日 | 曜日 | 乳児 保育園 | むつみ こども園 | 園行事 |
1 | 火 | ● | ● | 防犯訓練 |
● | 離乳食展示 | |||
● | にほんのこころプロジェクト(お点前)⑤ | |||
2 | 水 | ● | みそ作り⑤ | |
3 | 木 | |||
4 | 金 | |||
5 | 土 | |||
6 | 日 | |||
7 | 月 | ● | ● | プール開き |
8 | 火 | ● | 清陵子育て未来塾 | |
9 | 水 | ● | にほんのこころプロジェクト(歌)②③④⑤ | |
10 | 木 | ● | ● | スペシャルランチ |
● | 清陵子育て未来塾 | |||
● | ● | むつみサロン | ||
11 | 金 | |||
12 | 土 | ● | ● | 家族招待会 |
13 | 日 | |||
14 | 月 | ● | スペシャルランチ | |
15 | 火 | ● | スペシャルランチ | |
16 | 水 | ● | 性教育講座⑤ | |
17 | 木 | ● | むつみ探検隊②③④⑤ | |
● | おにぎりデー | |||
18 | 金 | ● | にほんのこころプロジェクト(俳句)⑤ | |
● | 身体計測 | |||
19 | 土 | |||
20 | 日 | ● | 身体計測 | |
21 | 月 | |||
22 | 火 | ● | にほんのこころプロジェクト(お点前)⑤ | |
23 | 水 | ● | にほんのこころプロジェクト(歌)②③④⑤ | |
24 | 木 | |||
25 | 金 | ● | 職員研修・会議 | |
26 | 土 | ● | 職員研修・職員会議 | |
27 | 日 | |||
28 | 月 | ● | ● | ガテラさん・真美さんご夫妻との交流 |
29 | 火 | ● | ● | ガテラさん・真美さんご夫妻との交流 |
30 | 水 | ● | ● | ガテラさん・真美さんご夫妻との交流 |
● | ● | おやつバイキング | ||
31 | 木 | ● | ● | 防災訓練 |
「なんか気持ちいいね」「涼しい気がする」これは、晴れて気温が上がった日、支援学校の駐車場横にある林に遊びに行った時の子どもたちの感想です。
支援学校まで歩く間は「暑いね」「汗が出るね」と言っていた子どもたちですが、林の中に入った途端に違いを感じたようです。林にある木々の間から差し込んで来る光は暑さを和らげ、心地よい空間になっていました。園庭や公園での活動が大好きで暑さに慣れているからこそ、心地よさや涼しさも敏感に感じ取り言葉に出来るのかもしれません。
林の中にはまつぼっくりや大きな木の皮、木の枝など遊びの材料がたくさんあります。それらを使って釣りが始まったり、料理をして振舞ったり、次々に遊びが考え出されていきます。もう一つ、林の中には子どもたちが大好きな大きな石があります。子どもが数人乗れる大きな石です。誰かが名付けた大きな石は『宇宙人の車』と呼ばれ、順番待ちの列が出来るほど人気です。保育教諭体験で、ぜひ『宇宙大冒険』に参加してみませんか。
まつぼっくりが落ちて潰れた物がたくさん落ちていました。それを見つけた子どもたちから「バラが乾いたんじゃない?」「うんそうかもね」と会話がきこえてきました。確かにそれは乾燥し、潰れてバラの花の様になっているように見えました。子ども達には潰れたまつぼっくりも、もう一度命を吹き込まれた素敵なバラの花に見えたのだと思います。その宝物を拾って袋に入れて大切に持ち帰りました。暑い中でも涼しさと、子どもたちの無限の世界に引き込まれた楽しい時間でした。
〔今月の保育の評価・反省〕
毎日時間を決めて『まほうのみず』を飲むようにしています。喉が乾いた時には水やお茶も自分で飲みます。なぜ水分を摂るのかが分かりすすんで水分補給をすることができるようになってきています。
(宇都宮 美代子)
