むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2023年10月の様子

らいおんグループ
みんなで遊ぶって楽しいね

 グループでの活動は、はじめのうちお互いに名前もわからない、誰が同じグループなのかというのもわからない子が多くいました。集まって話をする時間を設け、毎日顔を見合わせて話をしたり、職員が名前を呼んで子どもたちが返事をしたり、子ども達間のやりとりも大切にしながら過ごしてきました。今では少しずつ名前を呼び合ったり、一緒に楽しむなど、同じグループという意識も芽生えてきました。

 

 毎日「今日は何して遊ぶ?」「何がしたい?」という話し合いをしています。その中で、「みんなでこれがしたい」「私はこれがしたい」という意見が少しずつ出てくるようになりました。なるべく子どもたち一人一人の、やりたいことや興味があることを『楽しむことができる』ことを目指してきました。そのためにおやつ後には、「今日はどうだった?」と振り返りをしています。「〇〇さんと一緒に遊べてうれしかった」「年長さんは今日、キャンプのことしたんだって」とみんなの声を聞きながら共感したり新たな発見をしたり再確認しています。すると次の日には、「ねぇぼくたちもキャンプしよう」「私も〇〇さんみたいにやってみたい」など新たな興味が広がったり、遊びが発展したり異年齢の活動ならではの刺激を受けながら毎日活動しています。

 みんなが、『ひとりひとりを大切に』そんな関わりができるようにみんなで深め合っていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • グループみんなが集まった時に、かくれんぼやハンカチおとし、だるまさんがころんだなど(子どもたちからもやりたいという声が多くあり)みんなで楽しむ機会を作りました。そのことを通して、みんなで遊ぶ楽しさを感じ、数名で「やろう」と楽しむことに繋がりました。また、仲間意識も育ってきています。

(松井 空子)

 
さめグループ
素敵な発見

 異年齢の関わりの中で『素敵だな』『嬉しいな』と思った関わりを紹介したいと思います。

 

 一つ目は、園庭で活動した日のことです。この日年長児は、別の活動があり園庭には出かけませんでした。その後の振り返りで『園庭で見つけた虫を園庭に逃がしてきた』との話を聞いた年長児が「持って帰ってきたら?」「育てるのは?」という意見を出したのです。『え?』(他の年齢の子たちにはその考えがなかったようです)と驚いた表情を浮かべながらも「エサ食べてる所見てみたい」「お家作ったら楽しそう」という新たな楽しみを見つけることができました。虫が好きな年長児から出てきたこの発言に、他の子たちも興味を持ったようです。

 二つ目は屋外遊戯室で遊んでいた時です。二歳児の女の子が吊り輪が揺れていて掴めずにいると、年中児が、すっと側に来て揺れている吊り輪を止めてくれました。おかげで二歳児の女の子は、吊り輪を掴むことができました。二人の間に会話はありませんでしたが、優しい気持ちとそれを受け取った嬉しい気持ちが通じ合うのがわかりました。

 三つ目は、グループで集まろうとしていた時です。年中児の女の子が顔写真のついたホワイトボードをじっと見つめていました。そして、小さな声で「さめグループの二歳さんは…」と言いながら、まだ集まっていない子を探してくれていたようでした。確認が終わると手を繋ぎ、一人ずつゲームコーナーへと連れてきてくれました。

 私たちから特別な声掛けをしなくても、日常の中で自然とこのような関わりができています。改めて子どもたち同士の繋がりのすごさを感じています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 子どもたちのやりたいことを聞いて活動を決めています。子どもたちの興味のあるものを見つけ、じっくり取り組めるようにしていきたいと思います。

(山内 麻知子)

 
さくらグループ
とってあげるよ

 九月末からグループで主に生活しています。初めは生活の流れや活動の変化に戸惑う様子も見られたグループですが、みんなで毎日一つひとつ丁寧に確認したことで、生活の流れがわかってきました。また年中児・年長児が自分から年少児、二歳児を気にかけて一緒に手伝ってくれています。今回は、グループで園庭に遊びに行った日の出来事を紹介します。

 

