むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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園について
年長児
はじめてがいっぱい

 四月一日の朝、登園してきた年長児に「ついに年長さんだね」と声をかけると、「りの先生も先生になったね」と返ってきました。お互いに嬉しさとドキドキを抱えて、新年度が始まりました。

 この一ヶ月はまず、子どもたちがどんな子なのか知ろうとしました。楽しいとき、怒ったときはどんな様子なのか、どんなことに興味があるのか、どんな風に考えているのか、日々の活動を通して、少しずつ知っていることを増やしていきました。また、子どもたちにとっても、私がどんな人なのか知る時期だったと思います。だんだん子どもたちから「見てて」、「聞いて」と声をかけてもらえて距離が近づいてきたように感じます。

 

 子どもたちを見ていて印象的だったことがあります。それは、トラブルがあったときのことです。仲介をしようとしていたら、次の瞬間には、一方の子が面白い一言を言って、二人とも笑い合っていました。そして、そのまま仲直りしていました。子どもたちには、自分たちだけで、いい方向に向かう力があるのだと感じました。

 年長児の一年は、子どもたちにとっても、私にとっても初めてのことがまだまだ待っています。同じ立場だからこそ、一緒になってドキドキしたり、発見を楽しんだりできると思います。みんなでこの一年で思い出をたくさん作っていきたいです。そして、子どもたちの色々な一面を見つけていきたいと思います。

 

〔4月の保育の評価・反省〕

●活動の見通しが持てるような声かけをしました。言葉だけでは分かりにくい部分は、絵や文字などを活用していきます。

●子どもたちの意見を聞きながら、活動を決めました。全員が納得できるように、意見のまとめ方を援助していきます。

(佐々木 理乃)

 
年中児
楽しいを見つけよう

 新たに四名の仲間を加え、年中児としての生活がスタートしました。今までの年中児、年長児がしていたことを、今度は自分たちもできると張り切って毎日を過ごしています。

 年中児の当番活動が始まりました。ホワイトボードに写真を貼って、当番を知らせています。こちらからの声かけがなくても「今日は○○がお当番だ」「○○ちゃんと一緒だ」と自分と一緒にやる子の分も確認しています。「三人揃ったら一緒に来てください」と伝えてあるので、自分一人だけ準備ができてもできません。最初は他の子がいないと、こちらが声をかけるまでどうしようかと待っていることが多かったです。それが、何度かやっているうちに、他の子を呼びにいったり、他の子が「○○ちゃん、ランチルームに行っちゃったよ」と教えてくれたりと、自分だけではなく、周りが少しずつ見えてきたように感じます。新入園児は、たくさんの仲間、遊び、部屋、お当番に「今は何をするの?」「これはどうやるの?」と流れがつかめずまだ不安もあるようです。ですが、その中から少しずつ楽しみを見つけて、遊んでいるところです。

 

 遊びの中でも、周りを見て『楽しそう』と思ったものを、自分の遊びに取り入れたり、そこからヒントを得て、自分なりの遊びに変えたりと想像を膨らませて遊ぶようになりました。楽しいを見つけるのが上手な年中児なので、これからもたくさんのことに挑戦していきたいと思います。

 

〔4月の保育の評価・反省〕

●外遊びをたくさんしました。山登りをしたことで、不安定な場所でもバランスを取りながら歩くことができるようになりました。

●三~四人での遊びから、人数が増え、お互いに役割を決めたり、交代しながら遊べるようになりました。

(山内 麻知子)

 
年少児
やってみよう

 年少児の一年が始まりました。毎朝元気な笑顔を見せてくれることを嬉しく思っています。そして元気すぎると言っていいほどの『あふれるパワー』ですが、楽しく過ごしてくれることが何よりです。

 二歳児の時とは違う以上児室での生活は、何もかもが初めてです。そして自分でやらなければいけないことも増えました。「登園したらやることは?」「くつした脱いで、れんらくちょうをだして。」と、自分で考える時間が必要です。もちろん『早く遊びたい気持ち』を押さえることはとても大変だと感じます。気がつくとリュックも昼寝バッグも投げ出して・・・の繰り返しです。それでも自分で身の周りのことができるように、そして考えてから行動ができるように関わっていきたいと思っています。 今までは手をかけてあげていたことが多かったかもしれませんが、以上児になった今少しでも自分で考えること、自分でできることを大事にしながら過ごしていきたいです。少しずつですが、自分でやろうとすることも見えてきました。応援しながら挑戦する姿を見守っているところです。

