むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2025年10月の様子

くもグループ
むつみのはたけどうする

 畑には、昨シーズンから畑に残っていて木のように大きくなった人参がありました。九月には畑に蒔こうと計画していましたが、なかなか実行できずにいました。木のように大きくなった人参を抜き取り、耕し、そして、十月七日に人参の種を蒔きました。

 昨シーズンから畑に残っていて、普通に考えたら時期的にはとても遅くなりました。そのため、育たないことも予想されます。それでも、 昨シーズンの取り組みを覚えていた子たちは「草を上にかけるよね」と言いながら枯れた草もかけてくれました。子どもたちには、不可能という文字はありません。「畑の人参や大根は美味しいんだよね」との会話も聞こえ、すでに収穫を楽しみにしているようでした。私もなんだか楽しみになってきました。

 

 それから一週間、枯草の下には人参の芽がびっしりと並んでいました。それを見つけた子どもたちは「出てきてるね」「良かったね」と言って小さな芽を嬉しそうに見ていました。種を蒔く為には土をやわらかくすることがわかり、鍬に興味を持って耕してみました。鍬の使い方や種を蒔く時期を知り、畑の道具にも興味を持ったようです。

 十月十五日、大根の種を蒔きました。「やりたい」と言っていた子たちは、やる気満々で気合が入っていました。蒔く時は、ペットボトルの底を使って付けた5個の小さな穴に、優しく一粒ずつ入れました。さらに、そっと土をかけました。私の不安な気持ちをよそに、子どもたちの気持ちは大いに膨らんでいます。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 園庭で意欲的に活動をしています、興味を持った子同士が集まり、一緒に楽しんでいます。特に、園庭にいる虫を探し捕まえ、虫かごに入れて観察した後は園庭に帰すことも忘れません。そんなルールもできています。

(上田 彩乃)

 
うみグループ
太鼓がしたい

 話し合いの中で「うみグループが好きなことって何だろう?」という話になりました。すると「歌うこと」「踊ること」「作ること」などが出てきました。「作ること」という言葉から色々な作りたいものが出てきました。その中の一つに「太鼓」がありました。そこから「太鼓を作りたい」と盛り上がり、早速太鼓作りが始まりました。

 段ボールで作りたいということで、自分の好きな大きさの段ボールを選んで組み立てます。「細長い棒がほしい」と探していてラップの芯を見つけると叩き始めました。「なまはげ太鼓だ!」「なまはげ太鼓って何?」「見て見たい」と盛り上がり、なまはげ太鼓の動画を調べてみました。動画では、なまはげたちが大小さまざまな和太鼓を演奏していました。力強く演奏するなまはげたちに「かっこいい」と感じた子たちは「こうしてたよね」と太鼓の縁を叩いてみたり、バチを構えてポーズしたりとすぐに動きを真似ていました。強く叩きすぎると太鼓がつぶれてしまうというトラブルも出てきていて、どうしたらつぶれない太鼓になるか、試行錯誤しながら、作っています。

 

 思い思いに太鼓を叩いていくうちに何かの曲に合わせて叩いてみたいとリクエストがありダンスで踊った曲などに合わせてみました。太鼓の近くで踊り出したり、それを見て「太鼓を叩かない人たちは踊るのもいいね」「ミッキーの曲だったら一緒にできるんじゃない?」とさらに盛り上がりました。太鼓とダンス、お互いに見せ合うことで、より楽しさが増しているようでした。それぞれ好きなことや楽しいと思うことは違ってもみんなが一つになって楽しく嬉しい時間になりました。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • グループでの話し合いや振り返りでは、やりたいことや楽しかったことをみんなの前で発表しようとする子が増えてきました。

(和賀 和香菜)

 
ながれぼしグループ
お祭りブーム 再来

 週明け、グループで集まったときのことです。「お休みのときにお祭りに行ってきた」「私も行ったよ」「○○さんと会ったんだ」と、お祭りに行って楽しかった話が盛り上がりました。そこで、ある子が「お祭りやりたい」と言うと「私もやりたい」「いいね、やろうよ」と一気に話がまとまりました。前年度のほしグループでも楽しんだお祭りの再ブームが訪れました。

 お祭りで何をやってみたいのか聞くと、りんご飴、チョコバナナ、かきごおり、ラーメンなど、やってみたいことが沢山出てきました。早速、製作が始まりました。「前はこうやって作ってたよね」と、以前作ったことを思い出して、必要な材料や作り方を考える子もいました。実際に作り始めると「何か丸まらないなあ」「ここどうやったらいいかな」と試行錯誤しながら進めていました。お店の物ができると「お財布も欲しいよね」「お金も必要だ」とお祭りに必要な物を考えていました。以上児の姿を見て、二歳児の子も「やってみたい」「お財布作る」と興味をもって楽しんでいました。

 

 お店の物、お財布やお金が準備ができると、いよいよお祭りの始まりです。自分で作った財布を持ち「これください」「いっぱい買っちゃった」と嬉しそうに買い物を楽しんでいました。お店の方も「もう、なくなっちゃった」と売り切れが出るほど大忙しでした。お祭り後、「お祭りしてない間はどうする?」「看板を作ったらいいかも?」と遊ぶときの約束も決まっていきました。これからさらにお祭りがどうなっていくのか、楽しみです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 活動の話し合いで出てきた「やってみたいこと」を数人で一緒に楽しむ姿が増えてきました。『一緒に』やりたいことが見つかってきています。

(佐々木 理乃)

社会福祉法人 睦福祉会

むつみ乳児保育園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)

むつみ幼保連携型認定こども園
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開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
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