 園庭の砂場の方に、樹液がついた大きな木が立っています。年少児が樹液を見つけると「これカブトムシの蜜だ。」と言って取り始めました。するとほかの子どもたちも「ほしい」と集まってきます。みんなで順番に取っていると、二歳児の子も取りに来ました。しかし樹液が固くなかなか取れません。すると「とってあげるよ」と年中児の子が声をかけてくれました。指先に力を込めて何度も引っ張ると遂に取れました。そして、二歳児の子は樹液の塊を受け取ると「ありがとう」と嬉しそうに言いました。二人は交互に樹液を摘まんで遊んでいると、今度はセミの抜け殻を見つけました。するとそこの隙間に草を刺して羽のようにして、夢中になって遊んでいました。この日を機に、二人はリズム体操やグループでの話し合いでとなりに座るようになり、いつも笑顔で話しながら活動に参加しています。

 手伝ってくれたり遊んでくれたりしたことで、年中児が優しく頼もしい存在になったようです。二歳児が憧れをもって一緒に過ごすなど、異年齢での関わりが見られて嬉しく感じました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 生活の流れをイメージして、身の回りのことを進めることができるようになってきています。また年中児・年長児は年少児・二歳児を手伝おうとする姿が増えてきています。
  • 話し合いや振り返りでは、遊びたいことや楽しかったことをみんなの前で発表する子が増えてきています。
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(和賀 和香菜)






むつみ乳児保育園の2023年10月の様子

乳児
自分でやってみる

 天気のいい日に園庭へ散歩に出かけました。一歳児が散歩の準備をしている様子に気が付くと窓際に準備している靴下入れに向かいます。一歳児と一緒に行きたくなり『やってみよう』と思ったようです。そして靴下を取り出すと足に当てました。しかしつま先を入れること、靴下を引っ張ことがなかなか上手くいかず眉間にしわを寄せていました。挑戦してみたもののどうすればいいかが分からないようでした。そこで手を添えて一緒にやってみました。一緒に靴下を持ちゆっくり引っ張ります。最後まで入ると「った(できた)」と嬉しそうにつぶやきます。そして「次は何する?」と言うと、すぐ帽子を取りに向かったのには驚きました。帽子を被り園庭に出かけていく姿はたくましくなりました。散歩に行く準備の仕方も分かってきて、自分でやろうとする意欲に成長を感じたできごとでした。

 

 誕生日を迎える前の子は園庭に敷いたシートの上で外気浴をしたり職員が抱っこをして散歩したりしました。シートの上に仰向けやうつ伏せになると周りを見渡します。遊んでいる他の子たちの様子を見たり、風で揺れている木や草を見たりしています。様々な音、光などの刺激をたくさん受けています。這い這いができる子はシートの端まで移動してたくさんの発見をしています。落ち葉を見つけると手を伸ばし、指先で触わったり、握ったり、振ったりといろいろ試していました。毎日子どもたちがたくさん発見していることを、私たちも楽しんでいきたいです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • シール貼り、お絵描きなどの指先遊びを集中して遊ぶことができました。
  • 歩行の安定してきた子は誘導ロープを握って園外へ散歩に行きました。歩きながら交通ルールを知ることができました。

(後藤 和笑)

 
一歳児
ちいさいあき、みつけた!

 朝夕と日中の温度差が大きくなり、肌寒い日が続くようになりました。その中で、子どもたちはこんな発見をして、私たちに教えてくれました。

 登園して保育室で過ごしている時、窓の外を見ていた子が「あれ?」と耳に手を当てながら山の方を見ていました。『どうしたんだろう』と思いながらもその様子を見ていると「せみさんのこえ、きこえないね」「おやすみしてるのかな」とのつぶやきが聞こえてきました。またある日は、園庭で「あったあった」の声がし、その視線の先には茶色の落ち葉がありました。見つけた落ち葉を握ってみるとクシャッと音がなることにも気が付きました。

 

 園庭の散策はまだ続きます。「だんごむしさがそう」と意気込んで園庭に出かけていきますが、これまですぐに見つけることができただんごむしはなかなか見つからず「いないね」「どこいったんだろうね」と話していました。すると、少し視線を上に向けるとたくさんのとんぼが飛んでいて「とんぼさんいたよ」「あっちにも、こっちにもいる」と追いかけていました。

