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むつみプラスone【2021年1月】

正しく恐れましょう!!

 新型コロナの感染は、拡大するばかりでいつ終息するのか先が見えない不安な状況が続いています。横手では市立大森病院、秋田市では市立秋田総合病院がクラスターとなり、湯沢市でも同じ職場の従業員さんたち(横手市民の方もおりました。)から多数発症した例もありました。いつ私たちが、当事者となってもおかしくない状況にあります。そんな中、複数の保護者、ご家族の方から当園の対応策についてご質問やご意見をいただきました。

 昨年の前半には、情報を発信していたのですが、最近は特に変更する点も見当たらなかったためお知らせしておりませんでした。ちょうどよい機会ですので、当園の対応策とその根拠についてお知らせしたいと思います。

 但し、新型コロナについては未解明な点も多くあり、ワクチンについてもどのような状況で接種できるかはっきりしておりませんので、当園の対応策は、これを書いている2021年1月27日現在で私どもが知ることのできることを根拠にしております。また、厚生労働省、文部科学省、内閣府、医師会等専門機関が公式に発表しているものを参考にし、私共の対応策の根拠としています。

Q1:他の園ではしているのに、なぜマスクをしていないのですか?

  送迎の時にマスクをしていない保護者の方がいるのですが…

Q2:保護者・家族がPCR検査の対象になったのですが、子どもを休ませなければ  なりませんか?

Q3:このような時期に外部との交流事業や行事をやるのはどうしてですか?

【マスクをしない理由】

 子どもたちが園内でマスクをしていないのは、

 ・2歳以下の子どもたちにとってマスクをすることは、危険である。

 ・子どもから子ども、子どもから大人の感染例は、ほとんどない。

 ・コロナによる休園をした園での保健所等の検証によると園内で感染が拡大した  事実はなくクラスター発生もほとんどない。(職員あるいは園児がコロナと診  断された施設(保育園)で濃厚接触者である園児、職員を対象に検査をした結果、  施設内での集団感染及び園児への施設内感染は認められませんでした。)

 ・国内外において子どもの感染者数は少ない。

 ・子どもは、感染しても無症状か軽症が圧倒的に多く、健康な子どもの重症例は  極めて少ない。・顔色やくちびるの色、表情の変化などが分からず体調異変への気づきが遅れ  る可能性がある。

 ・マスクをすることにより呼吸や心臓への負担が増したり嘔吐物による窒息の  リスクを高めたり、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクも高める。

 ・1日中マスクをすることにより、それ自体が不衛生になり、かぶれ等不要な  健康被害が出ることが予想される。

 職員がマスクをしていないのは(食べ物を扱う場合はマスクを着用しています)

 ・マスクをすることで職員の表情を子どもたちが理解できない。(目は口ほどに  ものを言いと言われ、生まれたての新生児も一番関心を持つのが相手の目で  あることは研究で明らかにされていますが、人との接触の経験の少ない子ど  もたちがマスクをした私どもの感情をくみ取ることは極めて困難なことと考  えます。)

 ・マスクをすることで口も含めた顔の表情や体全身を使った表現を子どもたち  が見て模倣することにより子どもたちの感性を高めたり、身体機能を発達さ  せる保育教育活動に支障が出る。

 ・園内での集団感染、施設内感染の事例は極めて少ない。

 ・園内で職員が接触するのは、特定されている方々のみである。

 ・職員自身(同居家族も含む)保育教育活動以外のところでは、検温、マスク着  用等感染防御を行い、感染していない状態を確保するよう努めている。

 園内で職員も子どももマスクをしなくてもよい環境を作っています。

 ・玄関の顔認証により無用の人の立ち入りをコントロールし、送迎時も園内へ  家族が、立ち入ることは最低限のものにしていただいています。

 ・入室前にサーマルAIにより検温しています。

 ・新型コロナウィルスの不活化に効果があるとされるオゾン発生器により24時  間ウィルスの侵入を防いでいます。(乳児保育園は保育室に24時間発生器を   設置、こども園は玄関ホールに発生器と移動式の発生器を設置しております。) ・保育時間中に定期的に手洗い、うがい、非接触型体温計による検温と換気を  し、食事前の手洗いの際は、次亜塩素酸水による手指の消毒を行っています。

 ・こども園の昼食、おやつは、密にならないよう人数制限をしています。

 ・室内、遊具等を定期的に消毒しています。

 ・子どもも職員も登園前、出勤前の健康観察、検温を義務化しており、体調の  すぐれない子ども、職員は園内にいません。

 子どもも職員も園外で普段、接触することのない方々と交流する場合には、マスクを着用して交流します。

 保護者の方が送迎の際には、国や県の感染対策により行動していただくことをお願いいたします。体質等によりマスクのできない方もおられるでしょうから園として送迎時等ご来園の際のマスク着用は、強制できないものと考えております。 マスクでは、完全にウィルスをブロックできません。

【PCR検査等と登園】

 ご家族の方が、濃厚接触者に認定され検査を受ける場合は、検査結果が陰性になるまで登園を自粛していただきたいと考えています。

 ご家族が濃厚接触者以外の関係者としての検査の場合は、登園自粛のお願いはいたしませんが、そのご家族の送迎はご遠慮ください。

 園児本人が濃厚接触者として検査対象になった場合は、検査結果が陰性であり、感染者と最後に濃厚接触してから2週間はお休みをお願いします。その場合、状況によっては、園内消毒等のため時間短縮又は休園の措置をとることもあります。

