むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2025年3月の様子

にじグループ
今日天気いいね!

 朝にじグループの仲間がやってくると「〇〇ちゃん、〇〇さんおはよう」と笑顔で挨拶をして、ハイタッチや手をギュッと握る温かい関わりが見られます。また、普段の遊びの中でも自然にグループ同士で集まってきます。みんなと一緒にいる心地よさや、楽しさなどを共有する時間がさらに深まったようです。

 三月の天気のいい日には園庭へ行き、思いっきり身体を動かしたり雪だるまやかまくらを作ったりしながら存分に最後の雪遊びを楽しみました。朝のリズム体操中、ひとりの年中児が窓からさしこむ太陽の光を見て「今日天気いいね」とつぶやきました。それを聞いた隣の二歳児や年少児も窓の方を見て「本当だ。天気いいね」につながり、その会話はとうとういちばん端の人まで伝わっていきました。さらに年長児の「天気がいいから外行こうよ」の一言からみんなの気持ちは一気に雪遊びに向かっていました。

 

 気持ちが一つになったにじグループの団結力は最強です。早く準備ができた年長児や年中児は、年下の子が防寒着のチャックや足カバーの着用に苦戦しているのを見て「大丈夫?一緒にやってみよう」と優しく声を掛けます。やってあげるのではなく、相手を尊重しながら手を差し伸べる思いやりがあります。またそれに気づいた二歳児や年少児の「○○さんありがとう」と、気持ちのこもった言葉がたくさん聞こえてきました。最初は、二歳児さんにどうしようと悩んでいたのがウソのように信頼しあっているにじグループの仲間の姿がそこにありました。

 むつみの仲間の上に素敵な虹がかかりました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 「がらがらうがいと石鹸で手を洗うんだよね」と子ども同士で声をかけ合い、丁寧に行う姿が見られました。

(髙橋 凜)

 
ほしグループ
パワーアップしたお祭り

 ほしグループから始まったお祭りは、今では他のグループからも参加したいというくらい、むつみこども園みんなで盛り上がって楽しんでいます。

 支払方法がキャッシュレスにも対応できると先月の園だよりでお知らせしました。その後、「わたあめ屋さんのポイントカードを作りたい」という子がいて、早速ポイントカード作りに取りかかりました。お客さんにポイントカードを渡し、『買いにきてくれたらそのポイントカードに○を書く。そのポイントが全て埋まったら、ひとつ無料で商品を貰うことができる』とのことでした。誰かがこぼしたちょっとしたつぶやきを拾って、お祭りの内容に取り入れる。そんな臨機応変の対応は日々パワーアップしています。もはやこれは屋台というより、時代の流れに乗った『お店屋さん』なのでは…と思う部分です。

 

 また、人気の焼きそば屋さん(黄色の毛糸で麺を作っている)ですが、時々ラーメン屋さんに変身します。お祭りを始める前に「今日はどっちにする?」と子どもたちで話し合い、日替わりで変わる屋台は「ほしグループらしくていいなと感じています。ほしグループオリジナルのルールは、子どもたち自身が他のグループに伝えることで毎日楽しめるのだと確信しています。

 今年度は、ほしグループで見つけた『好き』でもあるお祭りとダンスに力を入れて活動してきました。その『好き』を発表会という大きなステージでみなさんに見て頂くことが出来たことが、子どもたちにとって大きな経験となったと思います。

 四月からまた新しい仲間がグループに加わります。新年度もまた自分の好きなことからグループの好きなことへ変化していくような活動をしていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 遊びの中で、自分たちで決めたグループのルールを他のグループにも伝えて、共有し合いながら、みんなで遊びを楽しむことが出来ました。

(高橋 彩夏)

 
つきグループ
みんなのつきグループ

 年長児の卒園が近付き、年長児へお礼のプレゼントを作ろうという話になりました。それぞれに、どんなものを作りたいか決めている子が多く「ハートにしようかな」と自分で折れる折り紙のレパートリーの中から決めたり、「何か本で調べたらいいんじゃない」と作り方の本を持ってきて、探す子もいました。その中で、『つき』を作ってプレゼントしたいという意見が多かったのです。

 四月にグループ名が『つき』に変わり、新しい名前が子どもたちの中に定着するまでしばらく時間がかかりました。一年間『つきグループ』としてたくさん活動し、色々な経験をする中で、子どもたちの中で今では『つき』が大事なものになっていったのだなと感じました。それは、プレゼントを作っている時の表情から『丁寧に』という真剣な気持ちはもちろんですが、どこかわくわくした、嬉しいという気持ちも伝わってきたからです。いなくなってしまうのは寂しいけど、楽しかったことを思い出したり、あげたい年長児のことを思い浮かべながら作っていたのだと思います。

 

 四月はみんなそれぞれで遊んでいた子どもたちでしたが、グループとして過ごす中で楽しい事だけではなく、嫌だったことや困ったこともたくさんあったと思います。時間をかけながら、話をして解決したり、たくさんの経験をしたりしたからこそ、グループみんなで遊ぶ楽しさを感じることができるようになりました。 この一年間でみんなと一緒の『好き』が増え、仲間との楽しい時間を大切に過ごせるようになりました。

 これからも、誰かと関わる心地よさや楽しさを感じながら、好きなことを楽しんでいきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 年長児や年中児を中心に、自分たちでルールを決めて、遊びを楽しめるようになりました。

(山内 麻知子)

社会福祉法人 睦福祉会

むつみ乳児保育園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)

むつみ幼保連携型認定こども園
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開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
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