉にいる菌を身体に入れないためにすることを伝えたことで、自主的に行うようになりました。

(遠藤瑞季)

 
二歳児
じぶんでできるうれしさ

 むつみこども園での生活がスタートしました。新しいリュックを背負って嬉しそうに登園した子も、心配や不安な気持ちがいっぱいだったと思います。 ここで何がはじまるんだろうという気持ちだったと思いますが、毎日園で過ごすうちに少しずつ子どもたちの表情が変化していきました。控えめに笑っていた顔が大きな口をあけて笑うようになり声も大きくなりました。また、「〇〇したい」「おしっこでる~」と遊んだりトイレに向かったりする姿も多くなりました。

 

 「自分でやりたい!」という意志を持った子どもたちです。朝は昼寝バッグから洗濯袋やパンツ袋を出してロッカーを片付け、リュックから連絡帳を出してかごに入れる。コップを出して手洗いうがいをして・・。昼食時も「自分で取りに行ってみようか?」と(私が誘ってしまった)のですが、「やる!」と配膳台にご飯やおかずを取りに行き、自分の席まで運んでいます。ご飯、汁椀、おかずのお皿、箸と順番に運んでいます。「これにする!」と盛り付けた食器の中から選ぶのも楽しんでいます。汁椀はゆらゆらと揺れる汁を見ながら「こぼれちゃった~」ということもたくさんありますが、「大丈夫!先生と拭こうね」とやっているうちに、こぼれないようにゆっくり歩いたり、汁椀を持っている子を見ると周りの子もよけようとしたり子どもたちの意欲的な行動や考える力がすごいなと感じています。

 子どもたちの「自分でやりたい!」「自分でできた!」を一緒に感じていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 『じぶんで』というのもそれぞれ個人差があるのでその子に合った援助をしたり、できたことややろうとしているところをたくさん一緒に喜んだりほめながら関わるようにしたことで子どもたちもやってみようという思いになっていました。

(松井空子)






むつみ乳児保育園の2023年4月の様子

乳児
好きなものを見つけよう

 十二名で新年度がスタートしました。今まで一緒に過ごして来た『憧れの一歳児さん』がいなくなり、どこか寂しいような不思議そうな表情を浮かべていました。

 新しい生活が始まり、子どもたちは自分たちの好きなものを見つけて遊んでいます。外遊び、お人形のお世話やお料理作り、車の玩具にボール等、好きなものは違います。一人でじっくり遊ぶのが好きな子、保育士と一緒に遊ぶのが好きな子、他の子の遊びをじっと見ている子と、子どもたちの遊び方もさまざまです。毎日同じ遊びを繰り返しているように思えますが、その中で子どもたちは日々違う発見や楽しみを見つけています。

 

 子どもたちの気付く力は、大人の私たちには気付かないような小さなものも逃しません。一面の青い花の中に咲く小さな白い花に気付き、足を止めてじっと見たり、シャベルですくった水の水滴が落ちるのを確かめ、次に土をすくった時には同じ動きにならないということに気付き、不思議な表情を浮かべたりしていました。

 一人遊びをじっくりと楽しんでいる時期でもありますが、少しずつ同じ場所にいる子どもたち同士で「いたね」「あったね」と発見や喜びを共有し合う姿も見られるようになってきました。

 これからどんどんと遊びの範囲が広がり、子どもたちの気付きが増え、好きなものが増えていくと思います。私たちも、一緒になって子どもたちの好きなことを思い切り楽しんでいきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 子どもたちの自分でやりたい気持ちを大事にして、子どもたちが自分でやっている時には、見守りました。
  • 子どもたちの気持ちを聞きながら関わるようにしたことで、自分のしたいことややりたいことを簡単な言葉や身振りで伝えてくれるようになりました。

(山内 麻知子)

 
一歳児
子どもたちの発見

 新たに五名仲間入りし、にぎやかな毎日を過ごしています。園生活にも少しずつ慣れてきて、意欲的に室内を散策しています。這い這いをしたり、寝返りをしたり、好きな場所での遊びをしながらゆったりと過ごしています。

 ガチャガチャのカプセルの中に鈴やペットボトルのキャップ、ビーズなどが入ったものを、穴の開いた段ボールに入れて遊びました。その穴に入れようとカプセルに手をのばし、手に持った時に、鈴の音がすることに気がつき私の顔を見ました。「良い音だね」と返事をすると、にっこり笑って大きく上下に振って音を楽しみます。別のカプセルを手に取ると、さっきとは違った音がしました。すると、ハッとした表情をしてそれとは違うカプセルに手を伸ばしました。それからは次々に手を伸ばし、目をキラキラと輝かせながらカプセルごとに音が違うことを発見した喜びに夢中でした。

 

 お気に入りのカプセルを見つけると、段ボールに入れます。五本の指を使ってカプセルを握るように持つと、穴に持っていきます。穴に合わせて手を開き、段ボールの中に入れると嬉しそうに手を叩いて喜びます。カプセルを全部入れると穴の中をのぞき込み、段ボールの中にカプセルがあるのを見つけるとまた嬉しそうに笑います。「もう一回やる?」と、カプセルを出すと集中して入れ始め、あっという間にまた全てのカプセルを入れて得意気でした。 仰向けで遊んでいる子も、周りの様々な音や自分の周りを通る子どもたちの姿に刺激を受けて手足を元気に動かしています。今後も様々な遊びを通して、子どもたちとたくさんの発見をしていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 天気の良い日には外気浴をして過ごしました。
  • 排泄、食事、睡眠の際には一対一の関わりを大切にし、ゆったりと過ごせるように配慮しました。

