『燃えるハート‼みんなの個性がかくれんぼ』をテーマに9/21・22の2日間
『むつみンピック2021』を横手体育館で行いました。
本来なら、23日の運動会のための予行練習をを行うはずだった日です。
2日間とも同じ種目で行いました。運動会のときに子ども達がご家族の前で行うはずだった(子ども達がご家族に見せたいと思った)種目です。本来、運動会では出番のなかった2歳児さんたちも体育館に行って競技に参加しました。
広い体育館で行うのは初めてだったのですが、子どもたち自身がやりたいと思って練習してきたことなので、子ども達がそれぞれの思いを持ちながら動いていました。
年長児のオープニングやグループ対抗リレーなどの競技も1日目より2日目には私たちが目を見張るほど見事にキレの良い動きだったり、ルールを理解して走ったりしていました。
当園の運動会は、ご承知のように元々「ガチンコ」勝負(真剣勝負)です。見せるためにやるダンスやマスゲーム等は一切やらないので、子ども達だけでも純粋に勝負を楽しむことができました。
どの競技も普段子どもたちが行っている運動あそびをもとにしています。そのため、ほとんどの子ども達が自分達の競技として納得しているので、その子なりに楽しむことができたように思います。
今回は特にその日ごとにグループ対抗の優勝チームに急遽、賞品(優勝チームの子ども達は、4種類のジュースから好きなものを1個選べる)を準備したこともあり、予想以上に盛り上がりました。
1日目にはなかったのですが、2日目には、優勝できなかったチームの子ども達が大泣きに泣いて悔しがっていました。誰がどう慰めてもなかなか泣き止むことがありませんでした。なかなか得難い経験だったと思います。
2日間、いわゆる無観客で子ども達の競技が行われたのですが、1日目、2日目と過ごし、本当なら3日目は、運動会本番でご家族とともに一喜一憂しながら勝負を楽しめたはずだったと思うと本当に残念でなりませんでした。
運動会ではなかったために、逆に子どもたちひとり一人の成長を見ることができたことと行事の在り方を考える良い機会となりました。
子ども達の競技に向かう姿に4月からの成長が確実に見られました。体の動きや身体の成長ばかりでなく、チームの仲間を思う言葉やチームの一員としての動き等によく見られました。また、私共にも観客がないということの余裕が見られたのも事実です。このことは、観客があろうがなかろうがそのことによって変わってはいけないことと考えるので、反省すべきことと思いました。
コロナについては、まだ不明な点が多く、特効薬もできていない状況では、私共がいくら環境を整え、注意を払い、基礎体力や食事により健康な体づくりをしても敵わないと運動会中止を判断しました。今後の予定は可能な限り中止することなく行いたいと考えています。ご理解ご協力くださいますようお願いします。
※今回の『むつみンピック』の動画を10月中旬頃に保護者の皆様限定(ID,パスワード指定)、期間限定でホームページ(インターネット)で公開する予定です。
詳しくは後日お知らせいたします。
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