 

 雪がすっかり解けた園庭で、冬の間雪に埋もれていたスコップを見つけました。するとその中には糸ミミズがいました。「みてみてみんな。なんかいるよ。」とひとりが周りの子に声をかけました。「わあ、ほんとだ。いっぱいいる。」といつの間にかスコップの周りには輪ができていました。仲間と一緒に楽しむ気持ちを持てることを感じて嬉しい気持ちになりました。これからたくさんの『楽しい』を一緒に見つけていきたいと思います。

 

〔4月の保育の評価・反省〕

●毎日の準備をすることで、自分のロッカーを覚えて衣類を入れたり、リュックから連絡帳を出してカゴに入れたり、自分でやろうとする意欲が出てきました。また、自分のバッグを持って階段を上れるようになりました。

(宇都宮 美代子)

 
二歳児
新しい発見したよ!

 むつみこども園に入園し、新たな環境に戸惑う姿もありましたが、それよりも『これ何?』『あっちには何があるの?』と言わんばかりに、大きな目をさらに見開いて園内を探検しています。その探検の中で子どもたちが一番興味を持ったのは給食室です。「給食さんだ」と廊下の椅子によじ登り、ガラス越しにかじりつくように見ています。給食担当も二歳児の様子に気づくと野菜を洗ったり、切ったりしながら『これ何だ?』とジェスチャーでやり取りをしてくれます。そんなやりとりが続いたある日、園庭からの帰り道「今日は人参さんだよ」と言った子がいました。「今日は人参の日?よく知ってるね」と私が驚くと、他の子も「そうだよね人参だよね」「大きいんだよ」「硬いからモグモグする」「早く食べたい」と足取り軽く園に戻りました。

 

 その日の昼食は子どもたちの言う通り大きな人参でした。野菜が苦手な子もいて、噛んだ人参を出す子もいましたが、全く口をつけないと言う子はいませんでした。子どもたちは、自分で興味を持ったからこそ、毎日のように『今日は何かな?』と観察し、観察したからこそ『食べたい』『食べてみよう』と思ったのだと思います。

 この一年間で子どもたちはどんなことに興味を持つのでしょうか?子どもたちが興味を持ったことを、私たちも子どもたちの目線になって一緒に楽しんでいきたいと思います。

 

〔4月の保育の評価・反省〕

●自分のハンカチを使うようになったので、朝の手洗いうがいの時に、一人ひとりとその日のハンカチを確認し一緒にポケットに入れるようにすることで、使い方や管理の仕方を伝えるようにしました。

●安心して過ごすことができるように、一人ひとりの子どもの気持ちに寄り添いながら関わるようにしました。

(木村 愛子)

乳児
触ってみたら…

 園周辺の散歩や園庭に出掛けるのにも、気持ちのいい季節になりました。

 園庭の陽当たりのいい場所にシートを敷きました。最初はみんなでシートの上に座り、周りの景色を見たり、暖かな春風を全身で感じたりします。そうしているうちに、何名かの子は這い這いやずり這いで、シートの上を移動し始めました。シートの端まで行くと立ち止まり、そっと地面に手を着きます。地面に手を着いたとたん、手が痛かったようでまたシートに戻ってきた子がいました。手を着いた時に、くっついた小石や草を手のひらに見つけた子もいました。中にはどんどん意欲的に進んで行く子もいて、その子によって様々な姿を見せます。シートと地面との境目を見て、その違いに気づき、立ち止まったり考えたりしながら、進んで行く姿にはいつも感心しています。

 

 草の上に移動すると、先ほどまで這い這いで進んでいた子が、高這いになりました。這い這いでは膝がチクチクと痛かったのかもしれません。どうしたら膝が痛くないか考えたのだと思うと、考える力に感心させられました。

 園庭には、ふきのとうやつくし、土や砂など、初めて見たり触ったりするものも多く、子どもたちの気づきに溢れています。

 園周辺の散歩も、園庭では見ることのできない重機や花壇のお花など様々な物を見つける楽しみがあります。そして、何かを見つける度に「あっ」と声を出したり、指差しをしたりして、その発見を私たちに伝えてくれます。これからも子どもたちが、様々な物事に見たり触れたりしながら、たくさんの発見ができるよう、繋げていきたいと考えています。

 