 園児本人・職員が、感染した場合は、県、市、保健所のご指導で休園、消毒等の措置をとることになります。

 今回お問い合わせいただいた件につきましては、休ませていただく必要はないと判断いたしました。

【交流事業等行事実施について】

 園外活動では、訪問先が、不特定多数の方が出入りする場所等であれば中止しました。行事についても参加人数の制限や事前の衛生処理等が可能であること等を考慮し、内容も精査して行うことにしております。これから年度末までに予定している行事は、今年度最後で最大の行事である発表会と卒園式、隣の横手支援学校や年長児の就学先である各小学校を訪問し交流することがあります。

 発表会につきましては、市民会館の協力もいただきながら最善の対策をとりながら実施する予定です。保護者の皆様ご家族の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。卒園式についても最善の方法を考え行う予定です。

 各学校訪問ですが、子どもたちも職員も全員マスクを着用し訪問いたします。検温や手指の消毒等はもちろん行いますし、帰園後のうがい手洗い健康観察も十分行います。私どもだけではなく訪問先の対応策もありますが、訪問先との信頼関係の下、実施する予定です。保護者の方が、どうしても不安で参加させたくないとお考えの場合は、事前にお申し出てください。園に残留させ園内で保育いたします。(その場合のお子さんの心のケアには保護者の皆様もご協力ください。)

 ※現時点での対応です。本誌が発行される段階で変更あるかもしれません。

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 私どもの中で、昨年から今年にかけてインフルエンザで欠席する子どもがいないねという話になりました。(減少したのではなく、いないのです。)

 そこでインフルエンザにはどれくらいかかっていたのか調べてみました。

 厚生労働省の資料では、例年の通常の季節性インフルエンザの感染者数は、国内で推定約1千万人、インフルエンザによる年間の死亡者数は、直接的間接的な超過死亡概念によると国内で約1万人と推計されています。

 実際、県内のインフルエンザによる休校(園)状況を調べたところ平成29年11月から30年3月に幼稚園保育園では、学級閉鎖6、学年閉鎖91、休園12園、小・中・高校・支援学校では、学級閉鎖338、学年閉鎖257、休校:小学校4校ありました。 予防接種も特効薬も治療法もある程度確立されているインフルエンザでこれだけのクラスター(施設内・学校内集団感染)が発生していたのです。

 今回の新型コロナでは、昨年度末から今年度にかけての全国一斉休校、その後の部分登校等の対策がされました。その後も感染拡大に伴い、対策されていますが、インフルエンザのような新型コロナのクラスターが発生した情報を私どもは知りません。少なくとも横手市内にはなかったと思います。そのような対策をしたからクラスターが無かったのか、対策しなくてもクラスターが無かったのではないか、事実その間休園しないで開園していた保育園では、クラスターどころか施設内感染者もありませんでした。もちろんこれだけみんなで気を使っているからこそ学校や園でクラスターが発生していないことも事実だと思います。

 ただ、感染率・クラスター発生率・重症化率の低いリスク(新型コロナ)に対して恐れ過ぎるということは、子どもたちの成長発達に今必要な保育教育を犠牲にしているということと考えます。(多くの場合、自分のところ(園・学校)からクラスターを出したと言われたくない、保護者や周りからの批判にさらされたくないという自己保身的な考えもあるように思えます。正直、私どももそういう考えを理解できないわけではありませんが、私どもは、このリスクに対して理論的、確率論的な査定をしっかりして子どもたちに必要な保育教育活動を自己保身より優先していきたいと考えてます。)

 私どもは、今、考えられる最善で最高の安全策を講じながら、感染予防の対応にのみとらわれずバランスの取れた対応を進めてまいります。今までわかっている科学的知見(知識)を援用したり、ほかの病気やけが等のリスクと比較したりしながら恐れ過ぎず、侮らず『正しく恐れて』保育教育を進めてまいりますので皆様のご理解とご協力をお願いします。

 

 新型コロナが、急に世界に出現し、瞬く間に世界を席巻してしまったこと(激動性:Ⅴ)、感染経路や感染予防など未解明なことが多いこと(不確実性:U)ウィルスの変異種がかなりの数に上ること(複雑性:C)国や地域によって多数の死者が出たり出なかったり、重症化になる人もいれば無症状の人もいるという科学的な知見も曖昧なことが多いこと(曖昧性:A)これ等のことは正に子どもたちが将来遭遇するといわれているVUCA世界の象徴的なものと思います。つまり科学技術、自然災害、テロ、移民、有害生物、疾病、経済問題等々我々が経験したことの無いような先が予測できないような世界を子どもたちは生き抜かなければならないと言われています。[OECD:Education2030]※興味のある方はネットで調べてみてください。

 ポストコロナのフロントランナーであるVUCA世界を生き抜く子どもたちの今何を育てるべきか?子どもたちの生涯にわたる基礎、土台をしっかりと築くための保育教育活動を進めていきたいと考えています。

社会福祉法人 睦福祉会

むつみ乳児保育園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)

むつみ幼保連携型認定こども園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-20
電話番号 / 0182-33-2777
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
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