うみグループになって三ヶ月。年長児の子どもたちは、ペアの二歳児や年少児のお手伝いをはりきってやっていいます。年中児の子どもたちもペアの子を覚えて、グループで集まったり園庭に行く準備をする際に、気にかけてくれるようになってきました。そんな中、年少児の子どもたちにもある変化が見られました。
園庭に行く準備をしている時のことです。二歳児の子が靴下を持って来ました。いつもはペアの年長児に手伝ってもらいながら履いているのですが、この日はペアの子がお休みでした。座ってつま先から入れてみようとしますが、靴下の口が広がらずなかなか入りません。私が手伝おうと近付いたその時「〇〇ちゃん手伝ってあげる!」と声が聴こえました。そう言って駆け寄ってきたのは、なんと年少児の子でした。「ほら、ここに入れて」という言葉やまなざしからは、私が手伝ってあげるという強い意志が伝わってきます。こうして二歳児の子は無事靴下を履くことができ、手伝ってもらえてホッとした表情を浮かべていました。
年少児の子どもたちも、三ヶ月前まではグループの最年少で、年長児や年中児にお手伝いをしてもらっていました。その時に、手伝ってもらって安心したこと・嬉しかったことが心の中に残っていて、困っている二歳児を目の前にした時に自然と体が動いたのかもしれません。「同じグループの子が困っていたら手伝ってあげる」という気持ちや、自分より小さい子の面倒を見たいという思いが年少児を動かし、一つ階段をのぼるきっかけになったようです。
〔今月の保育の評価・反省〕
気温の高い日が続き、汗をたくさんかくようになりました。活動の前や合間、給食やおやつの前など、こまめに水分補給をしました。そのため「のど乾いたから魔法の水飲みたい」と自分から水分を摂ろうとするようになってきています。
(和賀 和香菜)
ながれぼしグループが、夏に向かって燃えている活動があります。みんなの気持ちが一つになり始め、めらめらと燃える活動、それは『ダンス』です。天気がいい日でも、雨の日でも活動の話し合いの時に必ず出てくるのが『ダンスがしたい』という声です。なので、必ずダンスをしてから園庭や公園に向かうことになります。
今グループで夢中になっているのが『ソーラン節』です。まだ曲名が決まっていない為、こども達は「どっこいしょーどっこいしょーやりたい」と言います。知っている子は自ら前に出て、腰を下ろして右手をまっすぐ前に伸ばして『かまえ』のポーズになります。それをみんなに見せたいという気持ちが強く自分の満足したポーズを決めながら曲が始まるのを待ちます。曲がはじまると、「お祭りで聞いたことある」「見たことある」と前で踊っている子を見てまねて一緒に踊り始めました。途中で、「どっこいしょー」「はいはい」など曲に合わせて威勢のいい声を出すところが人気です。
その他に、もう一つ新しい曲でダンスをしたいと話し合いが進んでいます。自分たちが決めた曲に振り付けを考えています。色々なアイディアが出てきて、ながれぼしグループならではのダンスが増えていこうとしています。
初めは個人がそれぞれ踊りたい曲を出していましたが、今は「これならみんな知ってるんじゃない?」とグループみんなで踊れる曲を考えて選ぶようになってきました。『自分が楽しい』から、『みんなで踊ると楽しい』に変わってきているところに夢中になる秘密があるようです。
〔今月の保育の評価・反省〕
汗をたくさんかく季節になり、着替えや水分補給をすることで、元気に活動できました。
話し合いの中で、二歳児や年少児が、みんなの前で話す機会が増えたことで、語彙数も増えてきました。
(高橋 彩夏)
いよいよ東北地方も梅雨入りしました。気温に大きく差が出る日が続いています。そんな中でも子どもたちは、暑さに負けず晴れた日は園庭で活動を楽しんでいます。
