むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2025年9月の様子

くもグループ
エイ、エイ、オー

 グループに分かれて綱引きをしたときのことです。この日、初めてグループに分かれて綱引きをしました。

 くもグループの最初の対戦相手はうみグループです。綱を握りしめ、笛の合図とともに勢いよく引き始めました。しかし、どこに力を入れると良いのか、握り方はどうしたらいいのかが分からない子もいました。何とか引っ張りましたが、気付くとうみグループの方へ引っ張られていました。

 

 負けたことが分かると悔しさが込み上げてきたようです。「あ~、負けちゃった」「勝ちたかった」と表情や態度からも『勝ちたかった』という気持ちが溢れ出ていました。しかし、その気持ちをいつまでも引きずってはいられません。悔しい気持ちを力に替えて、今度はながれぼしグループとの勝負です。『次は勝ちたい』という思いで「フレー、フレー、くもグループ」と掛け声をかけ、みんなで「エイエイオー」と気合の入った声が響きました。悔しさのエネルギーもこもったのか一度目の時よりも綱を握る手に力が入ります。勿論私の手にも応援の力が入ります。笛の合図とともに両グループ引き合いました。ぴんと張った綱が均衡状態を保ち、真ん中の印が左右に行ったり来たりします。途中バランスを崩して転ぶ子もいました。が、負けられないと立ち上がりの速さに驚くほどです。緊迫の時間が続きます。みんなで懸命に引き、最後は意地の勝利を納めました。

 くもグループが勝ったと分かった瞬間、両手を上げて全身で喜ぶ姿が印象的でした。これまでもグループでさまざなま活動に取り組んできましたが、ここまでグループが一つになったのは初めてだったかもしれません。みんなで同じ目標に向かって取り組む姿勢はかっこよかったです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 普段はいはい運動やリズム体操を行うことで、運動会を楽しみ張り切って体を動かすことができました。

(上田 彩乃)

 
うみグループ
うーみ、頑張れ!

 先日の運動会では、子どもたちへの大きな声援、一緒に全力で楽しんで頂きありがとうございました。心からの応援を受けて、子どもたちも楽しみながら参加できたと思います。

 練習を繰り返すうち『速く走りたい』と、先月の様子ではリレーで速く走る方法をみんなで考えたことをお伝えしました。リレーだけでなく、もう一つグループで力が入っていたものがあります。それは、綱引きです。グループで大股歩きをした時のことです。しっかりと足を踏ん張って進めるようになることで、綱引きの時にも負けない丈夫な足腰になっていくことを伝えました。すると、『そうなの?』子どもたちの目が変わったのがわかりました。それから、大股歩きをするたびに「綱引き勝つぞ」と目標を言葉に出しながら取り組むようになりました。

 

 その日の綱引き練習では、見事に二回勝つことができました。自分たちでやろうと決めて取り組んできたことが、実際に勝つことができたということに繋がった瞬間を、子どもたち自身も感じたようです。それから、綱引きだけでなく、他の競技の時にも「うみグループ勝てるかも」「今日の玉入れも全部入れるからね」と前向きな言葉が出てくるようになりました。

 グループの応援の声にも力が入ります。応援の掛け声のリーダーは年長児です。年長児の子たちが声を出してくれると、それにつられて他の子たちからも自然と声が出てきます。二歳児にとっては初めての運動会でしたが、年長児に支えてもらいながら、一緒に取り組むことができました。

 改めて子どもたちのパワーの強さ、ここぞという時に見せる一体感を感じました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 汗をかいたら着替える、水分補給をする等、暑さに負けない身体作りをしていることで、たくさん身体を動かして活動できました。

(山内 麻知子)

 
ながれぼしグループ
自分の気持ち

 運動会の次の日、振り返りの時間に「二位になれて嬉しかったよね」「お父さん、お母さんの走るの速かったね」とたくさんの感想で盛り上がりました。来年こそ一位になると意気込む子どもたちの姿がありました。

 運動会の余韻を残しつつ、最近のながれぼしグループの活動を紹介したいと思います。以前紹介しましたが、活動の話し合いの前にセカンドステップを行います。その時のおなかに手を当てて止まれ(落ち着くステップ)をした後に、それぞれ自分の今の気持ちを話します。 セカンドステップを始めたばかりの時は、みんなが口を揃えたように「楽しい気持ち」と言っていましたが今は色々な気持ちを話してくれます。「飛行機に乗りたい気持ち」「なんか躍りたい気持ち」などそのまま自分が思っていることを話す子が増えました。

