むつみ乳児保育園  むつみ幼保連携型認定こども園
社会福祉法人 睦福祉会 むつみ乳児保育園&むつみ幼保連携型認定こども園
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むつみこども園の2024年8月の様子

にじグループ
花が咲いたよ

 暑い暑い毎日が続いています。

 そんな暑さの中でも子どもたちはとても元気です。水遊びや室内での運動遊び、園庭での活動など活動量も結構ありますが、水分補給を自分たちからできる子も多くなり「魔法の水を飲んだら元気が出るよ」が合言葉になっているにじグループです。

 

 以上児室で遊んでいた時のこと、「あ、朝顔咲いてるよ。」と大きな声でまわりの子に知らせてくれた子がいました。その声を聞いて子どもたちは窓辺に集まり、朝顔が咲いていることを確認してから「外に行って見よう」と花壇に向かいました。花壇には紫と白の朝顔が三個。綺麗に咲いていました。嬉しそうに朝顔を見上げ、「見て朝顔咲いてるよ。おいで」と年少児を誘う子もいました。まわりの子と一緒に花壇を見る子どもたちはとても嬉しそうでした。

 その日から子どもたちは、咲いた花の数を数える様になりました。毎日、花の観察をするうちに年長児が、蕾と終わった花の違いに気が付くようになりました。「これは明日咲くね。これは咲き終わったね」と年中児や年少児に知らせてくれるようになりました。

 特別保育期間が終わりみんなが元気に登園すると、今まで咲いていなかった赤の朝顔が咲いていました。綿花の花や向日葵も咲きました。コスモスも咲きそうです。園庭以外にも子どもたちの楽しみはまだまだ続きそうです。 登園や降園の時に、お家の方を誘って花壇の花を楽しむ姿を見て嬉しく思います。これからも子どもたちと一緒に花の成長を楽しみたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 楽しいことは一緒に楽しみ、困っている時には声をかけて助けて上げる姿も多くなってきています。

  • 水分補給をしっかり行い、給食もよく食べることで元気に過ごすことができました。

(宇都宮 美代子)

 
ほしグループ
久しぶりの園庭

 夏はプール遊びが大好きな子どもたちですが、「今日は園庭に行く?」と時々園庭が恋しくなるようです。少し涼しい日に園庭に行くことになりました。「みんな園庭に行くって」と、伝言ゲームのようにまわりの子に伝わっていき、久しぶりの園庭に心躍らせているようでした。

 雨が降ったあとだったこともあり、「カエルとかカタツムリとかいるかな?」と楽しみにして向かいました。園庭につくと、まずは大きな水たまりの中を探します。「あっ、アメンボ」「水の中にも何かいるよ」「これは、ゲンゴロウじゃない?」「あんまり手を入れると見えなくなるよ」と、やりとりをしながら観察をしていました。みんなの発見やこれなんだろう?の疑問には、年上の子や虫好きの子たちが色々なことを教えてくれる子どもたちの活躍の場になり、みんなで生き物への興味を高めています。

 

 その後も、「カナヘビいる」「このお花見たことないね」「大きいバッタだよ」と、誰かが何かを見つけると、「どうしたの?」とまわりの子が駆け付け、何度もあちらこちらに大きな輪ができていました。その中でひときわ大きな輪ができたのは、シャクトリムシを見つけたときです。そこに集まったみんなが、目をこらしながらその不思議な動きに魅了されていました。

 久しぶりだったこともあり、ひとつひとつの発見をみんなで共有し合いながら楽しんだ時間になりました。自然にグループの中での関係性も一段高まってきたようです。

 季節が変わる園庭には、沢山の楽しみの他に、子どもたち同士を結び付けてくれる魔法も隠されているようです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 水分補給を十分にし、リレーや運動遊び、水遊び等で、身体を沢山動かして活動することができました。

(佐々木 理乃)

 
つきグループ
「いいぞ、つきー!」

 グループ対抗で、走ったりクマさんハイハイをしたりするなど、いろいろなリレーを楽しんでいます。そんな子どもたちの様子を紹介します。

 むつみのリレーでは、バトンの受け渡しの代わりに「いえーい」とタッチをする時もあります。つきグループは、自分が走る番になると両手をパッと開いて待ちます。元気よくタッチをしたらスタートです。自分に向かって走ってくる子を真剣に見つめる表情や、いつでもスタートできるぞという姿勢から強いやる気が伝わってきます。しかし、年中児や年長児が年少児や二歳児の子にタッチする際には、スピードを加減し目線を合わせたり優しくタッチをしたりするなど相手に合わせて接してくれています。

 

