むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2024年12月の様子

にじグループ
みんなのために

 十二月に入ってもなかなか積もらない雪に、じれったさを感じていた子どもたちですが、室内遊びではお絵描きや製作などを十分楽しんでいます。

 お互いの作品を見て「かわいいね」「どうやって描いたの?」「○○さん作り方教えて」などその子の良いところに気付いたり、教え合ったりする姿が見られます。一緒に作ることで、嬉しさや喜びを感じることができたり、アイディアが広がったりしています。

 また、絵本を読むことも大好きです。みんなで絵本を見ることはもちろんのこと、一人でじっくりと読む様子もあります。絵本にまつわるある日のエピソードを紹介します。

 

 リズム体操後、手洗いうがいが終わった子からグループの場所に集まります。その日も「絵本読みたい」と言う子が多かったので、準備を終えていた年長児に「クリスマスの絵本選んで来てくれる?」とお願いすると「いいよ」と笑顔で快く答えてくれました。早速、絵本コーナーに行き「どれがいいかな?」とそれぞれ絵本を探します。「これは二歳さん難しいかな」「これ面白そうかも」とみんなのことを考えながら時間をかけていました。基準も自分たちより、小さい子が分かるかに変わってきているのにも嬉しい気持ちになりました。たくさん悩んだ中で、最後は『みんなで見れるもの』になり『クリスマスのうさぎぼうや』という絵本を選んでくれました。

 年長児が絵本を選んでくれている間、二歳児~年中児も「楽しみだね」「何の絵本かな?」とワクワクして待っていました。年長児の持ってきた絵本を見て、「待ってたよ」「うさぎかわいい」と期待いっぱいに目を輝かせていました。前のめりになって見るほど絵本に引き込まれていました。みんなのために年長児が選んでくれた絵本は、特別なものとしてみんなの心にしみ込んだようです。素敵なクリスマスプレゼントでした。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 振り返りの中で、他の子の良いところに気づき互いに伝え合う素敵な視点・気持ちが見られます。

(高橋 凛)

 
ほしグループ
『いらっしゃいませ!』

 お祭りがどんどん盛り上がってきました。何回かお祭りを開いていくうちに楽しいのはもちろん、その反面悩みもたくさん出てきました。

 ある日、活動の話し合いをしている時のことです。お祭りを開こうと話し合いが進んでいく中で「お客さんもっときてほしい」という意見が出ました。そこからどうしたらもっとお客さんが来てくれるかをみんなで話し合いました。すると「もっと元気にいらっしゃいませ言うとか?」「笑顔でやるとかは?」など年長児を中心にたくさんの意見が出て、早速出た意見をもとにお祭りを開いてみることにしました。 どのように変えていくのかなと一緒に準備をしながら見守っていると、「メガホン作ってくる」とある年長児が言います。

 

折り紙とスズランテープを使ってメガホンを作ると、すぐ口元に持っていき「いらっしゃいませ」と一声、するとその声は以上児室の奥の方まで響き渡りました。その姿をみた他の子も、お客さんが来るまで一生懸命メガホン作りをしていました。その後は、お客さんが来る時間になるとみんなで作ったメガホンを持って元気に呼び込みです。ほしグループの『いらっしゃいませ』の声を聞いた他のグループの子がたくさん来てくれました。その日は、今までで一番売れて「あと売り切れです」と嬉しそうに話す姿がたくさん見られました。また、その日の振り返りの時間では「たくさん買ってくれて嬉しかった」「メガホンよかった」と笑顔で話していました。

 たくさん悩みながらもどうしたらもっと盛り上がっていくか子どもたちと考えたり話し合ったりしてお祭りの活動を楽しんでいきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 感染症予防として、これまで以上に手洗い・うがいを呼びかけています。子どもたち同士でも「指の間も洗うんだよね」「ガラガラうがいしようね」と声をかけ合う姿が見られます。

(高橋 彩夏)

 
つきグループ
秘密のサンタクロース

 十二月に入り、クリスマスやサンタさんという言葉が子どもたちの会話の中に増えてきました。

 クリスマス制作をした時に、年長児のある子がサンタの衣装を作っていました。赤い服に、白い袋を持ち、トナカイ役の子と部屋の中を歩く姿はまさに『サンタクロース』でした。

 その日の振り返りでのことです。年長児の女の子が「今日、キッチンカーをやっていた時に、サンタさんが来て、私たちにプレゼントを置いていってくれて嬉しかったです」と教えてくれました。その言葉に、サンタになった年長児の姿を見ていない子たちは「え?」と驚きの表情です。その言葉を聞き、サンタになった子も嬉しそうでした。

