『38度⁈、39度⁉です。』「様子を見てご家族に知らせて」『いえ、子どもではありません。最高気温です。』
連日、最高気温が、体温よりも高い猛暑日が続いています。夏の過ごし方ということで先月号のむつみっこで当園の暑さ対策をお伝えしましたが、想定外の猛暑の日が続く毎日です。それでも当園の子ども達は、熱中症気味で体調を崩す子もなく、毎日、元気に活動しています。汗をたくさんかけて汗腺が間違いなく発達してきているのをどの子にも確認できます。
35℃を超えるような気温の下では、汗をかくだけでは熱中症の予防はできません。能動汗腺が間違いなく出来上がってきていても、35℃を超えるような状況では汗腺機能だけでは対応できません。乳児保育園の子ども達もこども園の子ども達も体温調節機能は、未熟ですから周りの大人、私共保育者が細心の注意を払わなければなりません。私どもも、4月から行っていた毎日の活動の順番を比較的涼しいうちに園外活動を行い、園外活動は避けたほうが良い時間帯は、園内での活動に変えたり、活動自体を見直したり、給食の塩分濃度を若干高めにしたり、まほうの水を飲む間隔を考慮したりしています。
無論、子ども達一人ひとりの健康管理にもできるだけ万全の体制をして行っています。乳児保育園の子ども達は、こども園の子ども達よりも敏感に気温変化に反応します。又、こども園の子ども達より自分自身の不調を伝えることができません。その為、こども園よりも保護者の皆様に対する連絡が細かくなってしまいその対応にご迷惑をおかけしているかもしれません。
両園とも、自宅での様子や服薬状況などをできるだけ詳しくお伝えいただきたいと思います。特に、休日での過ごし方や様子なども出来るだけお知らせいただきたいと思います。この暑さがいつまで続き、猛暑日もどれだけあるかも想像できませんが、子どもだけではなく保護者の皆様も私ども職員も元気にこの夏を乗り切るためにもいろいろな情報を共有していきたいと思いますのでご協力をお願いします。