〔4月の保育の評価・反省〕

  • 排泄、睡眠、触れ合い遊びなどを通して、一対一の関わりを大事にし、子どもたちが安心して過ごせるようにしました。
  • 天気のいい日には外気浴に出掛け、様々な春を見つけました。

(小田島 千鶴)

 
一歳児
挑戦する気持ち

 新しく一名が仲間入りし、新年度がスタートしました。昨年度よりも人数が減り、静かな保育室となりましたが、今では子どもたちの声がよく響くようになってきました。

 日々の生活の中で私たちの手伝いが必要となる場面がまだ多くあります。が、最近『自分で』という気持ちが強くなってきました。子どもたちの中にも一つ進級したという気持ちがあるようで、諦めずに挑戦する姿がどんどん見られるようになってきました。ズボンを履く時にウエスト部分を持って片足ずつ入れたり、顔写真を見て自分の靴下、帽子等を探したり、帽子を被る時に日よけの部分を持って被ろうとする等、意欲的です。物だけではなく、周りの子にも意識が向くようになってきています。

 

 今までは帽子を被る時につばの部分が横になっていた子がいました。ある日、その子につばを優しく持ちながら「こっちが前だよ」と声を掛けました。すると、少し考えた後につばを指先で持って向きを変え、一人で正しく被ることができました。「上手に被れたね!」と褒めると、パッと表情が変わり笑顔になりました。全て私たちがやってあげるのではなく、子どもたちが『自分でできた』という喜びを感じられるように一人ひとりと向き合っていきたいと改めて感じた出来事でした。

 子どもたちは、言葉や身振り、手振りで思いを伝えてくれます。一人一人の気持ちを代弁しながら受け止め、子どもたちの思いに寄り添いながら、一緒にいろいろな経験をしていきたいと思います。そして、楽しい一年にしたいと思います。

 

〔4月の保育の評価・反省〕

  • ふきのとうやつくしを見て、名称を知らせることで、触ったり、一語文で話したりすることに繋がりました。

  • 物を選ぶときに「どっちにする?」と二択にしたことで自分で考え、選べるようになりました。

(佐々木 佳恵)

 

たたきごぼうのごま味噌煮
 

材料 (子ども一人分)

ごぼう:15g
人参:5g
蓮根:10g
小松菜:3g
白すりごま :0.5g
味噌:1g
みりん:1g
昆布だし:50㏄

 

【作り方】

①ごぼうは下茹でし、綿棒などでたたいて5㎝程の長さに切ります。
②人参はごぼうと同じくらいのスティック状、蓮根は1㎝程の半月切り、小松菜はさっと茹でて3㎝程の長さに切ります。
③鍋に昆布出し汁を入れ、ごぼう、人参、蓮根を煮ます。
④味噌とみりんで味を調え、白すりごまをふりかけます。
⑤最後に小松菜を加えて和えたら出来上がりです。

★週を重ねるごとに食べられる子が増え、おかわりをするようになりました。 

 

桜と菜の花まつり~大潟村~
 

 令和3年度のスペシャルランチは『秋田県のお祭りめぐり』をテーマに毎月、秋田県の各地で開催されているさまざまなお祭りを紹介していこうと思います。コロナ禍で、なかなか外出も出来ず、お祭りも中止となっているところが多く、子どもたちも私たちも寂しい思いでいっぱいです。そこで子どもたちに少しでもお祭り気分を味わってもらいたいと思い、今年1年このテーマでスペシャルランチを作ることに決めました。

 お祭りめぐり第一弾の4月は大潟村の桜と菜の花まつりです。桜と菜の花の間をむつみのネコバスが走り抜けていく様子を描きました。ネコバスに乗ってお祭りめぐり出来たら楽しいですね!来月はどんなお祭りに行こうかな?私たちもわくわくした気持ちで考えます。来月のスペシャルランチもお楽しみに!!!