6月の保育参観では、親子が裸足になって足の裏に大地を直接感じる経験をしました。それから子ども達は、園庭に行くときは裸足になると思ったようで、うれしそうに外に向かいました。今まで靴を履いて遊んでいた子たちは、芝生の上を直接裸足で歩くことで足の裏にとても良い刺激を感じたようです。芝生のふかふかした感じやでこぼこした感じなどそれぞれ色々な感じ方があるようです。今まで歩いていた杉の床やテラスの人工芝、さらにマットやじゅうたんなどとは違う刺激を確かめているようでした。それは、ゆっくり歩く子、歩いては立ち止まりを繰り返す子、何の躊躇もなく歩き回る子など一人ひとり違う反応を示していることで分かりました。
6月中旬の雨上がりの翌日 元々水たまりに入って遊ぶことが大好きな子達には最高の日になりました。水たまりへと向かった子達でしたが、中に入ろうと一歩足を踏み入れると、固まってしまいました。今まで靴で入っていたのでじわじわと感じた冷たさが、裸足に直接感じたことですぐに入ろうせず『いつもと違う』になったのかもしれません。
水の中ではゆっくりゆっくり片足ずつ確かめるように歩きました。もちろん目線は足元でした。足にまとわりつく泥水や泥で見えない地面を探るよう進みます。慣れてくるとゆっくりだった動きが変わり、今まで通り水たまりの中を歩いて遊び始めました。それからは、水たまりがあるとまっ先に跳んで行きます。子どもたちが裸足で遊ぶようになって、大地をしっかり踏んで歩くようになったようです。
〔今月の保育の評価・反省〕
気温が高い日は、着替えや水分補給をこまめに行なうことで、暑い日も快適に過ごすことに繋がりました。
天気にも恵まれ、毎日のように散歩や園庭に出掛けています。この日も朝から快晴、窓から外を眺めては、『早く外で遊びたい!』とうずうずしている様子です。水分補給や排泄などの準備を終え「公園に行こう」と声をかけると、「しゅー」「っこ」と滑り台やブランコなど、乗りたい遊具を伝えてくれます。
公園ももちろん楽しいのですが、公園までの道のりも大好きな一歳児さんです。道路にはトラックやバイク、自転車など色々な車が走っています。通り過ぎる時に手を振ってくれる方、「いってらっしゃい」「かわいいね」など声をかけてくれる方、それに手を振ったり「ばいばい」と応えたり姿はまさに有名人のようです。
知っている言葉も多くなり、「あか」「きいろ」「おおきい」「いっぱい」など言葉がたくさん飛び交う賑やかな散歩道です。道端の草は背が高くなって青々と茂り、花はハルジオンや色とりどりのパンジーなど、春とはまた違った表情を見せてくれます。それに気づくと、「あっあっ」と指をさしてみたり少し足を止めて眺めてみたりします。 仁坂公園の柵が見えてくると、子どもたちの気持ちは一斉に公園に向きます。「こうえんあった」「しゅーしゅー」と口々に言ったり、早歩きになったりする姿からは興奮している気持ちがひしひしと伝わってきます。公園に着くと、乗りたい遊具まで一直線です。一番の人気は滑り台です。上まで行くと「やっほー」と元気に手を振り、声を出しながら滑る表情はきらきらと輝いています。
途中で二回ほど水分補給を挟みながら存分に遊んだ後はもう一頑張り、園まで歩いて帰ります。段々体力もつき、遊び疲れていながらも自分の足でしっかりと歩いて帰る姿はとてもたくましいです。
七月になるとプールが始まり、散歩は一旦お休みになります。秋の散歩を心待ちにしながら、プール遊びを全力で楽しみたいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
ねぎパン
■材料(10個分):
強力粉:300g
ねぎ:40g(小口切り)
塩:ひとつまみ
木綿豆腐:120g
甘酒:50g
こめ油:大さじ1
いりごま:小さじ1
かつお節:小さじ1
◎豆乳マヨネーズ:大さじ1
◎ソース:大さじ1
【作り方】
①◎以外の材料を全て混ぜ合わせます。
②①をクッキングシートの上に厚さ2㎝くらいに伸ばします。
③オーブン160℃15分~20分焼きます。
④③竹串を刺して生地が付かないことを確認してください。
⑤④に◎をのせて伸ばします。
⑥⑤を10等分に切って完成です。
※フライパンで焼く場合は両面焼いてください。