(小田島 千鶴)






2023年5月の子どもたちに人気のレシピ

ザクザクビスケット

 

材 料(20枚分)     

オートミール:120g
小麦粉:60g
ベーキングパウダー:2.5g
プルーン:30g
甘酒:40g
油:70g
水:30g

 

【作り方】

①小麦粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておきます。
②プルーンは食べやすい大きさに刻みます。
③全ての材料を混ぜ合わせて捏ねたら、20等分にして天板に並べ、手のひらで軽く押しつぶします。
④150℃に温めておいたオーブンで15分程焼きます。

 

スペシャルランチ【春のお祝い御膳】

 

今年度初めてのスペシャルランチは入園・進級をお祝いし『春のお祝い御膳』を作りました。
赤飯とパリパリチキンで大きな桜の木を表現しましたが、子どもたちに赤飯は人気がなかったようです。
パリパリチキンはおかわりをして食べる子が多くいました。

むつみで過ごす新たな1年がスタートしました!
毎日の給食やスペシャルランチ、おやつバイキングを通して子どもたちと一緒にわくわく・ドキドキする瞬間を楽しみたいと思います。
令和5年度もよろしくお願い致します。






2023年5月の子どもたちに人気の乳児食レシピ


ハッピーピラフ
 

■材料:(一人分)

ご飯:50g
鶏もも肉:10g
玉ねぎ(薄切り):5g
パプリカ(千切り):5g
コーン:5g
コンソメ:0.1g
油:0.5g
塩:ひとつまみ
パセリ粉:少々

 

【作り方】

①フライパンに油をひき鶏肉を炒め、鶏肉に火が通ったら玉ねぎ、パプリカ、コーンを加えて炒めます。
②塩、コンソメを入れて味を調えます。
③ご飯を加えて軽く炒めます。
④お皿に盛り付けて、最後にパセリ粉をかけて出来上がりです。

 

スペシャルランチ【スペシャルランチ 春のお祝い御膳】

 

今年度初めてのスペシャルランチでした。子どもたちは覗き込みながら見ていました。キョトンとして見ていましたが、指をさしながら「お花」と人参で模ったお花を見て教えてくれた子もいました。今後も子どもたちが笑顔になるスペシャルランチを提供していきたいと思います。






むつみプラスワン【2023年5月】

 今年は、例年になく新たな年とともに桜の花が咲き始め、GW前に満開となり散ってしまいました。

 こども園も乳児保育園も新しい仲間を迎え、在園の子ども達も進級してむつみの令和5年度が始まりました。

 園内には今までとは違う子ども達の声があふれ、保育者の子ども達にかける声にも先月とは違って新年度を感じさせられた1か月でした。

 先日、小学校の入学式に久しぶりにご案内をいただき、出席させていただきました。

 どの子ども達にも緊張と不安、でも1年生になるんだという期待や誇りが表れていましたし、校長先生をはじめとする先生方や在校生の皆さんにも緊張の中にも和やかな雰囲気も感じられ良い入学式だったと思います。

 その時の来賓の方々の祝辞の始まりが、「式が始まって15分経ったけれどちゃんと座ってお話を聞くことができて皆さん立派です」ということを話されていました。

 そして、「入学おめでとうございます」と言う言葉に対して、子ども達から「ありがとうございます」を指導(強要)されていました。

 その話を聞いていて、ふと疑問に思ったことがありました。

 15分座って聞いていることが褒められることなのでしょうか?(そのお客様のお話は、おひとりで結構長かったたように思うのですが…)

 疑問に思ったのは、特性を持っている子どもでない限り、15分程度だったら座って話を聞くことに集中できるのは、ごく自然のことと思うからです。

 お話をされている方に顔を向け、背筋を伸ばして居住まいを正して聞くということは、遅い子どもでも卒園までは身についています。

 子どもによって身につくことに時差があるのは、子ども自身がその姿勢をとることの意味に、いつ理解、納得できるかの差です。強制(強要)して身につくことは本当の意味で身についたことにはならないと思うからです。

 更に「おめでとうございます。」に対して「ありがとうございます。」と応答することは自然のことだし、教えることは必要なことですが、入学式という公式の場で話を中断させて指導することは果たして、必要なことでしょうか。(あえて言わせていただければ、その応答することをみんなで声を合わせて言わせている方々やそのことをよいことと思っておられる方々もいらっしゃいますが、本来の挨拶は子ども自身から自然に発することに意味があり、強要するようなものではないと思います。)

 それでは、卒業式の時はどうだったろう? 中学や高校ではどうだったろう?

 小学校の入学式だから許されることなの?

 今まで気づかず、過ごしていたことですが、ちょっと気になってしまった式でした。

 入学式そのものは、とても落ち着いた素敵な式で子ども達にも保護者の皆さんにとっても記念すべき日、入学式になったと思います。

(さらに…)






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