むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
教育と保育
取り組み
むつみの1日
むつみ乳児保育園 むつみ乳児保育園
年間行事
Q&A
園について

■材料(子ども約1人分):

スパゲティ(茹で):50g 
キャベツ:30g
カラーピーマン:5g
ウインナー:半分
醤油:2g
塩:一つまみ
にんにく:0.5g
油:小さじ1

 

【作り方】

①スパゲティを茹でます。
②フライパンに油、にんにくを入れ火にかけます。
③にんにくの香りがしてきたらウインナーを炒めます。
④③にカラーピーマン、キャベツを入れて醤油、塩を入れます。
⑤④に茹でたスパゲティを入れ味を調えます。
★キャベツはあまり火を通さずザクザク音がするくらいがおすすめです!


 

 

スペシャルランチ【節分スペシャル】

今回は節分スペシャルでした。
鬼の顔に見立てて作りました。
ほとんどの子は鬼の顔に見えたかな?という反応でしたが、提供すると「わぁ!!」と言って反応してくれた子もいました。
その笑顔がすごく嬉しかったです。

また玄関前に見本展示していますが、保護者の方から「すごい!」と言う声も聞かれたと教えて頂きました。
ありがとうございます。
今後も子どもたちの笑顔が見れるスペシャルランチを作っていきたいと思います。

タラのきさらぎフライ

 

材 料(1人分)

たら(生):一切れ 40g (塩漬けされていないもの)
小麦粉:小さじ1  
餃子の皮:1枚(千切りにする)
油:小さじ1
パン粉:5g
ソース:小さじ半分

 

【作り方】

① オーブンを180℃に予熱します。
②パン粉、油、ソースをすり混ぜておきます。
③生のタラに小麦粉をまぶして餃子の皮をかけます。
④③の上に①のパン粉をのせて15分焼きます。
★如月(きさらぎ)は旧暦で2月の事を言います。
 「衣更着」とも言い、2月はまだ寒く衣を重ね着することを意味します。
 タラの上に小麦、餃子の皮、パン粉を重ねて表現しました。
 子どもたちに人気の一品です! 

 

 

スペシャルランチ【鬼の顔を作ろう!】

 

2月のスペシャルランチは、自分のプレートで鬼の顔をつくりました。もじゃもじゃピラフ(髪)、面バーグ(顔)、ウィンナー(角)、大根(金棒)黒豆(目)、人参(口)

のつもりで出しましたが、子どもたちは右の写真のように、自由な発想で鬼の顔を作って見せてくれました。私たちの想像を遥かに超えた鬼の顔が沢山あり、ランチルームは大盛り上がりでした。特に、トラ柄食缶が人気だったようです。午前中から、お話や歌、絵本などを楽しんで節分の行事を一日中楽しみました。

0・1歳児

 
2歳児

 
年少児

 
年中児

 
年長児

 

 

 今冬は降雪が少なく、園庭にもすでに雪はほとんどありません。

 2/11の発表会当日も例年と違い、一切、雪の心配は必要ありませんでした。

 こども園の発表会にお越しいただいた皆さんは、ご感想いかがだったでしょうか? 年長児の始まりの挨拶とこども園全員の歌(むつみの園歌)で始まったのですが、子ども達の緊張は半端ないものでした。

 年長の子達も本番前々日の練習では、緞帳前にきれいに横一列に並べていました。 それが、当日は、先頭と最後尾の位置は練習通りだったのですが、途中の子ども達の並びが、かたよってしまい、きれいな並び方ができませんでした。その表情からもどの子も緊張しているのが伝わってきました。

 最初がそんな状況だったので、発表会はどうなるのかなと思ったのですが、オープニングの全員の歌が終わる頃には、緊張よりもいつもの子ども達らしい表情が出始めました。2歳児から年長までの異年齢のグループや年齢別クラスの演目が進むにしたがい、どの子の表情にも明るくニコニコと楽しんでいる様子が伝わってきました。

 そして、それぞれの『グループらしさ』『年齢別クラスらしさ』が、はっきり出ていた発表だったと思います。

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らいおんグループ
仲間たちと

 発表会後の活動の前に、今日食べてきたものが話題に上がりました。発表会がきっかけで、『元気の源のひとつ、美味しいご飯について』の話でみんなが盛り上がります。何人かが食べてきたものを紹介していくうちに、次は〇〇さんに聞いてみたい、もっと詳しく知りたい、と子どもたち同士での質問が始まりました。『自分のことを話したい』から『周りの子はどうなのか』へ興味・関心が広がってきていると感じました。

