

パンおいしいね

子ども達は絵本が大好きです。いつでもどこでも絵本の時間を設けています。個人が見たり、みんなで見たりその時によって違います。活動と活動の合間にみんなで見る時もあり、私たちが絵本を抱えているのに気が付くと、いつも笑顔で駆け寄ってきます。子どもたちの中には、好きな絵本が決まっているようです。『これ読んで』といつもリクエストを受けていますす。
保育室には子どもたちが手の届くところに常に絵本が置いてあるので、いつでも読むことができます。自分で選んだものを、一人で楽しむことも増えてきました。そんなある日、室内で過ごしている日の出来事です。
ダンスや雲梯等好きな遊びをしている中、棚から絵本を取り出して読んでいる子がいました。いつもは、ダンスや雲梯にノリノリな子が集中してみていたので何を見ているか気になりました。そっと邪魔しないようにのぞいてみると、パンの絵本です。『はんぶんこ』『ぽんちんぱん』という他の子達にも人気のある絵本でした。
一ページずつめくっていた手が途中で止まり、パンをじっと見つめていました。そしておもむろに手でつまんで「あーむ」と口に運びました。隣で別の絵本を読んでいる子がその声に『ハッ』として、その子のパンを食べる様子を見て、さらに絵本も覗き込みました。するとその声の理由が分かったのか、納得したように二人で笑い合いました。そこはまるで『おいしい』においに包まれているようでした。
一人で見ていた絵本でしたが、お互いが知っている内容だったので喜びを共有することができたようです。これも絵本の素敵な魔法です。
〔今月の保育の評価・反省〕
園庭で誘導ロープを握って歩いたり、かけっこをしたりして体を動かすことで、丸太の上に置いてある葉っぱや小枝をなどを見つけ、二、三人のごっこ遊びに発展しました。
後藤 和笑

はじめての

まだかなと待っていた、雪がやっと降り始めました。雪遊びをしたい子どもたちは窓から見える雪を「あめ!」と言いながら見ています。初雪が降った次の日、残念ながら園庭の雪は溶けてなくなってしまいました。そこで、部屋の中でタライに入れて触ることにしました。
私がタライを持って来ると、何があるのか興味津々で近づきます。そして、タライの中を覗くとパッと表情が変わります。外にある雪が、その中に入っていたからです。さっそくタライに手を入れ雪を触ると「つめたい!」と手から雪を落としますが、また握ります。子どもたちの「つめたいよー」という声とは裏腹に、一人ひとりの目は今年『はじめて』触る雪にくぎ付けで興奮がおさまらないようです。丸めてみたり、タライの中でくるくると雪を触ってみたり自由に雪の感触を確かめているようでした。
さらに、手で持っては子どもたち同士で見せ合っていました。私が、頬に雪をつけたのを真似して、自分のほっぺにつけて「(つめ)ったい!」とさらに興奮の波が押し寄せていました。
子どもたちは毎日いろんな『はじめて』と出会います。さらに日々話せる言葉も多くなり、表情も豊かになってきました。 その一瞬一瞬を一緒に過ごして、喜怒哀楽を共有できることがとても嬉しいです。
本格的な冬がすぐそこまで来ました。真っ白になった園庭で初めて遊ぶ子はきっと戸惑うかもしれません。わたしたちいは、それさえも楽しんで一緒に活動しながら遊びたいと思います。 ●子どもたちの自分での気持ちに寄り添い、上手くいかない際も一緒に行うことで、納得して取り組めました。
〔今月の保育の評価・反省〕
自分の言葉で伝えようとしている時に待つことで、少しずつ自分たちの言葉で話そうとすることが増えました。
岡本 亜優真
社会福祉法人 睦福祉会
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-27
電話番号 / 0182-38-8020
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)
むつみ幼保連携型認定こども園
住所 / 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字仁坂105-20
電話番号 / 0182-33-2777
開所時間 / 7時~19時(延長保育時間を含む)