 毎日のように見たり遊んだりしている園庭でも同じ日はなく、晴れの日や雨の日などその日の天候によっても表情を変えます。私たちにとって小さな変化に見えても、子どもたちにとっては全く違うものであり、新しい発見です。そんな子どもたちの発見を私たちも楽しみながら共有していきたいと思います。また、子どもたちだからこそ気が付けることやつぶやき一つひとつを大切にしていきます。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 季節の変化に触れながら戸外での遊びをすることができました。
  • 『じぶんでやりたい』『やってみたい』だけでなく、『うまくできなかった』の気持ちも受け止め、どうしたら上手くいくのか一緒に考えながら遊びや身の回りのことに挑戦しました。

(高橋 麻衣)






2023年11月の子どもたちに人気の乳児食レシピ


りんごパン
 

■材料(10個分):

強力粉:150g
ベーキングパウダー:7g
レモン果汁:5g
油:10g
りんご:100g
りんごジュース(果汁100%):50g

 

【作り方】

① りんごを厚さ5㎜位のいちょう切りにします。
② りんご以外の材料を全て混ぜ合わせます。 
③ 生地ができ上がったところにりんごを混ぜます。 
④ オーブンを180℃に設定し温めます。
⑤ 天板に生地を流し込み切れ目を入れます。 
⑥ 温めたオーブンに天板を入れて焼きます。
焼きあがったらでき上がりです。

 

 

スペシャルランチ【★☆年長児が収穫したさつまいもだらけスペシャル☆★~ドーンと20㎏!~】

・さつまいもご飯
・さつまいもつくね
・さつまいもサラダ
・さつまいも汁
・りんご

10月のスペシャルランチは「年長児が収穫したさつまいもだらけスペシャル」でした。
さつまいもご飯に始まり主菜、副菜、汁、そしておやつにも年長児が一生懸命掘ってきてくれた「さつまいも」づくしスペシャルでした。
全てにさつまいもが使用されていたことを知ってか知らずかの子どもたちでしたが特に汁が人気でおかわりして食べました。
たくさん食べて大満足!年長児さん、ありがとうございました!






2023年11月の子どもたちに人気のレシピ

ハロウィンスコーン

 

材 料(約3個分)

かぼちゃ:30g(ボイルしてつぶしておく)
薄力粉:50g
強力粉:20g
ベーキングパウダー:1.5g
油:大さじ1
塩:ひとつまみ
チーズ:10g

 

【作り方】

①オーブンを160℃に予熱します。
②チーズ以外の材料を全て混ぜ合わせます。
③生地を三角に切ってクッキングシートの上に並べます。
④オーブンで20分焼きます。焼き上がり竹串を刺して生地が付かなければできあがりです

 

 

スペシャルランチ【年長児が収穫したさつまいもだらけスペシャル】

10月は、年長児が10月11日に収穫したさつまいもをふんだんに使用したスペシャルランチでした。
今年のさつまいもの収穫量は90㎏ありました。
スペシャルランチではドーンと20㎏!を使用しました。
メニューはさつまいも&栗ごはん、さつまいものつくね、さつまいものサラダ、さつまいも汁、おやつはさつまいも入りのハロウィンスコーンでした。
春に植えた苗が、暑い夏を乗りきりこんなに甘いさつまいもが出来ました。
年長児さんに感謝をして大事に給食で使いたいと思います。






むつみプラスワン

 10月25日から27日まで、年長児が北秋田市森吉の妖精の森で2泊3日のキャンプをしてきました。平成20年10月から始めて今回で15回目となります。

 3日間ともこれ以上は望めないだろうというほどの快晴に恵まれ最高のコンディションでキャンプができました。「キャンプ場周辺には、ブナや栗の実も山ぶどうも不作で食べる物がないため熊は、いない。」という事前の情報通り、「いつでも、どこにでも」出没している熊は、その陰、気配すらありませんでした。

 想定外だったのは、コンディションだけではなく、子ども達もそうでした。

(さらに…)






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