 

 次々に発表していると、二歳児の子が話したいと手をあげました。しかし、話そうと立ち上がったものの、緊張もあり上手く話せずにいました。そんな時、年中児の子が隣にサッと立ち、一緒に並んであげました。そしてその子の肩にそっと手を当てていました。『大丈夫だよ』と応援してくれた気持ちが伝わってきました。

 グループ活動を通して、年下の子の気持ちを思いやり、どのように助けてあげればよいのか考えてきたことが、普段の生活の中に自然に浸透してきていることに大きな喜びを感じました。

 最近では、周りの子に優しく接してもらったことや『楽しい』を一緒に経験したことで、お互いを思いやる姿が増えてきました。そのたくさんの経験から、相手のことを気遣うことができる気持ちが育っていると思います。異年齢グループで、みんなが楽しめることが沢山増えました。残りの一か月、このグループの仲間たちと思いっきり楽しんでいきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 登園後、活動前の手洗い、うがいを自分から進んで行う子が増えてきました。

  • リズム体操をグループで行い、まわりの子の動きを見ることで、やってみようと意欲的に取り組むことにつながりました。

(佐々木 理乃)

 
さめグループ
やってみたい!

 発表会では、さめグループらしさがあふれた運動遊びを見ていただけたと思います。何より運動が大好きと自負する子どもたちですので、鉄棒や平均台などの運動遊びが始まると年長児や年中児の姿にあこがれた年少児、二歳児の子が『同じようにやってみたい』という強い気持ちをもって挑戦していました。それは、運動遊びだけではなく、普段の遊び、生活の中にも広がってきました。

 

 以上児室で活動している時のことです。年中児の子たちが中心になって紙テープをつけて長い髪にしたり、折り紙でリボンやハートを折って服や髪につけたりしていました。そのうち自分を飾るだけでは満足できなかったようで、みんなに見てもらいたいと以上児室の丸太に上りアイドルになりきって歌い始めました。初めはその様子を、お客さんになって拍手をしながら見ていた年少児や二歳児の子たちが「かわいい」「やってみたい」「同じハートを作りたい」と言って、制作のコーナーに向かっていきました。

 折り方を教えてもらったり、髪につけてもらったりすると、丸太に上り歌い始めます。隣には年中児の子たちもいて同じ丸太の上でなりきって楽しんでいました。発表会で大きなステージを経験した子ども達が、『やってみたい』の気持ちから『みんなに見てもらいたい』に変わってきています。

 年長児へのあこがれは今後も子どもたちの『やってみたい』につながり、次は『自分が』へ高まっています。子どもたちの興味・関心の広がりを楽しみながら、さめグループの活動を楽しんでいきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 発表会を通してグループの仲間を意識した声かけや、手洗い・うがいを一緒に行うなど、仲間意識がより子どもたちの中に浸透し、お互いを思いやる気持ちが育ってきました。

(加藤 史緒莉)

 
さくらグループ
一緒が楽しいね

 ある日の朝、私が出勤した時のことです。二階に上がる階段から「じゃんじゃんじゃんじゃんじゃんけん列車」と歌う声が聞こえて来ました。階段をのぞいてみると、踊り場で年中児と2歳児三人が歌っているのが分かりました。私は、どうするのかなと様子をうかがっていました。そして、階段を上るときに列車で上るのなら注意しなければと思って足を一歩踏み出そうとしたところ、前の子の肩に両手をかけた年中児が気づいて、「ゆっくり行こう」「うん、そうだね」と声をかけ合ってそのまま階段を上って行きました。

 

 この子たちは、一緒に歌いながら二階のリズム体操に向かうところでした。登園後の準備が終わるとそれぞれ2階にリズム体操に向かうのですが、最近は年下の子を誘い一緒に活動することが増えました。『じゃんけん列車』はリズム体操の前にみんなで一緒に楽しむことのひとつですが、リズム体操を一緒にできることを楽しんでいることが分かりました。

 発表会の日のしりとりは、『今日が一番』と言うくらいに楽しんでいました。そして年長児や年中児からは「2歳さん可愛かったよね」と言う声も聞かれました。グループの絆も深まってきました。