 

 次の日も『サンタさん』の話題が出ました。サンタになった年長児の子に「どうしてもサンタさんが見たいって言ってるんだけど…」と話すと「いいよ」と言い、すぐに着替えに向かいます。そして「俺、着替えたら隠れるからね」と一言。準備ができるまで『サンタクロースってほんとにいるの?』という絵本を見ながら待ちました。そして、読み終わると「メリークリスマス!」の声が聞こえ、声のする方を見るとサンタに変身した年長児が立っていました。「〇〇さんだ!」とみんなが手を叩いて喜びました。その瞬間グループみんなの気持ちが同じになったのを、わくわくした子どもたちの表情から感じ取ることができました。

 『誰かの為に』と意識していたわけではないかもしれませんが、一人の子の行動がみんなの喜びになり、それがまたグループとしての繋がりを強くしてくれるのだなと感じました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 遊びの中で、他の子とのやりとりを楽しむ姿が多く見られるようになりました。自分の気持ちを伝えたり、他の子の良いところを真似たりしながら活動が進んでいます。

(山内 麻知子)






むつみ乳児保育園の2024年12月の様子

乳児
初めての雪遊び

 

 十二月に入ると本格的に雪が降り始め、園庭はあっという間に雪景色に変わりました。窓から外を見つめ雪が降る様子、雪が積もった園庭の様子を他の子と一緒にニコニコしながら見つめる子どもたちの表情は期待にあふれているようでした。そして、初めて雪遊びに出掛ける日がやってきました。

 子どもたちの前に広がる園庭の景色は、今までの園庭とは全く違う世界で、反応も不思議そうな表情や少し不安そうな表情と様々でした。歩き始めると雪の上は土とは違い靴が沈んで足をとられたり、滑ったりします。今までとは違う感覚のためなかなか一歩が踏み出せずにいました。(防寒着を着ている為いつもよりも動きにくさもあります)「雪、たくさん降ったね」「いちに、いちに」と私も一緒に歩きながら声をかけ、一歩一歩雪の感触を確かめるように歩きました。

 

 少し進んだところで、奥の方に一歳児の子たちが遊んでいる様子が見えました。「あっちに一歳さんがいるよ」と声をかけると、その様子に気づき雪の上をバランスをとりながらどんどん歩いていきます。はじめの一歩を踏み出したときの不安や緊張が嘘のようです。更に奥ではこども園の子たちが大きな雪玉や雪山を作って遊んでいて、その様子を見ました。園庭内を沢山歩き、ひとしきり遊んだところで私がいる場所まで大満足した表情で戻ってきました。

 誕生日前の子は、タライに雪を入れて部屋で雪に触れて感触を楽しみました。これからは本格的な雪遊びが始まります。どんな発見があるのか楽しみです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 園庭へ雪遊びに出かけたことで、雪に触れるだけでなくたくさん身体も動かすことができました。

  • 雪遊びの準備や食後の着替え、手洗いうがいなど『自分で』が増え意欲的にやろうとする姿が増えました。

(後藤 和笑)

 
一歳児
目はここで…

初雪が積もった日、登園してきた子から「お外まっしろ」「雪が降っていたよ」との声が聞こえてきました。この時はまだテラスの囲い作業前だったので窓から園庭を覆うほどの白い雪を見ることができました。『早くいきたい』と言っているかのようなワクワクした表情の子や雪が降る様子を真剣な眼差しで見ている子がいました。

 その日以降は晴れている日が続いたため、園庭の雪は溶けて、悲しそうな表情を浮かべている子もいました。それから数週間が経ったある日、地面が見えなくなるほどの雪が積もりました。子どもたちは靴下を履き、防寒着を着て雪遊びの準備をします。園庭に出てみると、子どもたちにとって不思議な空間が広がっていました。どこを見渡しても真っ白で、一歩踏み出すのが怖い子や足をとられてしまう子もいましたが、少しずつ足を上げて歩けるようになりました。

 

 テラスから少し進んだ先で向き合って遊んでいる子がいました。自分の手に収まりきらないほどの大きさの雪だるまを作っていました。頭と身体を作り終わると、次は顔のパーツを雪で見立て「目はここで、鼻はここね」と話しながら雪だるまにつけます。完成すると子どもたちから「かわいい」「かっこいい」という声が上がっていました。みんなで作った新しい仲間とたくさん遊びました。