 

活動の話をする時になると「飛行機に乗りたいからみんなでブロックで作りたい」や「みんなで踊りたい気持ち」と遊びが繋がってきました。また、それぞれどのように活動したいのか毎日色々出てきますが「みんなで〇〇しよう」という意見が多くなりました。運動会でみんなで一緒に応援したり喜びや悔しさを共有できたことが、グループの仲間としての絆がより深くなってきているようです。

 四月からあっという間に半年が経ちましたが、毎日活動の話し合いの前のセカンドステップを続けてきたことは、自分の素直な気持ちを言葉にして伝えたりそれを聞いてもらえたりした経験が、落ち着いて話し合いが出来ることに繋がっていると目に見えて感じます。さらに運動会の経験がこどもたちをひとまわり成長させています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 競技に参加することで、はいはい運動やくまさん歩きの時に床にしっかり手の平を付ける、足の指で蹴るという動きを子どもたちも確認しながら行うことができました。

(高橋 彩夏)






むつみ乳児保育園の2025年8月の様子

乳児
泥遊び楽しい!

 

 夏の暑さが落ち着き、園庭の活動が中心になりました。テラスから出てすぐの所にある大きな水溜りと、雨上がりに砂場にできる大きな水溜りが大好きで真っ先に向かって行きます。

 その日は雨上がりの翌日で、砂場ではすでに数人の子が遊んでいました。その中に一歳を迎えたばかりの子が、園庭の砂場に座って遊んでいました。その子は午前中寝ていることが多く、他の子達と砂場にいることがなかったのですが、この日は張り切って園庭へ出かけ砂場で活動しました。

 他の子は泥遊びの真っ最中です。その近くに座って最初は砂や葉っぱを触っていましたが、そのうち泥遊びをしている子の様子が気になりだして『楽しそうだけれど何をしているのかな?』という表情で見ていました。すると側で遊んでいた子がバケツに泥を入れて、その子の所にもってきてくれました。

 

 『どうするかな?』と思って見ていると、そのバケツの中をじっと見つめました。そのうち腕を伸ばし指先でそっと触ってみました。それからぎゅっと泥を握りました。指の間から泥が出たので、手に残った泥を不思議そうに見てから私に『ほら見て』と見せてくれました。砂とは違う泥の感触の面白さに気づいたのかもしれません。この日から、自分から砂場に向かって行くようになり、泥遊びが大好きな仲間がまた一人増えました。

 乳児クラスの子ども達はみんなと一緒の活動はできませんが、朝の早い時間や夕方の時間も利用して、戸外で過ごす時間を増やしていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • リングバトンや誘導ロープを使って、園周辺の散歩に出かけました。

  • 暑い日だけではなく雨の日も、気温や湿度に配慮し、水分補給も十分準備して過ごしました。コップで飲むのも上手になりました

後藤 和笑

 
一歳児
雨の園庭に出発!

 朝晩の気温が下がり、夏も終わりに近づいてきた今日この頃、二足ほど遅れて梅雨がやってきました。

 この日は朝から雨が降っていました。登園してきた子どもたちは、網戸越しに外を眺めては、「あめ!」「いっぱい!」と久しぶりの大雨に大興奮です。「カッパ着てお外行ってみる?」と聞くと子どもたちの目はキラキラと輝き、急いで準備に取り掛かります。

 

 排泄を終え、テラスでカッパを着たら、いざ出陣です。園庭はどこを歩いてもぱしゃぱしゃと跳ねるほど水が溜まっていて、みんなのお気に入りの砂場やテラス前の水たまりは、子どもたちのふくらはぎほどの深さにまでなっていました。初めは驚き、いつもとは違った園庭を慎重な足取りで歩いていた子どもたちも、水たまりにジャンプをして飛び込んだり、雨だれの下に行っては滝行のように打たれてみたりと、思い思いに園庭を探索しながらどんどん行動範囲を広げていき、遊びもダイナミックになっていきました。雨の日の外遊びが大好きな私も子どもたちと一緒に水たまりに飛び込み、時間も忘れてしまうほど夢中になっていました。帰る頃には私も子どもたちもカッパの中に水が入り、頭から全身びしょ濡れになっていました。

 渚プールやタライの水あそびとはまた違い、自然の水遊びは格別で、新しい発見もたくさんありました。全身で雨を感じながら夢中で楽しんでいる子どもたちの表情は素敵でとてもかっこよかったです。これからも子どもたちと一緒に夢中になりながら、たくさんの発見を楽しんでいきたいと思います。