 今、子どもたちは発表会ごっこを楽しんでいます。自分がやったことだけではなく、他の学年やグループの発表を真似て、ステージをイメージしながら遊びが盛り上がっています。残り一か月、楽しく盛り上がるさくらグループを楽しみたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • やりたいこと、遊びたいことをまわりの子と話し、誘い合って活動することが多くなりました。

  • 雪遊びがほとんど出来ない2月でしたが歌やダンス、こまなど室内での遊びを十分に楽しみました。

(宇都宮 美代子)

乳児
やってみよう

 最近子ども達は毎日の階段の上り下り、運動遊びを通して体の動かし方がうまくなってきました。そこで人気が集中してきたのが平均台と、鉄棒にマットをかけて作った鉄棒の山です。平均台は子どもたちの膝上くらいの高さの物を一本と、二本並べたものを準備します。自分で好きな方を選び進んでいきます。つかまり立ちをしたり、またがったりしていましたが、今では這い這いで進んだり、平均台の上に立ち上がるようになりました。

 

 ある日、一歳児が平均台を立って渡っている様子をじっと見ている子がいました。最初は離れたところから見ていましたが、少しずつ近づきます。そして意を決したように平均台に両手を着き、片足ずつ平均台に上り、両手でバランスを取りながらゆっくりと立ち上がりました。立つまで集中し緊張を浮かべていた表情が、一気に「おぉ」と感激の声をあげながら笑顔になりました。私も「出来たね」と一緒に喜びました。

 一歳児と一緒に活動していることは、乳児の子たちの興味関心を広げ、『見る』から『観察する』になっていきます。その観察力は、どのようにやっているのかから、真似するになっていきます。それが子どもたちの挑戦の始まりです。同じこと何度も繰り返し行い、自分が納得するまで続きます。その集中力は乳児とは思えないくらいの気迫があります。なりたい自分になっていくことを一歳児と一緒に生活することで広がっています。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 外遊びに行く準備の仕方が分かるようになってきて、自分から靴下や帽子を取り準備をしようとするようになりました。

  • 運動遊びや指先遊びなど、数種類の遊びを準備することで、好きな遊びを選び意欲的に活動することに繋がりました。

(後藤和笑)

 
一歳児
伝えあう言葉

 子どもたちは毎日たくさんの言葉を使って自分の思いを伝えあったり、遊んだりしています。始めは上手く伝えきれなかったことも「○○ちゃんね、本当はこうしたかったの」と相手に伝えるようになってきました。勿論全ての思いを伝えることに難儀していますが、もどかしさを感じながらも一生懸命に伝えようとしています。

 

 遊びの中でたくさんの言葉を交わし合います。「いらっしゃいませ、アイスクリームです」と始まったアイスクリーム屋さんです。味を聞くと「ぶどうと、いちごと、まっちゃです」とメニューも豊富です。「何味がいいですか」と聞いたあと、それぞれのアイスクリームを連想させる色のお皿とスプーンを手渡してくれました。始めは一人の遊びから始まり、次は職員を相手に、そして今では子どもたち同士へと変わってきました。その中で意見が合わずに衝突してしまうこともたびたびありました。相手を押し合い、お互い泣いていた姿が今では「〇〇ちゃんはこうしたいの」「じゃあこうしたらいいよ」と自分の思いを伝え、それだけではなく解決策を見つけるようになってきました。私たちにアドバイスをしてくれることもあり、子どもたちのたくましさに感心できるほどとても頼もしい存在です。

 感じたこと、見つけたもの、やりたいことなどを言葉や表情、仕草で教えてくれるこどもたちになってきました。その言葉一つひとつを大切にし、また、言葉のやりとりを私たち自身も楽しみながら過ごしていこうと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • こどもたちの『やりたい』の気持ちを大切にしながら毎日を過ごしました。

  • 食事や着替え、排泄など自分でできることが増えてきました。上手くいかないこともありましたが、自分でやろうとしている時は無理に手を出さず、見守るようにしました。

(高橋 麻衣)

らいおんグループ
楽しかったことを伝える

 発表会で、どんなことをしたいか、どんなところを見せたいかについて子どもたちと話をしました。最初は、「かっこいい姿を見せたい。歌を歌いたい」など色々な意見が出ました。その時に、どのようなかっこいい姿を見せたいのか、らいおんグループのみんなは何を見てもらいたいかと伝えました。すると、子どもたちの意見が変わってきました。

