8月のある日、事務室を出て以上児の保育室に行った時のことです。
「毎日暑くてまいっちゃうな」とついひとりごとが出てしまいました。
そしたらそれを聞いていた男の子が、「エンチョ!!、夏だから暑いのは当然でしょ」今さら何を言ってるのとあきれたかのように一言でバッサリ。「ハイその通りでした。すみません。」… 本当に我が園の子どもたちは、猛暑もものともせず、元気に遊びまわったり、通常の活動ができています。
コロナについては感染拡大防止のために急なお願いにもかかわらずお盆期間中ご協力いただき、ありがとうございました。また、毎日の送迎の際もご不自由をおかけしており皆様のご協力に感謝しております。
コロナは、どこで誰が感染したと言うレベルではなくなってきています。
症状の無い方もいますので、誰でもどこでもいつ感染してしまってもしようがないと思えるほどになってきています。
以前にお知らせしましたように園としては濃厚接触者の特定は、いたしませんし、できるだけ休園、クラス閉鎖はしない方針(保健所や横手市の強い指導がない限り)で、すすめていきたいと考えています。
但し、職員の感染状況によっては、給食の休止や保育時間短縮等の変則保育、最悪休園にご協力いただく時が来るかもしれません。その際にはご協力くださいますようお願いいたします。
そのような緊急事態にならない限り、私共は、コロナ前の通常の教育保育活動を進めてまいります。
もしかすると、毎日、誰かがコロナで休んでいるような状況になるかもしれませんが、コロナのせいで本来、子どもたちが今の時期に経験しなければならないことを経験できずに過ごしてしまうことは厳に避けなければならないと考えます。
そのためには、感染してもできるだけ拡大させないために日ごろの健康管理、健康観察を今以上にご協力くださいますようお願いいたします。
※同居家族が陽性者となり当園園児が濃厚接触者となった場合、陽性者と隔離できない場合は、陽性者の自宅療養期間が終了してからの登園となります。自宅待機期間の検温等、健康管理は厳重にお願いします。
9月19日予定の運動会は残念ですが、昨年同様、年少・年中・年長児のみの参加で行います。保護者の皆様の参加種目も考えております。
発表会・保育説明会・卒園式については制限なく実施したいと考えております。
また、保護者、ご家族の方の一日保育体験は実施してまいりますので、必ず一度は、どなたかが、体験くださいますようお願いします。
※以上、コロナ関連については、2022.8.29現在での判断です。
◎1+1=2? 先月号むつみプラスoneの続き
・お米もお酒もその単位は1合とか、1升とか言います。
1升は、10合です。
1合×10=10合=1升です。
ところが、お米1升とお酒1升では重さが違います。
容器が、紙袋とガラス瓶の違いだからではありません。
1×10=10
お米1合×10≠お酒1合×10
・水1ℓとお酒1ℓで2ℓの容器はいっぱいになります。
ところが、砂1ℓと石ころ1ℓで2ℓの箱はいっぱいになりません。
水1ℓ+水1ℓ=2ℓ
砂1ℓ+石ころ1ℓ≠2ℓ
1+1=2、1×10=10
当たり前でこれ以外の正解はないはずですが、前述したような例は、現実社会にはいくつもあります。保護者の皆様もご自身のお仕事や経験で知り得た同じような例がたくさんあると思います。
学びが主体的なものでなく受け身一方だけでは、教科書や手引きに載っている解答以外の正解を見つけることはできないと思います。
子どもたち自身がいろいろな体験、経験をすることによって初めて気が付き、学びにつながっていくのだと思います。そして得た、新たな発見や気付きを仲間と共有して、更に学び(あそび)を深めていく。
いまある「正解」に疑問を持ち、考え続けることのできる子どもたちを今、育てなければ、私たちの未来はないのではないかとさえ思ってしまいます。
昨年、中央教育審議会から「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~が答申されました。令和の日本型学校教育の姿として◎子どもの学び①個別最適な学び(個に応じた指導を子どもたちの視点から整理)②協働的な学び(ひとり一人の良い点や可能性を生かし、子ども同士、あるいは多様な他者と協働する)◎教職員の姿◎子どもの学びや教職員を支える環境について示されています。
Society5.0時代の到来と新型コロナ感染拡大など予測困難な時代を生き抜く子どもたちを育てようということと思います。
ただ、従来の「みんなで同じことを同じペースで同じようなやり方で、同年齢で同質性の高い学年学級編成で、出来合いの問いと答えを勉強する」システムに慣れ親しんできた学校や私達大人、同調圧力の強い地域性も考えると果たしてどこまでできるのか疑問に思ってしまい
社会福祉法人 睦福祉会
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
むつみ幼保連携型認定こども園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-20
電話番号 / 0182-33-2777
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)