むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2024年6月の様子

にじグループ
芽が出たよ

 玄関横の花壇をみんなで作ることになりました。長いこと自然にまかせていたので春のチューリップが咲き終わると少し寂しい花壇と考えたからです。

みんなで花を育てることになり、どんな花が良いか話し合いました。が、花の名前はなかなか出てきませんでした。そこで、夏に咲く花を中心に写真を見ながら一緒に考えました。その中から、子どもたちは『ひまわり』と『あさがお』を選びました。

 

 花壇の準備が始まると、雑草だらけの花壇を見て「草を取らないと」と言って草を取り、桑で耕して土の中から出てきた石を「花が大きくなれないかもね」と言って取り除いてくれました。綺麗になった花壇に新しい土を入れると「ふかふかで気持ちいいね。種も喜ぶね」と嬉しそうに花壇を眺めていました。花壇作りを知ったお家の方から綿花の種も頂いて、早速、ふかふかの土に人差し指で穴を開けて一粒ずつ種を入れていきました。「おふとんかけてあげようね」と、種の上から土をかけました。

 それから毎日の水やりを続けていると、ある日「芽が出てるよ」と知らせてくれた子がいました。早速花壇に行くと小さな芽が顔を出していました。それを見た子どもたちは、拍手をして喜んでいました。

 子どもたちは毎日の花の成長を楽しみにしながら観察と水やりをしてくれています。「先生、草も伸びて来てるよ。草取りもしないとね」 子どもたちの気付きを大切にしながら花を咲かせる日を一緒に待ちたいと思っています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 自分のやりたいことや、やってみて楽しかったことをみんなの前で話せる子が多くなってきています。二歳児も一緒に輪の中に入るように以上児が誘うことが多くなりました。

  • 汗をたくさんかく季節になり、着替えや水分補給をしっかりと行うようにしました。

(宇都宮 美代子)

 
ほしグループ
教えてあげるよ

 「今日は何してあそぶ?」という話し合い時間、手をあげて自分の意見を発表する子が多くなってきました。私たちが聞く前に、子どもたちから「〇〇でこんな遊びがしたいな」と意見がたくさん出るようになってきて、話し合いが盛り上がっています。

 そんなある日の話し合いのことです。「屋外遊戯室に行きたい」という意見が出て、ほしグループみんなで屋外遊戯室に行くことが決まりました。二歳児はまだ屋外遊戯室に出たことがなかったことに気が付いた以上児が、屋外遊戯室での約束事を教えてくれてみんなで確認をしてから出ました。出てすぐにすべり台があるのですが、まだ分からない二歳児に「こうやって滑るんだよ」と隣に座り、お手本を見せてあげる姿がありました。また登り棒や吊り輪なども、やり方がわからない年下の子には、何も言わなくても年中児や年長児が自然に教えてくれるようになっています。

 

 

 屋外遊戯室には、身体を動かす他にもうひとつ子ども達が楽しんでいるものがあります。それは虫探しです。小さな丸太付近や壁にはいろんな虫がいて、その虫観察も屋外遊戯室の楽しみです。見つけた虫は丸太に乗せてみんなで観察会が始まるのも定番になっています。

 今ほしグループではもう一つの流行っているものがあります。それは、ドレスを着てのダンスパーティーです。中でも多いのがプリンセスです。自分のお気に入りのドレスを身にまとい、歌ったり台詞を真似したり、一人ひとりが本物のプリンセスです。グループの名の通りほしのようにキラキラ輝いています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 話し合いや振り返りでは、遊びたいことや楽しかったことなど手を挙げてみんなの前で発表する子が増えてきています。

(高橋 彩夏)

 
つきグループ
どうやって作ろうかな

 先日の話し合いの時のことです。「今日は何をして遊びたいかな」と聞くと、やりたいことをみんなに話してくれる場面が多くなりました。

 この日は、カナヘビやダンゴ虫を見つけに行きたい虫探しチームとお店屋さんがしたいチームに分かれました。私が『どうしようかな』と考えていると年長児の子が「先生三人いるから、二つに分かれればいいよね」と提案してくれたことで屋外遊戯室と以上児室に分かれての活動に決まりました。 以上児室では、お店屋さんの準備が始まりました。『どうするのかな』と見ていると、何枚もあるチラシの中から食べ物のチラシだけをピックアップし始めました。それからお肉やピザなどの食べ物をハサミで丁寧に切り抜いていきます。次にそれを大きい紙にのりで貼ってお店のメニューが完成しました。