 

 その後の話し合いで年長児が「みんなで、できるようになったことを見せたらいいんじゃない?発表会に出ることが初めての二歳さんは、緊張するかもしれない。年少児さんも一人で話をすることは不安かもしれない」との意見が出ました。するとまわりのみんなも考え始めました。ある子から「年長さんとか年中さんが一緒に話をしてあげたらいいんじゃない?」との意見に、ペアを作って発表するということになりました。「一列に並ぶ時は年長、年中児の間に二歳と年少が並ぶといいのではないか」「指先と背筋を伸ばして立つとかっこいいのではないか」などの意見が出たり、さらにかっこいい姿を教えるために見本もみせてくれました。たくさんの意見には、年下の子の気持ちを考えてくれる以上児の優しい気持ちがあふれていて、年長児がいつも以上に頼もしく見えました。

 それからは見せたいところや、自分のやりたいことが少しずつ分かってきました。年長児と年中児のリードがあることで、年少児や2歳児も安心して発表会に出ることを楽しみにしています。子どもたちの素敵な笑顔が溢れる最高の発表会を、楽しみにしていてください。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 防寒着を着る時、足カバーや手袋の付け方を保育教諭と一緒に確認しながら進めることで、年下の子を手伝ったり、自分でも確認できるようになりました。

(伊藤 紀子)

 
さめグループ
コマ回し名人

 年長児の子どもたちが集まり、コマ回しが始まりました。さすが、経験のある年長児です。紐の巻き方や回し方が上手で、あっという間に紐を巻き、コマを回していきます。

 その様子を見て、興味を持ったのが年中児です。年長児がやるのを見よう見まねでやってみますが、上手く回りません。すると、年長児が「紐は引っ張りながら」「ここを持って」と見本を見せてくれました。年中児の子どもたちは、年長児の手元を見ながら一生懸命に覚えようとします。それから、『やってみる』『うまくいなかない』『みる』『やってみる』が続いていきます。時々年長児からのアドバイスが入りますが、お互いに教えすぎたり、やってもらおうとしたりすることはほとんどありませんでした。

 

 そんな年長児と年中児の様子を見て、年少児と二歳児も興味を持ち始めました。まだ、紐を使ってコマを回すのはできませんが、年長児と年中児のやりとりを側で見ていたり、手で回せる小さなコマを手に取り一緒に回してみたり、グループの中でコマへの興味が広がってきました。『コマ』をきっかけに年長児から年中児へ、さらに年少児、二歳児へとつながりが強まっていくのを感じました。

 年中児の子たちは紐の巻き方が少しずつわかってきたようです。まだまだ年長児にはかないませんが、『年長さんみたいに』という目標ができた子もいるのではないかなと思います。

 日常の些細なできごとや遊びの中にあるものがグループの年長児から受け継がれ、さらにそのグループに浸透していき、仲間とのつながりができていくのだなと実感したできごとでした。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 運動遊びをしました。年長児に見本をしてもらったり、みんなでハイタッチしながら行いました。一緒にやることで目標ができたり、楽しみながらやることに繋がりました。

(山内 麻知子)

 
さくらグループ
雪遊びをする前に…

 暖冬でなかなか積もらなかった雪がやっと積もった日のことです。

 年長児の子どもたちが「今日は雪遊びできるね」と外を見て、わくわくしながら会話をしていました。さくらグループのみんなで集まると「雪遊び!」「今日は雪遊びでしょ」と、目を輝かせて話をする子が多く、活動がすぐに決まりました。

 

 準備を始めた部屋で私が「二歳児さんの準備を手伝ってくれる人はいないかなあ…」とぼそっと言うと、準備をしようと誰よりも早く玄関に飛び出して行った年長児でしたが、「そうだった」と言い全員が戻ってきました。そして、二歳児の子どもたちに「まずは靴下履こうね」「玄関で防寒着に着替えようね」と優しく声をかけたり、手を引いて一緒に移動してくれたりしていました。そんな年長児の姿を見た年中児や年少児の子どもたちも、二歳児の子どもたちを気にかけ、手伝ってくれたり、声をかけたりしてくれました。