 また、玉を持ってフラフープからフラフープへ移動する玉運びリレーをしていた時のことです。私はスタート位置とは反対側で、子どもたちに玉の運び方を伝えていました。すると、つきグループの列から声が聞こえてきました。耳を傾けてみると「いいぞ、つきー!いいぞ、つきー!」と年中児がリズムよくかけ声を出していました。その楽しそうな姿を見て、近くに並んでいた子どもたちも一緒にかけ声を始めました。そして最後には、つきグループ全体から「いいぞ、つきー!」のコールが聞こえてきました。子どもたちがいきいきとリレーを楽しんでいること、仲間同志が一体となり応援し合ってグループを盛り上げる様子に私の心も熱くなりました。

 もうすぐ運動会もやってきます。つきグループの仲間同士が応援し合うことで、さらに盛り上がっていきたいです。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 同じグループの仲間が分かり、集まったり並んだりする時に教え合う様子が増えてきています。

(和賀 和香菜)






むつみ乳児保育園の2024年8月の様子

乳児
お水はどんな感触?

 

 夏本番を迎えましたが、子どもたちは暑さに負けず元気に水遊びをしています。水遊びの準備が始まると早く遊びたそうにプールバックを探したり指をさしたりしています。子どもたちは渚プールで遊ぶ子とタライで遊ぶ子に分かれて活動しています。

 渚プールには自分で斜面を上って入ります。力強く蹴って這い這いで折り返し地点まで上っていくと、慎重に身体を後ろ向きに変えて下ります。渚プールに入ると最初は手や足を入れて様子を見ていました。ところが、自分の身体に水しぶきがかかると『楽しい』という気持ちに変わり、更に水面を叩いたり足をバタバタさせたりしていました。水しぶきが顔や身体にかかるのも平気で、身体全体から笑顔が溢れているようでした。

 

 タライで遊ぶ子たちに、底に穴の開いたカップで上から水を流してみました。最初は『何だろう』と見ていのが、次第に興味を持ち、手を伸ばして水を触ろうとしたり受け取ったりします。すると今度はコップを持って水が流れ落ちる場所にコップを移動して水を入れている子がいました。コップに水が入った瞬間思わず『おー』と感激の一声が口をつき、それからは口を開けながら水が溜まっていくのを楽しんでいました。コップに水が入るとゆっくりタライの方へコップを傾けます。すると別の子がタライの中に水が跳ねることに興味を示しました。タライに顔を近づけてじっと見たり水面を触ってみたりと興味が連鎖して広がっていきました。 

 子どもたちは日々考えながら遊びを楽しんでいます。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 気温が高い日はこまめに水分補給をしたり汗をかいた際は着替えたりして過ごしました。

  • 一歳児と一緒に『あいうべ体操』をしたり手遊びをしたりしたことでまねて一緒にやるようになりました。

(菊地凜南)

 
一歳児
みんなと水遊び

 毎日気温が高くても、子どもたちは汗をかきながら水遊びや室内での運動遊びを楽しそうに行っています。

 七月末から始まった水遊びも、今ではダイナミックな遊びに変わってきました。水遊びが始まった日、初めての子はじっくり時間をかけて遊びの様子を見ていました。慣れてからは自分で渚プールに入り、足を上下にばたつかせて声を上げて楽しんでいます。それが一人から二人、三人と楽しさの輪が広がってみんなが笑顔になり楽しさを共有しています。「楽しいね」や「ばしゃばしゃ」と子どもたち同士で会話も弾んでいます。

 

 タライでの遊びもどんどん変化してきました。最初はカップに水を入れるだけのコップが、ジュースに見立てて飲む真似をしたり、コップをお盆の上にのせて運んでみたりとやり取り遊びに変わっています。そこで、絵の具を使った色水遊びも増やしてみました。 最初は絵の具の感触を手で実際に感じ、そこから伸ばしたり水に混ぜて色水にしてみたりと変化を楽しみながら遊びました。絵の具の色も少しずつ覚え「あか」や「あお」など色を確かめながら遊ぶ姿もありました。子どもたちのその姿から自分の楽しかったこと、発見したことを周りの子たちと共有できる力があることに驚きました。自分が楽しいと思ったから、同じように他の子にも楽しんでもらいたいと考えることができる一歳児が素敵です。

 これからも新しい発見や経験をたくさんしていき楽しさだけでなく、喜怒哀楽の気持ををみんなで共有していきたいと思います。

 

〔今月の保育の評価・反省〕

  • 気温が高い日が続いたので、汗をかいた時には着替えをしました。また時間ごとにこまめな水分補給を行い、熱中症対策に努めました。

(岡本 亜優真)






2024年9月の子どもたちに人気のレシピ

冷製米粉パスタ

 

