むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2024年1月の様子

らいおんグループ
楽しかったことを伝える

 発表会で、どんなことをしたいか、どんなところを見せたいかについて子どもたちと話をしました。最初は、「かっこいい姿を見せたい。歌を歌いたい」など色々な意見が出ました。その時に、どのようなかっこいい姿を見せたいのか、らいおんグループのみんなは何を見てもらいたいかと伝えました。すると、子どもたちの意見が変わってきました。

 

 その後の話し合いで年長児が「みんなで、できるようになったことを見せたらいいんじゃない?発表会に出ることが初めての二歳さんは、緊張するかもしれない。年少児さんも一人で話をすることは不安かもしれない」との意見が出ました。するとまわりのみんなも考え始めました。ある子から「年長さんとか年中さんが一緒に話をしてあげたらいいんじゃない?」との意見に、ペアを作って発表するということになりました。「一列に並ぶ時は年長、年中児の間に二歳と年少が並ぶといいのではないか」「指先と背筋を伸ばして立つとかっこいいのではないか」などの意見が出たり、さらにかっこいい姿を教えるために見本もみせてくれました。たくさんの意見には、年下の子の気持ちを考えてくれる以上児の優しい気持ちがあふれていて、年長児がいつも以上に頼もしく見えました。

 それからは見せたいところや、自分のやりたいことが少しずつ分かってきました。年長児と年中児のリードがあることで、年少児や2歳児も安心して発表会に出ることを楽しみにしています。子どもたちの素敵な笑顔が溢れる最高の発表会を、楽しみにしていてください。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 防寒着を着る時、足カバーや手袋の付け方を保育教諭と一緒に確認しながら進めることで、年下の子を手伝ったり、自分でも確認できるようになりました。

(伊藤 紀子)

 
さめグループ
コマ回し名人

 年長児の子どもたちが集まり、コマ回しが始まりました。さすが、経験のある年長児です。紐の巻き方や回し方が上手で、あっという間に紐を巻き、コマを回していきます。

 その様子を見て、興味を持ったのが年中児です。年長児がやるのを見よう見まねでやってみますが、上手く回りません。すると、年長児が「紐は引っ張りながら」「ここを持って」と見本を見せてくれました。年中児の子どもたちは、年長児の手元を見ながら一生懸命に覚えようとします。それから、『やってみる』『うまくいなかない』『みる』『やってみる』が続いていきます。時々年長児からのアドバイスが入りますが、お互いに教えすぎたり、やってもらおうとしたりすることはほとんどありませんでした。

 

 そんな年長児と年中児の様子を見て、年少児と二歳児も興味を持ち始めました。まだ、紐を使ってコマを回すのはできませんが、年長児と年中児のやりとりを側で見ていたり、手で回せる小さなコマを手に取り一緒に回してみたり、グループの中でコマへの興味が広がってきました。『コマ』をきっかけに年長児から年中児へ、さらに年少児、二歳児へとつながりが強まっていくのを感じました。

 年中児の子たちは紐の巻き方が少しずつわかってきたようです。まだまだ年長児にはかないませんが、『年長さんみたいに』という目標ができた子もいるのではないかなと思います。

 日常の些細なできごとや遊びの中にあるものがグループの年長児から受け継がれ、さらにそのグループに浸透していき、仲間とのつながりができていくのだなと実感したできごとでした。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 運動遊びをしました。年長児に見本をしてもらったり、みんなでハイタッチしながら行いました。一緒にやることで目標ができたり、楽しみながらやることに繋がりました。

(山内 麻知子)

 
さくらグループ
雪遊びをする前に…

 暖冬でなかなか積もらなかった雪がやっと積もった日のことです。

 年長児の子どもたちが「今日は雪遊びできるね」と外を見て、わくわくしながら会話をしていました。さくらグループのみんなで集まると「雪遊び!」「今日は雪遊びでしょ」と、目を輝かせて話をする子が多く、活動がすぐに決まりました。

 

 準備を始めた部屋で私が「二歳児さんの準備を手伝ってくれる人はいないかなあ…」とぼそっと言うと、準備をしようと誰よりも早く玄関に飛び出して行った年長児でしたが、「そうだった」と言い全員が戻ってきました。そして、二歳児の子どもたちに「まずは靴下履こうね」「玄関で防寒着に着替えようね」と優しく声をかけたり、手を引いて一緒に移動してくれたりしていました。そんな年長児の姿を見た年中児や年少児の子どもたちも、二歳児の子どもたちを気にかけ、手伝ってくれたり、声をかけたりしてくれました。

準備を進めていく中で、さらに手袋をが上手くできない、ファスナーが難しい等、子どもによっていろいろとありましたが、それもみんなで助け合いながら準備をする姿がありました。

 さくらグループとして一緒に生活をしていくことで、年齢を越えた新しい仲間関係ができたり、年下の子のお世話をしようとしたり、困ったことがあったら助け合おうとあちらこちらで自然にやっている姿が見られるようになってきました。今回はそんなさくらグループの心の成長が具体的に見え、心も温かくなる出来事のひとつでした。

 みんなで準備を済ませた後は、もちろん待ちに待った雪遊びを存分に楽しみました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • いろいろな歌を歌いました。年長児の立ち方、歌い方等を見て一緒に歌うことで、声の出し方や歌い方が上手になってきました。

(築山 加奈)

社会福祉法人 睦福祉会

むつみ乳児保育園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)

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開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
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