キャロブクランブルケーキ

 

材料 (子ども一人分)

【生地】
薄力粉:150g
サラダ油:30g
ベーキングパウダー:5g
甘酒:100g
ドライいちじく:2個

【クランブル】
薄力粉:30g
油:15g
キャロブ粉:小さじ半分

 

【作り方】

①クランブルと生地を分けて作ります。
②クランブルの材料を混ぜて細かいクッキー生地をつくります。
③生地の材料を全て混ぜ合わせてパウンドケーキの型にクッキングシートをしいて流します。
④③の上に②を写真のように乗せて160℃のオーブンで25分~30分焼きます。
⑤④に竹串を刺して生地がつかないようなら出来あがりです。生地がつくようなら5分追加して焼いて下さい。

 

桜と菜の花まつり~大潟村~
 

 

今年度のスペシャルランチのテーマは、『秋田県のおまつりめぐり』になりました。

旅行に行った感覚でスペシャルランチを楽しんでほしいと思います。4月のランチルームは大賑やかです。お米とぎの当番の名前を紹介すると、「おいしーい」とみんなが感想を言います。当番の年長児さんもすごく喜んで毎日お米とぎを頑張っています。お米とぎは毎朝8:30頃始めます。皆のために作る喜びは子どもたちにとって大きな自信になっています。ご家庭でも”やりたい!”と声が出たらぜひ挑戦させてみてください。とってもおいしいご飯を家族で楽しめると思います。

0・1歳児

 
2歳児

 
年少児

 
年中児

 
年長児

 

 

新たな年が始まり、1か月が過ぎました。こども園にも乳児保育園にも新しい仲間が増え、戸惑いながらも新しい生活に慣れてきている様子が見られます。

 毎朝、出勤時に旭小学校に登校する子どもたちと会います。

 背中のランドセルがとても大きく見える新一年生の前後を上級生が守るように列を作って歩いていきます。

 その列に「おはよう。行ってらっしゃい。」と声をかけるのですが、なかなか挨拶が返ってきません。最近は、会釈をしてくれたり挨拶をしてくれたり、かろうじて返してくれるようになりましたので、まるっきり無視されているわけではないようです。3月に当園を卒園したばかりの子ども達でさえ、手を振ってくれ挨拶もしてくれているのですが、声が小さくて聞こえてきません。

 「知らない人に話しかけられても返事をしてはいけない。」からでしょうか?(しかし、当園の卒園児たちは少なくとも私のことは、わかってくれていると思いたいのですが…) 学年が上がるにつれ、気恥ずかしさからできなくなってきているのだろうとも思います。みんながしないからなかなか声が出ない、ということもあるかもしれません。

 『挨拶はするものであって、させるものではない。』

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乳児
仲間と共に

 四月は五名でのスタートでした。今では十九名になり、毎日がとても賑やかです。仲間が増えたことに気が付くと、子どもたちは近くに行き顔を覗き込みます。それは子どもたちが、挨拶をして歓迎しているようです。

 

 入園時、不安そうにしていた子は、今では寝返り、ずり這い、這い這い、歩行などで、自由に室内を散策しています。『この先には何があるのかな?』とわくわくしたような表情が印象的です。散策している途中で、子どもたちは必ず窓の前で立ち止まります。晴れた日には眩しい日差し、雨の日には水が落ちてくる様子、雪の日には窓のすぐ近くにある雪を触ろうとするかのように手を伸ばし、毎日新しい発見をしています。誰か一人の子が見つけた景色に、もう一人集まり顔を見合わせて一緒に見ています。一人から二人になることによって、影に気が付いたり、外を飛んでいるカラスなどを見つけたり、風を感じるなど発見もどんどん増えます。二人の子がその様子を楽しんでいると、その楽しそうな雰囲気に他の子どもたちが集まってきます。一人で楽しんでた子どもたちも、このように自分以外の子や周りに興味を持ち、共有できるようになった姿に大きな成長を感じます。時には叩いたり押したりすることもありますが、それも他の子と関わろうとしているからこそです。今後も様々な発見や経験を仲間たちとしていけたらと思います。

 四月からは憧れの一歳児です。今までとはまた違う活動や楽しいことが待っています。これから子どもたちがお互いを意識し、関わり合いながら成長していくのかが楽しみです。

 

〔3月の保育の評価・反省〕

  • スプーン遊びを取り入れたことで、下手持ちでフォークを持ち、フォークを使用して食べられるようになってきました。
  • 天気のいい日には散歩に出掛け、小さな春を探しました。

(小田島 千鶴)

 
一歳児
気づき

 園庭には、まだ雪が多く残っていますが、やわらかな春の日差しを感じるようになりました。

 先日、仁坂公園に行ってきました。久しぶりの公園に、わくわくしながら張り切って出かけました。ところが、雪が降る前まで子どもたちが遊んだ遊具はありませんでした。「ブランコないね」「クルクル回るのもない」「すべり台も」と、到着するとすぐに気が付き、がっかりした声が聞こえてきました。仁坂公園で楽しかった気持ち、大好きな遊具の名前はしっかり心に残っていたようです。『早く戻ってきてね』と、子どもたちの思いを残して帰ってきました