材 料(子ども23人分)

・茹でたパスタ(米麺):300g 
  (冷水につけ水気を切って冷やしておく)
・鶏むね肉:50g 
  (塩ひとつまみ、本みりん小さじ1)
・トマト:50g 1㎝角切り
・トマト缶(カット):30g
・生バジル:3枚 みじん切り
・にんにく(みじん切り):小さじ1/3
・こめ油:大さじ2
・塩:3g

 

【作り方】

①耐熱のジップロックなどの袋に鶏むね肉、塩、みりんを入れ漬けて置く。
②①をそのまま茹でる。【園ではスチームコンベクションでスチームでボイルしています。】
③②に火が通ったら袋ごと水につけて冷やします。冷えたら手で裂きます。
④フライパンにこめ油(オリーブオイル可)とにんにくを入れて風味を付けます。
⑤④にトマトとトマト缶を入れて塩で塩分を調整します。
⑥最後にバジルを入れて1分加熱してソースの出来あがりです。

 

 

スペシャルランチ:世界の料理『タイ』

8月のスペシャルランチは、『タイ』のヴィーガン料理でした。パッタイ(米粉パスタ)、ヤムウンセン(春雨)、サテ(大豆ミート唐揚げ)、トムヤムクン(スープ)、甘長とうがらし、スイカでした。タイでは数十種類のとうがらしが使われるということで、菊地さんの畑でたくさん収穫した大きい甘長とうがらしも提供してみました。なんと、他の料理よりも気に入って何度もおかわりをする子がいました。タイの料理は、酸味の強いものが多いなと感じました。園では、酸味や塩分が控えめで素材の味が主ですが、大豆ミートも食べ慣れてきていてほぼ完食でした。






2024年9月の子どもたちに人気の乳児食レシピ

ガパオライス

 

■材料(子ども56人分):

ご飯:1合
押し麦:10g
豚ひき肉:100g
玉ねぎ:30g
ピーマン:10g
カラーピーマン:20g
にんにく:2g
生姜:3g
塩:一つまみ
ソース:小さじ2

 

【作り方】

①玄米に押し麦を入れて炊きます。
②フライパンで豚ひき肉、にんにく、生姜を炒めます。
③②に玉ねぎ、ピーマン、カラーピーマンを入れて炒めます。
④③にソースと塩で味を付け調えます。
⑤①に④をのせてできあがりです。

 


 

 

スペシャルランチ【世界の料理『タイ』】

 

8月の世界旅行は『タイ』で、メニューはパッタイ(パスタ)、ヤムウンセン(春雨)サテ(唐揚げ)、トムヤムクン(スープ)、スイカでした。タイの料理は酸味の強いものが多いなと思いました(園では酸味、塩分とも控えめです)。今回は、米麺パスタ、春雨と麺類がありましたが、子どもたちも上手にフォークを使い口に運ぶことが上手になりました。春雨もパスタも一緒にすくって、いっぱい食べる姿がとても可愛いなと思いました。






むつみプラスone【2024年8月】

 7月22日午後2時過ぎ、乳児保育園の園庭側テラス入り口に身長185㎝、肌の色が見たことのないような色、両手には鉄パイプを持ち、頭には、何本も茶色や黒の紐のような物をぶら下げ、片足は靴を履いたままの異形な男性が立っていました。

 不審者にも間違えられそうなこの人が、7月22日から25日、ご縁があり、私共が、横手にお招きしたガテラ・ルダシングワ・エマニュエルさんで、ご一緒におられたのが奥様のルダシングワ・真美さんでした。

 22日から25日の日程の詳しい打ち合わせをするには、にぎやかなこども園より乳児保育園が良いだろうということで、ガテラさんは右足が不自由なためできるだけ段差が無いよう園庭で車を降りていただき、冒頭のような状況になりました。

 肌の色が違ったのは、ガテラさんは、アフリカのルワンダという国の方で黒っぽい茶色、褐色という感じの方でした。

 両手に持っていた鉄パイプのような物は、松葉杖でした。ガテラさん本人が、鉄製のほうが重さがあってちょうど良いということで使っているそうです。

 頭についていた紐に見えたのは、紐ではなくてガテラさんの髪の毛でした。ガテラさんの髪の毛は、縮れ毛で最初だけ丸めると髪が伸びるにつれて自然に紐状になって一本一本丸められてまとまって長く伸びていき今の状態になったそうです。途中でちぎれることもあり、シャンプーするのは大変な作業だそうです。

 片足に靴を履いたままだったのは、右足がご不自由で義足、装具を着用しているため靴を脱ぐことができず、靴を履いたままでいなければならないのだそうです。

(さらに…)






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