スペシャルランチ【山菜がいっぱいスペシャル】
6月のスペシャルランチは『山菜がいっぱいスペシャル』でした。
山菜ごはん(たけのこ)、わらびのお浸し、みずと豚肉の炒め物、うるいのサラダ、ぜんまい味噌汁、いちごです。
山菜は独自の食感や少し苦みもあります。
子どもたちの敏感な味覚には、大きいお肉といちごが大人気でした。
山菜にはいろんな種類がありますが、厳しい自然環境で育つため栄養が凝縮されています。
たけのこは食感も楽しく、咀嚼の練習にはもってこいの食材だと思います。
このような昔からある旬の食材は、子どもたちにとって、とても大事な必要な食材です。
旬の食材をご家庭でも楽しんでほしいと思います。
スーパーや道の駅などでは既に下処理済の物も売られています。
地場産のもので、着色料の使われていないものを選んでください。
ココナッツオイルマフィン
■材料(10個分):
薄力粉:130g
甘酒:50g
ココナッツオイル:20g
塩:ひとつまみ
キャロブチップ:15g(代替チョコチップ)
レモン果汁:小さじ1
【作り方】
①材料全て混ぜ合わせます
②①を10等分にしてクッキングシートに並べます。
③オーブン160℃を予熱します。
④③を15分~20分焼きます。
⑤竹串を刺して生地が付かなければ完成です。
スペシャルランチ:山菜がいっぱいスペシャル
乳児保育園では先日、保育参加・参観が行われ、こども園では、4月から5月に年長児説明会、グループ別懇談会が行われました。
両園ともほぼ全ての保護者の皆様にご参加いただき、ありがとうございました。ご都合がつかず、ご参加できなかった保護者の皆様も是非、一日保育体験にお越しいただきたいと思います。
たとえ兄弟が何人いてもお子さんは一人ひとり違います。又、保護者の皆様に見せる姿と私共に見せるお子さんの姿が違う場合があります。そんなお子さんの姿を共有し、お子さんにとって最善の環境を作っていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。お仕事やお勤め先の都合でなかなか難しいとは思いますが、大切なお子さんの未来のためによろしくお願いいたします。
まだ6月なのに30℃を超える真夏日、35℃を超える猛暑日を記録いたしました。
今年の夏はどんな夏になるか予想がつきませんが、子ども達の体調、地域の感染症状況等に十分配慮し、毎日の教育・保育活動を行っていきたいと思います。
毎年お知らせし、ご協力いただいている『むつみの夏の過ごし方2025』をお知らせいたしますのでご理解、ご協力をお願いいたします。
「公園に行こう」の一声で、仁坂公園まで出かけました。二歳児の子どもたちにとっては、おなじみの大好きな場所です。今年度くもグループとして、初めて出かけることになりました。
並んで一列になっていくために、年中児と年長児の間に二歳児と年少児が入りました。ところが、歩幅も違えば、歩く速度も違います。当然ですが、どうしても間が空いてしまうことがありました。すると、それに気が付いたすぐ後ろを歩く年上の子が、そっと「前に進むんだよ」と知らせてくれました。新しいグループとしては初めてでしたが、一列に並んで歩くことを意識しながら公園まで辿り着くことができました。
公園に到着すると『遊ぶぞ!』という楽しみな気合が入り、それぞれ好きな遊具の場所に向かいました。二歳児、年少児の子どもたちもそれぞれ好きな遊具で遊び始めましたが、なぜか視線は年中児、年長児の子どもたちに向かっています。ブランコを漕いだり、回転遊具を押し合って遊んだりしているのにくぎ付けです。そのうち、見て真似をして遊んでみる子もいました。今まで遊んでいた遊具と同じはずなのに、年上の子どもたちの遊びは魅力的に感じるようで、違う遊具のように映っているようでした。それが、公園から帰るまで繰り広げられました。