 普段の園生活の中にも子どもたちの色々な気持ちが表れ、それを言葉や表情で教えてくれます。その気持ちを大切にし、共感しながらこれからも一緒に過ごしていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 雪遊びをしたことで、雪道での歩き方を知ることができました。

  • 昼寝後に自分からタオルを畳んでバッグに入れようする子が増えてきました。

(高橋 愛)






2024年12月の子どもたちに人気のレシピ

冬めく濃厚坦々味噌汁

 

■材料(子ども一人分)

昆布出し汁:150㏄
ひき肉(大豆ミート) :10g
絹ごし豆腐:20g
白菜:10g
玉ねぎ:7g 
長ねぎ:5g
生きくらげ:3g
ニラ:2g
春雨:10g
白すりごま 少々
味噌:3g
ごま油小さじ:半分

 

【作り方】

①白菜はざく切り、玉ねぎは薄切り、長葱は斜め切り、きくらげは千切り
 ニラは3㎝位の長さ、豆腐は手で大きめにちぎります。
②鍋にだし汁を沸かし、ひき肉(大豆ミート)、野菜を入れます。
③味噌をといて、春雨、白すりごまを入れます。
④最後にごま油を入れて風味付けして完成です。
※生姜汁やにんにくはお好みで入れてください。

 

スペシャルランチ:世界の料理『クリスマススペシャル』

 

12月は、クリスマススペシャルランチでした。
大きなポテサラツリー、ミートローフ、ナポリライス、おやつには手作りケーキです。
前日からの仕込みに、厨房のガラス越しに子どもたちが目を輝かせてみてくれていました。
当日は、クリスマス会があり、ランチルームも特別仕様で配置を考え、みんなが楽しんでいました。
給食職員が給食室から一歩出ると、子どもたちが来て「すっごいおいしかったー」「ありがとう」「宇宙一おいしかった」など、本当に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。






2025年1月の子どもたちに人気の乳児食レシピ

冬めく濃厚坦々味噌汁

 

■材料(子ども一人分):

昆布出し汁:150㏄
ひき肉(大豆ミート) :10g
絹ごし豆腐:20g
白菜:10g
玉ねぎ:7g 
長ねぎ:5g
生きくらげ:3g
ニラ:2g
春雨:10g
白すりごま:少々
味噌:3g
ごま油小さじ:半分

 

【作り方】

①白菜はざく切り、玉ねぎは薄切り、長葱は斜め切り、きくらげは千切り
 ニラは3㎝位の長さ、豆腐は手で大きめにちぎります。
②鍋にだし汁を沸かし、ひき肉(大豆ミート)、野菜を入れます。
③味噌をといて、春雨、白すりごまを入れます。
④最後にごま油を入れて風味付けして完成です。
※生姜汁やにんにくはお好みで入れてください。

 

 

スペシャルランチ【クリスマススペシャル】

 

12月はクリスマススペシャルランチでした!子どもたちは大きい天板に作ったポテサラツリーを見て「ツリーだ!」と驚くとともに、飾っていた人参のトナカイが揺れるのが楽しくて大盛り上がりのランチタイムでした!

おやつには手作りのクリスマスケーキが登場しました!きれいに飾られているケーキを見て大喜びの子どもたちでした。






むつみプラスone【2024年12月】

 本格的な雪の季節となりました。それと同時にあちらこちらから学級閉鎖やインフルエンザ、コロナ等の感染者が増えてきているという情報が入ってきます。 この時期、乳児保育園の子ども達は、まだいろいろな意味で経験不足なこともあり、感染症にもかかりやすいのですが、一番の基礎づくりの大切な時期でもあります。感染を恐れて大事にしすぎるのも、軽んじて何も対策を考えず活動するのもいけません。その為私共は、毎日、子ども達の状態を確認し、その日の活動をしています。園庭に出かけて、振り向いたら真っ白な雪に自分の歩いた足跡がついているの見て、不思議そうなそして満足げな表情が印象的です。

 こども園の子ども達は、午前中、園内の活動が終わると少ししか遊べないよと言っても外に出て、雪遊びを楽しんでいます。

 そんなときの子ども達の準備は素晴らしいものがあります。朝の登園時、玄関で防寒着を脱いで準備するのは、家族の方達にはまどろっこしくてさっさとやりなさい、手伝ってあげるといいたくなるほど時間のかかる子も多いのですが、自分でやりたい、外に雪遊びに行くんだと思うと朝には想像できない姿を見せてくれています。グループで行くときには、準備にてこずっている下の子達を上の子達が手伝っている姿も見られます。

(さらに…)






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