〔今月の保育の評価・反省〕

  • できた』時は一緒に喜び、『上手くできない』時は気持ちを受け止め、どうやったら上手くできるかを一緒に考えながら遊びや着替えを行うことで、「イヤー」の一声もなくなりました。

佐藤 優翔






2025年10月の子どもたちに人気のレシピ

ジューシーシューマイ

 

■材料(子ども一人分)

豚ひき肉:30g
すりおろし生姜:0.4g
片栗粉:小さじ半分
なす:20g角切り
たまねぎ:5gみじん切り
醤油、みりん各:1.5g
シュウマイの皮:1枚ちぎる

 

【作り方】

①ひき肉と片栗粉、醤油、みりんを混ぜて粘りをだします。
②①と全ての材料を混ぜます。
③②を丸めます。
④蒸し器で10分~15分蒸します。
⑤竹串を刺して透明の肉汁がでたらできあがりです。

※なすの皮が見えて食べない場合は皮をむくと見えなくなります。

 

 

スペシャルランチ:かぼちゃがいっぱいスペシャル

 

【メニュー】

・かぼちゃたっぷりミートグラタン
・かぼちゃスティックパイ
・かぼちゃスープ
・ぶどう:ベニバラード

9月のスペシャルランチは、『かぼちゃがいっぱいスペシャル』でした。
収穫したばかりのかぼちゃは甘味が少ないのですが、日を増すごとに甘くなりほくほくしていておいしいかぼちゃを毎日のように食べています。
スペシャルランチの日は11日、むつみ大運動会の次の日でした。運動会の思い出を話しながら、ランチルームも興奮冷めやらぬ様子で楽しんでいました。 






2025年10月の子どもたちに人気の乳児食レシピ

ポテトミート

 

■材料(子ども一人分):

豚ひき肉:20g
じゃがいも:30g 乱切り
玉葱:5g  スライス
冷凍コーン:10g
トマトケチャップ:大さじ1
シュレッドチーズ:20g
きざみにんにく:少々
パセリ粉:少々

 

【作り方】

①じゃがいもは茹でるか蒸すかしておきます。
②ひき肉、にんにく、玉葱、コーンを順に炒めます。
③②にトマトケチャップで味付けをします。
④①をクッキングシートにのせて③を上にのせます。
⑤④にチーズをのせて180℃のオーブンで5分焼きます。
⑥最後にパセリ粉をふりかけてできあがりです。

 

 

スペシャルランチ【かぼちゃがいっぱいスペシャル】

 

【メニュー】

・かぼちゃたっぷりミートグラタン
・かぼちゃスティックパイ
・かぼちゃスープ
・ぶどう:ベニバラード

9月のスペシャルランチは「かぼちゃがいっぱいスペシャル」でした。
子どもたちにはかぼちゃたっぷりミートグラタンが大人気でした。
かぼちゃは、体を温める性質をもっており、お腹を温める効果があります。
夏は、お腹が冷え弱ります。すると食べても腸で吸収することができず栄養を摂取することができません。夏の疲れに、かぼちゃはぴったりの食材です。夏に収穫されたかぼちゃがどんどん甘みを増してきました。ぜひご家庭でも楽しんでみてください。
さて、少しずつ涼しくなってきました。そろそろ青空レストラン開店できるかな?と思っている今日この頃です・・・。






むつみプラスone【2025年9月】

 9月10日、平日にもかかわらず多くの保護者の皆様、ご家族の皆様が私どもの『むつみこども園の運動会』に参加いただきました。平日開催はしたことがなかったので、どれくらい参加いただけるか、不安でしたが、想像以上に多数参加いただきました。ありがとうございました。横手体育館を土日祭日にどうしてもお借りすることができなかったために平日開催となってしまいました。10日は、地域の赤坂稲荷神社の例大祭にもあたり、子ども達もご招待いただいていたのですが、今年はお祭りには参列できないことをお詫びいたしました。

 前々日の8日から体育館をお借りできたので、子ども達は、3日間連続して活動できました。子ども達自身で考え工夫してきた種目も園でやるのと体育館でやるのでは違います。広さが違う。高さが違う。音の響きが違う。種目だけではなく、自身の移動も園とは比べられないくらい動かなければならない。いろんな違いに気づかされていました。もしかしたら、職員の戸惑いに子ども達は気づいていたのかもしれません。

(さらに…)






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