二歳児、年少児と年上の子がペアを組み、活動する時間も大切にしていきたいことのひとつです。子どもたちの興味や関心がさらに広がって、楽しさがさらにアップできたらと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
晴れた日は戸外での活動が中心でしたが、お絵描き、ブロックなど他の活動がしたい子もいました。他の時間で活動できるようにしたり、他のグループと一緒に活動できるようにしたことで、自分がしたい活動を十分に楽しむことができました。
(上田 彩乃)
グループで集まり、活動の話をしていた時のことです。年長児と年中児を中心に話が進み「公園に行きたい」「園庭に行きたい」と行きたい場所が二手に分かれました。
「公園がいい」「園庭で虫探ししたい」とどちらも譲れません。私が「どうしようか」と言うと、「じゃあ、明日公園に行ったらいいんじゃない?」と年長児の子が一言。その言葉を聞いて園庭に行きたい子たちは「いいよ」と言いますが、公園に行きたい子たちは納得できません。しかし、提案された『明日』は年長児の行事が入っていました。そのことを伝えると「そっか」とまた振り出しに戻ります。「その次?」「次の次?」と話している子どもたちの中でも混乱してきているのがわかりました。
そこで、行事が書いてあるカレンダーを準備して、今日の日付、今週の予定を子どもたちと確認しました。その中で「ここ、何も書いてないからこの日には行けるんじゃない?」と子どもたち同士の話し合いの中で、候補日を決めました。最終的に、その日は園庭に出掛け、公園は別日に行くことになりました。
最初は『自分の行きたい』を叶えようとする話でしたが、後半になると『みんなで行きたい』を考える話になっていきました。二歳児は私たちと年長児や年中児が話すのを不思議そうな表情で聞いていました。年少児は少し難しかったようで、その場を離れていく子もいましたが「公園」「虫探し」等興味のある言葉が出てくると「私も行きたい」と自分の気持ちを伝えにきました。
この日の話が終わったのは間もなく十一時になろうとしている頃でした。時間はかかりましたが、子どもたち自身が納得できたこと、子どもたちの中でも色々と考え、話ができるようになってきたことに成長を感じました。これからも、このような話し合いをしながら、グループ活動を行っていきたいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
戸外での活動をたくさんしました。ペアで行動したことで、二歳児も自分のグループの仲間がわかり、意欲的に準備し活動に向かうことに繋がりました。
(山内 麻知子)
毎日の活動の話し合いで「公園にいきたい」と話が出ることが増え、五月は沢山散歩に出かけました。
パートナーは、散歩に行く時にも活躍します。準備の時には「靴下履くよ」「○○ちゃんのリュックはどれ?」と、戸惑っている二歳児のことを手伝ってくれ心強い味方になっています。以上児の子に教えてもらい、少しずつ準備の流れが分かり、二歳児も今では自分でやってみようとすることが増えてきました。
初めてながれぼしグループで公園に行った時は、二歳児の子は歩くことで精一杯な様子でした。そんな姿に気づいたパートナーが「そこに穴があるから気を付けてね」「もう少しでつくよ」と、さりげなく気遣ってくれていました。また、自転車や車が通るときには止まること、横断歩道を渡るときには信号を見ることなど、以上児の姿を見ることで同じようにまねている様子から、以上児が良い見本となっていることが分かりました。
多い時には週に四回、公園にいきました。少しずつ歩くことに慣れてきて、だんだん地域の様子にも目が向くようになってきました。西山児童公園に行くまでの道では「なにかあるよ」と看板を見つけた子がいました。その一言にみんなも注目して見ます。「うさぎが描いてある」「うさぎさんのお店屋さんなのかな」と、自分が思いついた話も広がっていきました。歩く中での発見は、自分だけで歩くのとは違う楽しさがあるようです。
