むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみプラスワン【2023年8月】

 7月8日「正面玄関前にもう行列ができています。」ふるさと村のスタッフの方が開場前に教えてくれました。前日までに在園児の家族の皆さんの申し込みで300人は、超えるだろうとは思っていましたが、正直なところどれくらいの人たちが来てくださるか心配でした。

 開会までの間に続々と集まってきてくださいました。当日、会場で登録して参加くださったご家族(在園児以外)も多数いらっしゃいました。横手市以外のご家族もお越しくださり、秋田市からも県外からもいらしてくださいました。卒園したお子さんとそのご家族も多数いらしてくださいました。ふるさと村でイベントをするのを聞いたからと成人になった卒園児も家族で顔を見せに来てくれました。

 家族でお越しくださった方たちばかりでなく、子ども達だけで、それも卒園児だけではなくその仲間や友達を一緒に誘ってきてくれた子ども達も多数いて久々に会う顔に懐かしさと成長した姿にフェスティバルそっちのけで感激してしまいました。

 前日(7日)の夜、最終便の飛行機で横手に来て、当日の朝1時間足らずの打ち合わせで最初から最後までみんなを飽きさせることなく指導くださった居関先生には本当に感謝しています。私共も居関先生に任せていれば大丈夫と、運営側でありながら参加者としても楽しませていただきました。また、横手の未来を支える子ども達のためにボランティアで参加してくれたシャイニンガーも最初から最後まで息を切らすことなく頑張ってくれました。ふるさと村のスタッフの皆さんも当日の気温に合わせて参加していただいた皆さんの熱中症対策のために空調を調節してくださったり、音響やステージ裏の仕事を丁寧にしてくださり、フェスティバルが無事終了するのを支えてくださいました。何よりも周知期間が短かったのに多くの皆さんに参加いただき、開催中も積極的に参加、協力していただいたことに私共も大感激でした。

 70年という記念すべき年に多くの皆様のご協力を得てフェスティバルを無事終了できましたことに感謝いたします。

~~大型絵本を3冊もいただきました~~

 子ども達が大好きな絵本。みんなで見たり、読んだりするためにサイズの大きい大型絵本を園で準備しているのですが、最近、なかなか購入の機会がなく、新刊の大型絵本の蔵書を増やせずにいたところ、大型絵本3冊を第一生命労働組合様からご寄贈いただきました。これには、お勤めされている保護者の方々のご尽力があったからと思います。本当にありがとうございました。寄贈式当日の様子は、次号のむつみっこでお知らせします。

 寄贈いただいた大型絵本:『しっぽのはたらき(川田健:文 薮内正幸:絵 今泉義典:監修)』

 『はははのはなし(加古里子:絵と文)』『みんなうんち(五味太郎:絵と文)』

 

 

3月に当園を卒園し、4月に入学したお子さんが23名います。就学先は、全員、横手市内の小学校で市内全小学校14校のうち8小学校に入学しました。入学式は、今年度、コロナの影響で1校だけご案内をいただき、出席いたしました。

 毎年、6月から7月頃を目途に各校とも入学後の情報交換ということで授業参観と個別(?)の面談的なことができる場を設けていただいています。今年も同様にご案内いただいたのですが、同日同時刻に数校が重なり当方どもの予定を変更し、担任だけではなく手分けをして参加した日もあります。何れどの小学校にも失礼なく参加させていただきました。その感想ですが、新入生に対する対応の仕方が学校によって異なるのか、担任の先生によって異なるのかいささか疑問に思えるような事柄が出席させていただいた職員から報告されています。

 『幼保小架け橋期』とか『幼保小架け橋プログラム』が、昨年度から事業化されています。就学前施設は、就学に向けての『アプローチカリキュラム』、学校側では、入学後の『スタートカリキュラム』を作ることになっています。

 小学校入学も学区内の施設からだけではなく多様化している現状があります。

 当園の場合、今年度の入学は、8校だったので『アプローチカリキュラム』を最大8種類作らなければなりません。以前にもプラスoneで書きましたが「みんなで同じことを同じペースでやる」カリキュラムであれば、それは簡単に共通性を持たせられるものを作れるであろうことは想像つきます。

 主体的、対話的で深い学びを幼保小の共通理解としてカリキュラムの作成ができるなら子ども達にとっても私共にとってもストレスのないカリキュラムになると思います。

 情報交換会だけでの感想で当事者の皆さんからは異論があるかと思いますが、『みんなで同じことを、同じペースで、子どもたちに一斉に勉強させる』システムはどちらの学校も一緒に感じました。どこまでどのようにして子ども達を強制するのかは、担任の先生次第のようでした。

 担任の先生の口調、動作については驚く姿もあったようですが、「いろんな園から入学してきて、いろんな性格の子ども達をいかに早く小学校に慣れさせられるか、学校の授業をカリキュラム通り、予定通り順調に出来るか。」そのことに一生懸命なまじめな先生たちだと思い、感心いたしました。

 反面、若干、危惧されたのが、小学校の先生方の行う授業に何の疑問も持たず、「明日からそのような形で入学できるように準備させたい」ような趣旨で感想を述べた保育者がいたことです。いろんな考えがあって当然ですが、そのような意見を持たれる方々とも意見交換する場が必要かと思いました。

 『幼保小期の架け橋』の考え方を学習指導要領とともに考え、共通理解のもと『よこてっこの未来への架け橋』をかけられたら子ども達にとっても最高の虹の橋が架けられるのではないかと思います。皆さんのご意見ご要望をぜひ、お寄せください。

社会福祉法人 睦福祉会

むつみ乳児保育園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)

むつみ幼保連携型認定こども園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-20
電話番号 / 0182-33-2777
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
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