 

 園までの帰り道の中では、屋根から落ちてくる雪解け水を見つけた子が、「雨降ってる」とつぶやいたことで周りにいた子どもたちからすぐ、「いっぱいだね」「雨」と弾んだ声で反応がありました。また、別の子が興味津々で歩道の雪に指を入れて「冷たい」と言う声を聞くと、さっそく自分も指を雪の中に入れて触れて見ます。冷たいことや手が濡れる事を体験しました。公園では遊べなかったけれど、帰り道でも春が来た季節を感じながら楽しく帰ってきました。体力もかなりついてきていると子どもたちの成長には目を見張るものがありました。

 今では自分だけではなく、誰かが発見した事をみんなで共有したり、共感したりすることができるようになってきました。お互いを意識し始め、気の合う子と遊ぶ様子も見られます。むつみこども園の二歳児に進級した後も、乳児保育園での経験が、子どもたちの背中を押してくれると信じています。

 

〔3月の保育の評価・反省〕

  • 箸やスプーンを下手持ちで持つことを意識して、食事をすることができるようになってきています。
  • リズム体操では、ピアノの音を聞いて、近くのこどもや職員と取り組み指先・手足を使うようになってきました。

(伊藤 紀子)

 
年長児
卒園、おめでとう!

 「卒園式はどうしてやるのか?」という質問を投げかけてみました。すると、「1年生になるから」「大きくなったから」との子どもたちからの返事がありました。さらに、「卒園式に参加してくださる方々は、年長さんおめでとう!たくさん遊んでくれて、教えてくれてありがとうっていう気持ちで参加してくれる。だから年長さんはどんな気持ち?」と聞くと、「嬉しい」「ありがとうって思う」という気持ちが出てきました。「その気持ちを込めてやろうね」と話はしましたが、それを半分しか実感していないままで卒園式に向けて練習を重ねてきました。

 

 立ち方や証書の受け取り方はどうするのか、ひとりでみんなの前に立つのは恥ずかしいから始まりました。が、すぐ「やり方がわからなかったから」「だんだんわかると大丈夫」「かっこいいところ見せられると思う」と自信が出てきました。そんないつもと変わらず元気いっぱいなみんなを見て、「大丈夫笑顔で見送ることができる!」と自信を持って卒園式当日をむかえました。みんな緊張気味で登園してきたものの、みんなが揃うと気持ちも高まったせいか笑顔で会場に向かいました。 子どもたちひとりひとりが歩んできた6年間、その場に一緒にいられたことを本当に幸せに感じました。保護者の方々のあふれる愛情、職員みんなが年長児からもらったありがとうの気持ち、年中児の思い、全てを子どもたちは受け取ったのだと思います。それをしっかり受け取ることができる年長児のすばらしさに感動しました。嬉しくなりました。

 忘れられない式になりました。きっと大丈夫!みんななら、しっかりと一歩一歩進んでいけると思います。輝く未来を夢見てエールを送り続けます。

 みんな、いってらっしゃい!

 

〔3月の保育の評価・反省〕

●生活の中で感謝の気持ちを伝えることで子どもたち自身感謝することに繋がりました。

(松井 空子)

 
年中児
いよいよ年長児!

 年中児として最後の月となりました。三月に入り、年長児が行っているお当番活動を見学したり、味噌作りの仕方を教わったりしています。年長児の活動を経験し、『年長児になる。』という気持ちが高まっています。

 年長児になることはもちろん楽しみですが、卒園する年長児と一緒に遊んだこと、手伝ってもらったこと、教えてもらったことなどいろいろな場面で関わってくれたことへの感謝の気持ちも大きいようです。そこで、年長児に感謝の気持ちを込めたプレゼントを作ることになりました。プレゼント作りは年長児には内緒です。私と子どもたちで「絶対に言わないよ。」という約束の下、年長児が一緒に活動していない隙を見て作りすすめました。年長児が廊下を通ると「今、年長さんいるよ。ばれないようにね。」と知らせ合っているときの一体感は素晴らしかったです。年長児の喜ぶ姿を想像しながら自分で作りたいものを選び、自分の思ったように作ったプレゼントはとても気持ちが詰まっていて、見ている私まで温かい気持ちになりました。きっと年中児の気持ちも年長児に伝わると思います。

 