 

 今度は、メニューを見ながらピザ作りの始まりです。メニューの写真を見て、何が必要か考えます。画用紙を丸く切って生地を作り、トッピングを飾りつけたら完成です。いよいよお店の開店です。「いらっしゃいませ」という声を聞き、近くにいた二歳児もお皿にままごとのケーキを入れてお手伝いです。

 切り抜きを見て、料理を作る発想がとてもユニークだったことと、みんなで盛り上がっていたのを見ていた私もワクワクしました。その日、掃除後の振り返りの時間に、「明日もまた続きをやりたい」と話がありました。自由な発想で夢中になって遊ぶ楽しさを私も共有できて充実した一日になりました。この遊びが続くとどうなるのか楽しみになりました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • グループの話し合いを通して、語彙が増えた二歳児や年少児が自分の考えたことや感じたことをみんなの前で話す回数が増えてきました。

(伊藤 紀子)






むつみ乳児保育園の2024年6月の様子

乳児
お水、冷たいね

 6月中旬気温が30度を越えた暑い日もあり、早くも夏の訪れを感じます。園庭に、タライを準備しての水遊びが始まりました。

 初めて見るタライを少し離れたところから見ていた子ども達も、一歳児が楽しそうに水を触って遊んでいる様子を見て興味を持ち始めました。恐る恐るそばに来て、タライの中を覗き込むとそこには水が入っていることに気付きました。

 

 最初は、何かわからず触らずにじっと見つめます。私が「お水、気持ちいいよ」と声をかけながら触ると、その様子をしばらく見ていた子が、水を確かめるようにそっと手を入れました。水に触れた瞬間、目を見開きじっと私の顔を見つめます。『何故?どうして?』の気持ちが伝わって来ます。「お水、冷たいね」と声をかけると、今度はグー、パーと手を握ったり開いたり動かして水の感触を確かめているようでした。さらに、一歳児が水面を何度も叩いて遊んでいるのを見つけると今度は水面を叩き始めました。だんだん顔や身体に水しぶきが飛び始めても全然気にすることなく、それ以上にダイナミックになる水遊びに夢中でした。

 初日は水を確かめるように遊んでいた子たちも日を追うごとに水に慣れ、タライを見つけると嬉しそうに近くに来ます。そして迷うことなく水に両手を入れて遊んでいます。触り方もダイナミックになり、盛り上がってくると身体を弾ませながら水面を叩いて全身で楽しんでいます。

 7月からは本格的な水遊びです。初めての渚プールが、さらに子どもたちの楽しみを広げてくれそうです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 園庭で水遊び、草、虫などたくさんの生き物を見ました。

  • 気温の高い日は、こまめに水分補給を行い熱中症対策を行いました。

(後藤和笑)

 
一歳児
ドキドキ

 段々と気温が高くなる日が増え、夏を感じる日が多くなってきました。そんな中でも子どもたちは「お外行きたい」と元気よく園庭に駆け出して行きます。

 朝の天気予報で最高気温が30度を越えると言われていたある日のことです。この日は園庭にタライを準備し、水遊びをしていました。手で水面を叩いたり、水を掬って移し替えたりして遊んでいました。その日は予報通り時間が経つにつれて気温が上がり日差しもジリジリとしてきました。そこで、シャワーヘッドのついたホースを準備しました。それに気が付いた子から『なんだなんだ?』と興味津々というように集まり、ホースを蛇口に繋ぐところを真剣な表情で見つめます。

 

蛇口をひねり、シャワー状に水が吹き出ると、その目はたちまちキラキラと輝き出し「きゃー!」「あめー!」と大興奮でした。全身びしょびしょになりながらも、水が降っている下を駆け抜けたり、両手を広げながら近くにいる子と笑い合ったりしてその場には『楽しい』『気持ちいい』という思いが溢れていました。準備中の十数秒ほどですが、その場にいる子どもたちはほとんど声を出さず、カラスの鳴き声や車の走行音がいつもより大きく感じられました。この十数秒には子どもたちの『期待』『興味』『緊張』など様々な思いや感情が詰まっていたと思います。

