9月10日、平日にもかかわらず多くの保護者の皆様、ご家族の皆様が私どもの『むつみこども園の運動会』に参加いただきました。平日開催はしたことがなかったので、どれくらい参加いただけるか、不安でしたが、想像以上に多数参加いただきました。ありがとうございました。横手体育館を土日祭日にどうしてもお借りすることができなかったために平日開催となってしまいました。10日は、地域の赤坂稲荷神社の例大祭にもあたり、子ども達もご招待いただいていたのですが、今年はお祭りには参列できないことをお詫びいたしました。
前々日の8日から体育館をお借りできたので、子ども達は、3日間連続して活動できました。子ども達自身で考え工夫してきた種目も園でやるのと体育館でやるのでは違います。広さが違う。高さが違う。音の響きが違う。種目だけではなく、自身の移動も園とは比べられないくらい動かなければならない。いろんな違いに気づかされていました。もしかしたら、職員の戸惑いに子ども達は気づいていたのかもしれません。
本番まで2日しかなく、午前中だけの会場練習で当日ご家族の前で、ご家族と一緒にあのパフォーマンスができたのは、年長児を中心とした子ども達自身の自分達の運動会だという思いが出てきていたからと思います。保護者の皆様も気づいておられましたが、年長児が、職員の手伝いを積極的に行い、進行がスムーズにいくよう動いていたり、グループの年少の子達の面倒もみてくれていました。これも自分達の運動会だという思いからの行動だと思います。
保護者の方からはこれほどまでガチだとは思っていなかった。と感想をいただきましたが、当園の運動会はガチで行います。何より最後の全員リレーの盛り上がりとその時の保護者の皆様の頑張りは、その象徴ともいえます。
それぞれのグループの中で年齢によって反応が違っていたことにお気づきいただけたでしょうか。勝って大喜びし、負けて悔しがっていたのは、年長・年中児の子達で、その下の子達はそうでもない反応だったと思います。競技に取り組む姿も自らの意思で参加し、勝ちにいこうと積極的な子達が多くなっていました。脳の発達段階では、今とても大切な時期と言われています。0~5歳頃までの第1段階(人生の基礎となる最重要時期)の「からだの脳(大脳辺縁系、脳幹等)」が発達しているので、体のコントロールができ、喜怒哀楽を表情や声で表現していました。次の段階「お利口さんの脳(大脳新皮質、前頭葉)」の発達が始まっているので状況判断や経験をもとに自分の取るべきことを考えて動いたり動こうとしていました。これらのことは、敢えて私どもが指図したり指導したりすることなく子ども達一人ひとりが無意識のうちに行っています。子ども達の脳がしっかり順序だてて発達してきていることの現れです。
乳児保育園の24ヶ月から就学前までのこども園の毎日の『あそび』という活動を主とした生活をしていることで両園の子ども達の脳が間違いなく発達しています。五感を通して外界からの刺激を受け、体を動かすことで脳の基本的な発達が促されます。そして仲間や家族、周りの人々とのかかわりを通して色々な感情を知り、経験することでコミュニケーション力がついてきます。
人生100年と言われていますが、その基礎となる最も大切な時期を敢えて意識させることなく育てていく事は、周りの大人の責任と思います。
こども園の運動会を振り返り、どの子も間違いなく育ってきていることを実感いたしました。このことは、一番には保護者ご家族の皆様が、私どもの教育保育をご理解くださりご協力ご支援してくださっているおかげと感謝申し上げます。
ひとり一人みな違います。ご不明の事やお悩みのこと等ありましたらいつでもご相談ください。ご一緒に悩み、最善の方法を考えていきたいと思います。
◎市の子育て支援課にこども園に対して下記のご相談をお寄せいただきました。
① 特別保育期間の保育を断られた。
② 感染症が終息したことを教えてもらえてない。
以上2点、市へは匿名ではなかったそうですが、園には匿名にしてほしいとのことのようでした。
①につきましては、昨年もこの時期に同じご相談があり、その後には私どももご相談いただいた方には全てご納得いただけるよう職員配置等を変更し、急なご要望・ご希望・変更にも対応してまいりました。今回の市からのご連絡後も確認いたしましたが、そのような相談をお受けしたという事実はございませんでした。もしかすると私どもの職員の配慮が足りず、ご相談された方の真意を測りかねてしまったのかもしれません。遠慮なく明確にリクエストしていただけるようお願いします。
②につきましては、感染症発生のメールはあってもその後終息したという知らせがないということかと思います。重篤になりがちな感染症や指定感染症が発生した場合には、お子さんやご家族の健康管理に注意していただきたいとの思いでお知らせしております。休園措置をとった場合を別にして、私どもには感染症であるという医師の診断をもとにその事実のみお知らせしています。その感染症が終息したという判断は私どもではできませんのでお知らせはしておりません。
ご心配の場合は、園に欠席状況等をお問い合わせください。
※今回のご相談につきましては、入園前の説明や保育説明会で繰り返しご説明しておりますのでご確認ください。
又、当園は幼保連携型認定こども園として秋田県の認可を受けております。保護者の皆様が私どもの説明にご納得いただき私どもと直接契約をして入園いただいております。市からの委託での入園ではありません。これからのご相談は、当園に直接お願いします。
※時間外や職員に相談しづらかった時には下記に直接ご連絡ください。
こども園園長 080-3339-0623 乳児保育園長 090-5564-1458
事 務 長 090-7078-6559
社会福祉法人 睦福祉会
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
むつみ幼保連携型認定こども園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-20
電話番号 / 0182-33-2777
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)