 いよいよ四月から年長児です。年中児の一年間は仲間と一緒にやりたいことを見つけて、たくさん挑戦してきました。年長児の一年も張り切っていろいろなことに挑戦し、自信をつけていってくれると信じています。楽しい気持ち、悲しい気持ち、怒った気持ち、嬉しい気持ちなどいろいろな気持ちを共有しながら楽しい年長児生活を過ごしてほしいと思います。

 

〔3月の保育の評価・反省〕

●年長児が三月でお別れすることを意識し『ありがとう』の気持ちを持ちながら、プレゼントを製作したり卒園式に参加したりしました。感謝を伝えると共に、年長児になることへの期待が一段と高まったように思います。

(上田 彩乃)

 
年少児
これからもみんなで

 子どもたちが大好きな絵本のひとつに『おおきくなるっていうことは』という絵本があります。『ようふくがちいさくなるってこと』『あんまりなかないってこと』など大きくなっていくことを一緒に考えられる絵本です。

 楽しい掛け合いの中でお話は進んで行くのですが子どもたちが、一番好きなところ、それは『じぶんよりちいさなひとがおおくなるってこと』『ちいさなひとにやさしくなれるってこと』というところです。もうすぐ年中児になることを意識し始めている子どもたちは、そのページをを嬉しそうに見ています。

 

 「赤ちゃんの時の服はね、入らないよ」「泣かないでお話することできるようになったよね」「新しい二歳さんが来たらままごと貸してあげるね」と自分たちが感じたことを話しながら見ていました。今まで年長児や年中児から優しくしてもらったこと、教えてもらったこと、助けてもらったことがたくさんあります。頑張って真似ているうちにできるようになったこともあります。異年齢がいつも一緒にいるからこその経験をたくさんしてきました。今度はそれを『じぶんよりちいさなひとに』してあげる番です。

 今までたくさん優しくしてくれた年長児へのお別れのプレゼントも準備しました。年少児の感謝の気持ちを込めて作りました。色々な思いを込めて作る姿にもこの一年間の心の成長を感じました。これからも明るく元気に力を合わせて進んで欲しいと思います。

 

〔3月の保育の評価・反省〕

●周りの子と一緒にお絵描きや折り紙を楽しむことが多くなりました。年長児や年中児の描き方や作り方を見て真似をしながら楽しんでいます。

●自分より小さな子に優しくしたり手伝ってあげることが多くなりました。

●身体の使い方が上手くなり運動遊びに意欲を持って取り組んでいます。

(宇都宮 美代子)

 
二歳児
憧れの年長児(以上児)

 卒園式が近づいた頃、朝から以上児室で遊んでいた子どもたちがいました。 ままごとコーナーでお料理する子、丸太によじ登ってゆっくり丸太渡りをする子、難しいパズルに挑戦する子、誰もが目をキラキラ輝かせてました。 私が出勤しロッカーに向かう途中で足を止めて見ていることにも気付かない程、夢中になっていたのです。

 丸太から降りた子が、ふっと肩の力を抜いて私に気づくと「俺、年長さんみたいだった?」と嬉しそうに聞いてきました。「うん、年長さんみたいにかっこよかった」と、私が言うと、「やったー。俺年長さん」と飛び跳ねて喜んでいました。すると、他で遊んでいた子どもたちも「私も年長さんみたい?」と次々と駆け寄ってきました。 進級し、以上児になるということは、今の二歳児にとっては『憧れの年長さん』に一歩近づくことのようです。

それほど大きい存在だった年長児にお手伝いしてもらいながら過ごした日々が嘘のように、今では自分で考えながら生活を送っています。

 

 大好きなどろんこ、シャボン玉、小麦粉粘土、雪遊びなど、興味を持ったことを思いっきり楽しんだ一年間でした。その毎日の生活の中で『失敗しても大丈夫』『みんなと一緒にいて楽しい』という気持ちが、少しずつ芽生え、それが年上の子への憧れになっています。これからも、思い切って新しいことに、どんどん挑戦していくことができるように見守り、時にはそっと背中を押していきたいと思います。

 

〔3月の保育の評価・反省〕

●久しぶりの散歩では、様々な発見がありました。子ども同士の関わりを見守ることで、「これ見て」「何かいるみたいだよ」と、ひとりの発見がみんなの発見になりました。

●子どもの声に耳を傾けてきたことで、子どもから「○○したい」ということが増えてきました。

(木村 愛子)

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