 子どもたちは日々の活動で色々なことを経験して行く中で、好きなことや興味を持ったことに集中する時間が少しずつ長くなってきています。これからも子どもたちの『瞬きを忘れる瞬間』を大切にしながら一緒に過ごしていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 気温が高くなってきたため、衣服の調節や水分補給をこまめに行いながら活動しました。

  • 着替える機会が多くなり、自分で選んで着ようとする姿が増え、着脱もスムーズになってきました。

(佐藤優翔)






2024年7月の子どもたちに人気の乳児食レシピ


コーンチーズパン
 

■材料(約10個分):

強力粉:150g
ベーキングパウダー:5g
コーン:40g
じゃがいも:100g
ノンエッグマヨネーズ:30g
※普通のマヨネーズでもよいです。
ピザ用チーズ:70g

 

【作り方】

①じゃがいもを茹でてマッシュします。
②①とチーズ以外の材料を混ぜます。
③オーブンを180℃で予熱します。
④生地を10等分にし丸めます。
⑤丸めた生地にピザ用チーズをかけます。  
温めたオーブンで12分程焼き、竹串を刺して生地がついてこなければできあがりです。


 

 

スペシャルランチ【世界の料理『スペイン』】

6月のスペシャルはスペインへ旅してみました。森のパエリア、スパニッシュオムレツ、エスカベーチェサラダ、ソパデアホ(にんにくのスープ)でした。提供された瞬間、これは何だろう?という感じの子もいましたが食べ始めるとよく食べ、パエリアとスープはおかわりしてたくさん食べました。次はどこの国に旅に行こうかな・・・。






2024年7月の子どもたちに人気のレシピ

カミカミスティック

 

材 料(約一人分)

きゅうり:30g 
人参:10g
大根:20g
パプリカ:5g
塩:0.5g
ごま油:小さじ半分

 

【作り方】

①野菜をスティック状に切ります。
②鍋にお湯を沸かして、野菜を入れ90秒茹でます。
③②を冷水につけて冷やします。
④水気を切り、塩とごま油で味付けをして出来あがりです。

★野菜は、園で必ず加熱をしますが、洗って生でも食べられますので、お好きな方で食べてください。食感と音で子どもたちと楽しめます!!

 

 

スペシャルランチ:世界の料理『スペイン』

 

6月のスペシャルランチは、情熱の国『スペイン』のヴィーガン料理でした。
森のパエリア、スパニッシュオムレツ風、エスカベーチェサラダ(唐揚げ)、ソパデアホ(にんにくスープ)、人気だったのは、こんにゃくを一度冷凍し、衣を付けて焼いた唐揚げでした。
表面はカリッと中はジューシーでこんにゃくと思わせない不思議な食感でした。
スペインでは、いただきますやごちそうさまの言葉はないそうです。
ブエン プロベーチョ(召し上がれ)と提供されたのに対して、グラスィアスありがとうと答えて食べるそうです。
色んな国の習慣やマナーなども食を通して楽しく伝えていきたいなと思います。






むつみプラスone【2024年6月】

 昨年からすると2週間も遅く梅雨に入りました。途端に雨となり、これからうっとうしい時期が続くと思うと気持も滅入ってきてしまいます。これからしばらくは、梅雨寒だったりすごく暑かったりと不順な天候が続き体調を崩しやすくなります。

 こども園の子ども達は、気温の変化に体が対応できるようになってきて体調を崩す子が減ってきています。保護者の皆様のアンケートにもありましたが、入園当初は、休みがちだったお子さんも1年もしないうちに休みの回数が激減します。

 特に0歳児、1歳児さんから入園しているお子さんは、こども園に来るとほとんど休まなくなっています。新型コロナやインフルエンザ等、比較的強い感染力を持つ病気にかかっても比較的軽く済んでいるように思います。

(さらに…)






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