準備を進めていく中で、さらに手袋をが上手くできない、ファスナーが難しい等、子どもによっていろいろとありましたが、それもみんなで助け合いながら準備をする姿がありました。

 さくらグループとして一緒に生活をしていくことで、年齢を越えた新しい仲間関係ができたり、年下の子のお世話をしようとしたり、困ったことがあったら助け合おうとあちらこちらで自然にやっている姿が見られるようになってきました。今回はそんなさくらグループの心の成長が具体的に見え、心も温かくなる出来事のひとつでした。

 みんなで準備を済ませた後は、もちろん待ちに待った雪遊びを存分に楽しみました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • いろいろな歌を歌いました。年長児の立ち方、歌い方等を見て一緒に歌うことで、声の出し方や歌い方が上手になってきました。

(築山 加奈)

乳児
ゆきやこんこ

 年が明け、久しぶりにみんなと会えたことを喜びあった後、目に入ったのは窓の外の真っ白な雪景色でした。「雪こんなにいっぱい」「○○ちゃんよりももっと大きいよ」と積もった雪の高さに驚いていました。

 

 靴下を履き、防寒着と帽子、手袋を身に着けてさっそく園庭に向かいます。積もってはいたもののさらさらな雪だったので、雪玉を作ろうとしても手袋の間からこぼれてしまいました。すると、手をこすり合わせて「雪ふってきたよ」と新しい遊びが始まりました。また次の日に園庭に出てみると今度は歩くだけでギュッギュッと音が鳴っていました。そっと手を伸ばして握ってみると手の中でギュッと固まります。そこからはおにぎり作りが始まりました。「ぎゅっぎゅっぎゅっ」と握って「しゃけおにぎりです」とお互いにごちそうし合っていました。その次に園庭に出た時も握ると固まるようなしっかりした雪でした。職員が大きな雪だるまを作ると「雪だるまだ」と抱き着いたり、、「帽子どうぞ」とバケツを手渡してくれたり「ゆーきやこんこ」と歌ったりしながら新しくできた仲間と一緒に過ごしていました。

 どんな環境の中でも子どもたちの遊びはどんどん変化して、広がっていきます。中には私たちでは思いつかないような遊びに変わることもあり、毎日驚かされています。日々の遊びの変化や子どもたちとの会話を私たちも心から楽しみながら一緒に過ごしていきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 子どもたち同士のやり取りも見られるようになりました。お互いの思いを言葉で伝え合いながら過ごすことができました。

  • 着替えや巾着袋からの出し入れ、排泄等身の回りのことが自分できるようになってきました。

(高橋 麻衣)

 
一歳児
はじめての雪遊び

 園庭に降り積もった雪で、本格的に雪遊びができるようになってきました。天気のいい日や少し雪が降っていても子どもたちは自分の防寒着と帽子、靴下を見つけると『早く行きたいよ』と声を出して教えてくれます。

 初めて防寒着を着ての雪遊びは十二月の後半になり、園庭に出た子どもたちはみんな不安な表情をしたり転んだりして雪の上を歩くのに苦戦していました。ところが、休み明けには園庭に出ても、自分から歩き出したり転んでも自分から立ち上がったり、さらに遊べるようになっていることに驚きました。

 

 両手いっぱいにフワフワの雪を抱えて「わー」と大きな声を出して上に投げたり、感触を楽しんだり手袋が取れても気にせずに手が冷たくなるまで遊んでいました。今では『手袋取れたよ』と私達に教えてくれるようになり、手袋をつけ直すとまた雪で遊び始めます。一歳児の後をスタスタと着いて行き、園庭奥の小山まで行く子もいます。自分たちで遊びを見つけて『なんだろう』『やってみたい』『行ってみたい』という気持ちにあふれた雪遊びを楽しんでいます。子どもたちの表情や、日々増えていく遊び方を見て子どもたちから力強さを感じます。

 子どもたちにとって初めての経験をすることは、期待や不安などたくさんの気持ちを持ちます。その気持ちはひとりひとり違っていますが、できるだけ私たちがくみ取り一緒に寄り添いながら新しい経験を応援していきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 食事前や雪遊びをすることで、活動の前後に自分から手洗いや着替えをしようとするようになってきました。
  • 指先遊びを通して、チェーン、洗濯ばさみなど指先を使って行う指先遊びの種類が増えてきました。

(岡本 亜優真)

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