これからも子どもたちの行きたい所へ出かけ、発見を楽しんでいきたいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
気温が高くなってきたので、気温にあった服装の確認や水分補給を十分に行なうようにしたことで、散歩、ダンス、しっぽ取りと、戸外でも室内でも身体を沢山動かすことができました。
(佐々木 理乃)
気温が高くなったり低くなったりと不安定な日が続いています。そんな天候にも影響されず子どもたちは室内や園庭で元気に活動しています。
ある日、私たちが小麦粉粘土の準備をしていると、『何が始まるんだろう』とわくわくしなが集まって来ました。タライの中に小麦粉を入れたものを見せると「ん」と顔を近付けさらに興味がわいたようです。水を入れて混ぜていると、『これなんだろう』と不思議そうな表情で小麦粉粘土が出来上がるまでその様子をじっと見ています。興味のあるものへの集中力の高さに驚きました。
出来上がった粘土を順番に渡していくと『早くやりたい』『早くちょうだい』と、身体を前のめりにして元気にアピールします。自分の前に小麦粉粘土が渡ると、確かめるように見つめます。十分見つめた後はゆっくり手を伸ばします。最初は、人差し指でそっと突いてみます。小麦粉粘土に自分の指の跡が残ると「ふふっ」と微笑み、もう一度人差し指で突きます。それを何度も繰り返し突いて沢山の窪みができました。私たちが「いっぱいあるね」と言うとこちらを見て嬉しそうに笑います。「へへっ」と声を出して笑っていると、隣に座っていた子も目を合わせて笑い合います。まるで『楽しいね』と話しているようで楽しさを共有できた時間でした。さらに、別の子が小麦粉粘土を引っ張ると途中で千切れることに気が付きました。別の遊び方に気が付き、早速自分でも試していました。テーブルに千切れた小麦粉粘土でいっぱいになるととても満足そうです。
子どもたちは色々な実験(試し行動)をしながら遊びの輪を広げています。これからもその瞬間を見逃さないよう沢山活動していきたいと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
晴れた日にはバギーに乗って園周辺の散歩や園庭に出て活動し、こまめに水分補給をしました。
(久米 凜南)
子どもたちは遊びの中でたくさんのものを発見して、その時ならではの遊びを楽しんでいます。
ある晴れた日、床を撫でている子がいました。よく見てみると窓から朝陽が差し込んでいました。私も一緒に触ってみると、床はほんのりと暖かく、子どもたちはそのことに気が付いていたようです。しばらく触っていると「あっ」と何かを指さしました。その先にあったのは自分の影です。自分が動くと同じ動きをすることに気付いたようです。それが不思議で、面白くもあったようで、しばらくのあいだ影との触れ合いを楽しんでいました。
雨の日も子どもたちの発見は続きます。桜並木側の窓から外を見ていた子が、右耳にそっと手を当てていました。窓のすぐそばには、屋根からの雨垂れでできた水たまりがあり、雨粒が落ちるたびにパシャンッと音がなっていました。その音を集中して聞きたいために耳に手をあてているのかと思いました。その子のよく聞きたいという気持ちが表れていました。また、別の子は園庭をじっと見つめていました。視線の先にあるのは大きな水たまりです。雨が降るたびに水面が動くことに気が付いた様でその動きに魅了されているようでした。雨が上がった翌日からも、その水たまりは大人気です。園庭に出るとまっすぐに水たまりに向かい、全身が泥だらけになるくらい遊んでいました。
子どもたちの発見には毎回驚かされ、感心させられます。私たちでは見逃してしまうようなことも、子どもたちにとっては大きな発見です。その発見を私たちも共有できることがとても嬉しいです。これからも発見を喜び合いながらたくさん遊んでいこうと思います。
〔今月の保育の評価・反省〕
晴れた日はたくさん戸外に出かけました。気温が高くなる日は、こまめに水分補給をしながら過ごしました。
(高橋 麻衣)